皆さんこんばんは、地図子です!
今回は水窪川に引き続き、本田創さんの暗渠さんぽで歩いた場所を紹介します。
その名も・・・百々向川です!!
この川は板橋区赤塚、赤塚新町、成増を通って・・・
との前に、一体何て読む川やねん???って話ですよね。
当日本田さんからの解説があり、「ずずめきがわ」「すずめきがわ」と読むそうです。
途中の看板には「すずむきがわ」という表記もありました。
すずめではなく、川の流れを指す「どど」から来ているのが有力(「等々力」のような)という話を聞いて、地図子が密かに思い浮かべていたのは・・・
スタイリストの百々(どど)千晴さんです。
地図子はセブンルールで拝見したことがあり、そのときはお仕事に厳しい方なのかな〜と勝手に思っていました。
そしたら友人が最近「ドドチャンネル」にハマっていると話していて、「ドド?なんか聞いたことあるな・・・」
あ、セブンルールの「百々」さんではないかっ!
と「ドドチャンネル」を観てみたところ、とてもファンキーな方でした。
ルームツアー(しかも人んちの)をやったりK-Popを踊ったりしています。
そんなわけでかなり脱線しましたが、この百々向川もファンキーに違いない。
白子川の支流の暗渠である百々向川を10枚の写真でご紹介します。
れっつごー!
- 1. ファンキー暗渠のささやかな始まり
- 2. 「僕はコロナ収束の神になるっ!」
- 3. 暗渠なのにアップダウンファンクPart 1
- 4. 側溝のトラップ
- 5. 暗渠様も西友がお好き
- 6. 暗渠なのにアップダウンファンクPart 2
- 7. 暗渠なのにアップダウンファンクPart 3
- 8. 人生の岐路
- 9. 暗渠を占有する誰か
- 10. そして旧白子川へ
1. ファンキー暗渠のささやかな始まり
そんなファンキー暗渠百々向川は光が丘公園の北東付近から始まります。
この写真の背後にも道路はあるのですが、ここは窪地にはなっていないようです。
地球の原理はどうしてここから窪み始めたのでしょうか。
どういう因果だか、ここから小さいマンホールに雑草と、暗渠感が始まるのです。
2. 「僕はコロナ収束の神になるっ!」
さっきの細道から、少し緑道らしくなってきました。
緑道に鎮座しているのが、2人の少年の像です。
杉並区でいう金太郎の車止めのようなもの?そういえば神田川にもいたような!
こちらの少年は陽キャなのか、裸で元気に万歳をしています。
去年はマスクをしていたという噂ですが、今年はより本格的な数珠にシフトしました。
百々向川の中心で、全人類のためにコロナ収束を祈願してくれています。
そして彼の背後に実はもう1人裸の少年がいます。
こちらは隠キャなのか、冷静な睨み具合で陽キャの彼を撃ち落とす勢いです。
裸の少年たちにどんな想いが込められているのか・・・知る由もありません。
3. 暗渠なのにアップダウンファンクPart 1
百々向川はここまで普通の暗渠なのかと思いきや・・・
ここに来てアップタウンファンクならぬアップダウンファンクが始まります。
珍しく高低差が激しい暗渠さんぽでした。
暗渠を辿るためには歩道橋を渡らないといけません。
でもよく考えると、川沿いを歩くための歩道橋や暗渠から少しずれた歩道橋は見かけますが、暗渠に直接繋いでくれる歩道橋は豪華な気がします。
この歩道橋は暗渠上に架かる、現役の橋ですね。
4. 側溝のトラップ
とても川らしいカーブです。
側溝が残っていることで、お隣の駐車場の城のお堀のようになっています。
こんな側溝があったら酔っ払いは落ちるので、ガードレールの設置は懸命かと思います。
5. 暗渠様も西友がお好き
東武東上線成増駅に到着しましたが、西友に寄って買い物したいわけではありません。
百々向川は本来はこの西友を突っ切って流れていたそうです。
大雨が降ったら成増の西友が沈没したりするのでしょうか。
川が流れていたとはつゆ知らず、成増の皆さんはお買い物しているかと思います。
百々向川はこの後反対側の駐車場を通って流れていきます。
6. 暗渠なのにアップダウンファンクPart 2
暗渠さんぽではなく、スリバチ散歩なのではという光景が広がっていました。
百々向川ですが、歩道橋以外にも多くのアップダウンファンクが用意されています。
このスペースの反対側にも階段があるので、スリバチ地形のようです。
これは元々の川の高低差ではなく、川を横切る道路を造るときに盛り土をしたそうです。
川底にはカフェなどもあって、人工的な隠れ家スペースのようになっています。
7. 暗渠なのにアップダウンファンクPart 3
また暗渠とは思えないような階段です。
ここのカーブが美しくてつい写真に収めてしまいました。
元々川だったときもこのようにカーブしていたのでしょうか?蛇のようです。
8. 人生の岐路
こちらもまた川跡らしい風景が残されていました。
上の道と下の道でつい下を選んでしまう方は、暗渠と親和性が高いと思われます。
間にまたがる階段がチャームポイントです。
9. 暗渠を占有する誰か
今回はなんと百々向川の暗渠上に井戸ポンプが残されていました!
このエリアは先の白子が湧水が豊富なため、井戸ポンプは少なめです。
ですので、この日唯一の井戸ポンプ・・・!
だったのですが、こんな感じで被り物をしていたのでどのメーカーか確認できず。
チラッと青が見えたので、サンタイガーポンプかな・・・?
果たして水は出るのだろうか・・・・・?
持ち主の方がこのブログを見ていましたら、地図子までご一報ください。
10. そして旧白子川へ
最後に百々向川がどうなるかというと、旧白子川に流れ込みます。
現在の直線に整備された白子川はここから1ブロック西を流れています。
この日は旧白子川には水はなく、「はだしで入ってはいけない」という注意書きのみでした。
白子川ですが、さらに下流は昔と現在で流路が同じだそうです。
ですので、今の旧白子川の下流は白子川ではなく下赤塚田用水だと本田さんがおっしゃっていました。
書いておかないと忘れてしまいそうなので、ここに記しておきます。
今回の百々向川を歩く暗渠さんぽはここまでになります!
スタイリスト百々千晴さんのように、ファンキーな暗渠だったかと思います。
距離もそんなに長くはないので、軽いお散歩としてぴったりです♪
そして暗渠さんぽのおまけ・・・!
百々向川の後は少し埼玉県和光市に越境し、白子宿の湧水も見て回りました。
至る所に水が湧き出ていて、側溝や公園、工事現場にも流れていました。
本田創さんの暗渠さんぽはNHK文化センターと毎日文化センターで開かれています。
満席になりがちですが、こちらから情報を見れますよ!
特にNHK文化センターの方では、暗渠の他にも湧水・井戸・庚申塔・電柱・ネコなど、参加者が思い思いのものを探しながら歩いています♪
皆さんも百々向川で暗渠サインを見つけてみては?♡♡
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