皆さんこんばんは、地図子です!
そろそろ桜が咲き始める頃ですね。
今年はどこに桜を見に行こうかな〜と考えるこの時期が楽しくて仕方がないです。
さて、2022年冬の暗渠さんぽ、今回は田柄川を歩くです!
田柄川は前回の貫井川と同様、練馬区の暗渠です。
距離は約6.5kmほどあり、光が丘公園から東武練馬近くを通って石神井川に注ぎます。
すぐ北には田柄用水が造られていて、井戸ポンプがあるとかないとか・・・
気になったら歩いてみましょう!れっつごー!
光が丘公園と菓子処あかぎ
今回の田柄川を歩くのために、初めてとある終点に到着しました。
そこは都営大江戸線終点の光が丘駅です。
地下から上がるとすぐにたくさんの団地に囲まれて驚きます。
そこからさらに北に向かった、光が丘公園の南側が今回のスタート地点です。
本によるとこの辺りで田柄用水から分かれていたようですが、痕跡は見つかりません。
唯一水が確認できるのは、団地の敷地内にある秋の陽公園です。
水を汲み上げている場所があって、そこから公園内の流れがスタートしています。
井戸ポンプも似合いそうですが、残念ながらただの井戸です。
秋の陽公園の東の長屋門を抜けると・・・そこが田柄川緑道です。
最初はこの道でいいのかな?と回りをキョロキョロ見渡しましたが・・・
(何の?田柄川とは限らない)起点とは書いてくれていますし・・・
途中から変なスペースができたので、ここが田柄川だと確証しました。
そして変なスペースを掘り返して、川が復活しそうになっている区間も!
元々川だと知らないで住むと、かなり不思議な幅の道に思えるはずです。
そして今回の田柄川で一番に楽しみにしていたスポットへ!
菓子処あかぎ(C地点)で田柄川緑道の和菓子を買いました。
田柄川緑道のベンチでむしゃむしゃ食べたのですが、これのかぼちゃ味が美味です。
美味しいものに限って写真を撮り忘れる法則・・・
暗渠マニアにはたまらない暗渠スイーツをいただくことができました。
光が丘→東武練馬へ
田柄川には実に色々な方法で橋の名前が残っています。
こちらは水位状況のお知らせとともに柱型で記されていますし・・・
こちらは田柄川自体は絶賛大工事中ですが、右下には石碑が!
ギリギリ橋の名前の石碑は残すという執念が見られました。
光が丘から始まった旅ですが、駅と駅の間を歩いていたらあっという間に東武練馬へ。
東武練馬の近くにはこのように川を模したオブジェも置いてありました。
遠目から見ると練馬のサザエのようです。
環八を越えます。
歩道橋から見る暗渠というのは、川の形がくっきりと分かって好きです。
この辺りには・・・
遠くに猫。
そして私には全く動じない別の猫。
別のおじさんが近づいたときは1匹逃げたのに、私は空気のように扱われます。
この猫と逃げた猫2匹で、この後ラブラブなところを見せつけられました。
スーパー猫の日が終わっても、愛は終わらない。 #暗渠ネコ pic.twitter.com/70aeGsbeJ0
— 地図子 (@mapchizuko) 2022年2月23日
桜川を通って石神井川へ
そろそろゴールが近づいてきました。
と思ったらまた工事をしていて、川の上を歩けません。
城北中央公園で桜川緑道に名前が変わり、住所も桜川になりました。
桜川緑道をずっと歩いていくと、最後は石神井川の桜橋に出てきました。
残暑が残る中、石神井川を歩くでこの辺りをさまよったことを思い出します。
当時は城北中央公園も緑で溢れていたのですが、今回は冬で枯れていました。
そして桜橋から見た合流地点です。
こうやってみるとあの緑道とは思えないほど、大きな出口です。
気を抜いていると、カオナシのように食べられてしまいそう。
食べられたら秋の陽公園まで自力で逆流してみせます。(何の話?)
今回の田柄川を歩く、はここまでになります。
田柄川は練馬区をふらふら歩くのにちょうど良い距離の暗渠でした。
井戸ポンプは城北中央公園の2個始め、事前に調べていた公園には見つかりました。
ただ路地などでは見かけなかったので、練馬区の名探偵の皆さん、教えてください。
今回も本田創さんの『失われた川を歩く東京「暗渠」散歩』を参考にしております。
いつもありがとうございます。
皆さんも菓子処あかぎの和菓子を食べながら、田柄川を歩いてみては?♡♡