ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

廃墟ガール&地図子がお散歩すると・・・? ー3 不要不急な路上観察編ー

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「不要不急」という言葉があります。
「不要不急な外出を〜」ならまだしも、「不要不急ではない」とか言い始めると、
二重否定となって、要する(急な)のかどうなのかよく分からなくなる言葉です。

 

物事を「不要不急」か否かで二分すると、地図子活動は「不要」「大体不急」です。
(たまにや暗渠が消え去りそうになって急ぎになる)
でも毎日必要で急なことをしていたら、きっと疲れちゃうでしょ?
「不要不急」の中に、日常の楽しみがあるのです。

 

そんな「不要不急」仲間であるヒヤパさん(id:hiyapa)と、
春麗かな暑いある日に廃墟&暗渠さんぽ第3弾をしてまいりました!!
今までのエントリーを振り返りますと・・・

 

chizuchizuko.hatenablog.com

chizuchizuko.hatenablog.com

 

第1弾、第2弾と比べて、ヒヤパさんの素敵なイラストがビズィーとなっております。
それもそのはず、私たちの「不要不急トーク」は回を増すごとに膨らみ、
このペースだと地球を爆破する勢いです。(第4弾はあの四角に収まるのだろうか)

 

不要不急かどうかで物事か二分される世の中ですが、
まだ平和だった春のあの日を思い出して、
道端に転がっている無意味なものたちを一緒に愛でる旅に参りましょう。
それではれっつごー!

 

 

ルートは暗渠

 

北千住、東武練馬〜西高島平と来て、今回のルートは・・・
中野富士見町新高円寺→高円寺→中野
と眩しいくらいのキラキラ中野区・杉並区ルート!!

 

というかこれだけ見ると、中野富士見町から中野へ北上したら瞬殺だったのに、
と思われるでしょうが、これぞ不要不急ルートです。
どうしてこうなったかというと、暗渠的に読み解くと・・・
小沢川→桃園川(一部)という暗渠マニアには嬉しいルートだったのでした。

 

小沢川についてはこの次のエントリーで詳しく紹介しますが、
杉並区の暗渠といえば!のあれを発見したり、
今回のルートを選ぶきっかけになった「X日後に廃墟になる家」を観察したり、
井戸と触れ合ったり、と濃密な時間を過ごしています。

 

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ヒヤパさんとご一緒しているからこそのレアショット。

 

桃園川については高円寺〜中野区間しか歩いていませんが、
ここの緑道は幅も広く、知る人ぞ知るソーシャルディスタンシング・ロードでした。

 

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杉並区と中野区の境界に感動。人はあまりいない。

 

 

 

ハイライトは廃墟

 

さて、暗渠ルートの中で私たちが探すハイライト。それこそが廃墟でございます。
ただ、東京の経済活動を支える住宅街、杉並区。廃墟を見つけるのが意外と難しい。


なぜかというと「廃墟になりそうな家」や「建て替え中の家」は多いのですが、
「今この瞬間廃墟(0日後に廃墟になる)な家」はかなり少ないように感じました。
おそらく廃墟には次の4つのエリアがあって、杉並区は廃墟ができにくいのかも。

 

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廃墟ありなし4つのエリアパターン
①高級住宅街として地価が上がり過ぎて廃墟が多いエリア(例:港区
②人が住みたがる住宅街で廃墟が少ないエリア(例:杉並区)
③郊外の住宅街で人工流出が激しいため廃墟が多いエリア(例:神栖市
④そもそも人口に合った数の建物しか建てられない廃墟が少ないエリア(例:鳥取市
※ただし、④の果てに色々な障壁を乗り越えて辿り着くアトラクション型廃墟もあり

 

**********

 

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それでもヒヤパさんのお目にかかると、廃墟が見つかるのです。

 

そんな中でも頑張って廃墟を探すヒヤパさんと地図子。
「あっ!」とヒヤパさん。
「最近発見した理論なんですけど、廃墟は駐車場の近くにあることが多いんですよ」
と新しい理論を教えてくださります。

 

どうしてかというと、本当は大きな土地を新しいマンションに建て替えたいのに、
廃墟が残っていることによって小さな土地しか現状空かず、
廃墟が壊されるまで駐車場として利益を上げることで間を持たせることが多いそう。

 

地図子が「そうか〜」と納得する間、
ヒヤパさんは駐車場の隣にある廃墟の写真を撮っていましたが、
そこに近所のご老人が通りかかります。
廃墟を写真に収めていることに対して言われるかなと思いきや、
ご老人はしゃがんで何かを拾いました。
ん?道端のゴミを拾っているのかな?えらいn・・・

 

ペッ!!
とご老人は道で拾った落ち葉をその廃墟に投げ込んだのです!!
そして颯爽と通り過ぎてしまいました。
ヒヤパさんの駐車場理論を聞いたばかりだったために、
どうしてもご老人が廃墟を潰してどでかいマンションを建てたい人にしか見えず・・・
廃墟の奥深い一面を垣間見た、杉並区での夢のような一コマでした。

 

廃墟について色々分析しながら歩くヒヤパさんのエントリーはこちらから⭐︎

  

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ちょうど2日前に死んだワニ。

 

 

 

見逃さざるべきはトマソン

 

廃墟も暗渠も不要不急には変わらないのですが、
今回のさんぽで最も不要不急度が高かったもの、それは超芸術トマソン
杉並区の暗渠沿いは、びっくりするほどトマソンが豊富でした。
何の役にも立っていないけれど、私たちにとってはその存在こそが極上の癒し。
そんなトマソンシリーズをお楽しみください。

 

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ヒヤパさん「一体何を塞いでいるのでしょう。どうやってできたのかな…」

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寝ぼけて開いたら大変すぎる、小沢川の高所ドア。

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「いまは、もう、のぼれない〜♪」な小沢川の階段。(古時計調で)

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廃墟トマソン。高円寺アパートの階段は侵入不可です。

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これはまだ名がないトマソンな気がする。水が出ない水飲み場

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もしかしたら廃墟?蔦に守られた、桃園川のラプンツェル風高所ドア。

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桃園川には橋の欄干が豊富。下に穴まで残っているけど水はもう流れない。

 

暗渠に廃墟にトマソンと、不要不急なもの、そして不要不急な会話で忙しかった、
廃墟&暗渠さんぽ@中野・高円寺エリアはここまでになります。
不要不急かどうかで二分される今だからこそ、
すべての不要不急な路上のものたちが愛おしい。
この自由なさんぽを一緒に楽しんでくれるヒヤパさんにも心から感謝です。

 

暗渠についてはこのエントリーだけでは書ききれないので、この後も続きます。
ヒヤパさんのエントリーと暗渠エントリーと合わせてお楽しみください。

 

皆さんも不要不急なものたちに、想いを馳せてみては?♡♡