白子川を歩き切ります、地図子です!
前回はどんどん風景がワイルドになっていくと思ったら・・・
この後も白子川沿いは自然豊かなままなのでしょうか?
B地点の都県境からC地点の河口まで43,000歩の旅を続けます。れっつごー!
和光市白子に突入する
埼玉県和光市に入り、水源近くより緑が光ります。
よく見ると、白子川は東京都と埼玉県の境界線になっている区間が多くあります。
それにしても川沿いの歩道も未舗装になりました・・・このまま進めるのか?
川沿いの道を探して四苦八苦していると、通りかかった車の窓がウィーンと開きます。
「すみませーん、◯◯ってどこにありますか?」
地図子、残堀川を歩く -3/3 玉川上水から狭山池公園まで- のときと同様に、
初めて踏み入れた市でまた道を聞かれてしまいました。答えられずすみません・・・
こんなに迷っているのに迷子オーラが出ていない・・・逆に才能かもしれません。
車を見送り、橋に書かれている住所をよく見ると、
左側は練馬区土支田、右側は白子川と同じ名前の和光市白子になりました。
白子川最大の難所を歩く
白子川はここまでかなりの範囲で川沿いの道を歩くことができ、
川歩き初心者にはとても優しい川だったのですが、
この辺りで川沿いを歩くことが難しくなってきます。
白子川のことを思いながら、少し離れた笹目通りの歩道橋を渡ります。
地図を見ながら歩いていると、もしかしたらこの辺りは川沿いを歩けるのでは?
と思える小道を発見しましたが・・・(ルートには正しく反映されていません)
この旅最大の難所、崖現る。
地図に写っていた階段と小道は住宅街の中の完全な獣道でした。
それでも無事降りきって、水のせせらぎが見えるとやはり落ち着きます。
苦労して崖を越えるも、束の間でまた白子川から離れてしまいました。
今度は左岸を歩いているのですが、川に一番近い道の左側の斜面が・・・
崖の中を削り取って道を造ったかのようになっています。
崖の横を通っていると、なんと和光市にも「こしのはけ公園」が存在しました!
和光市は武蔵野台地の周縁部に位置するのでこのような高低差が見られます。
石原さとみさんの「Find My Tokyo」のCMでの放送されていましたが、
和光市には湧水が出る箇所が多く残っているそうです。
白子川の谷を進むと、久しぶりに商店が多い場所まで出てきました。
ここは川越街道で、東京都と埼玉県の境であることから東埼橋が架かっています。
東京都の中でも練馬区からようやく板橋区へバトンタッチします。
そういえば地図子は昔、ここのニトリで電子レンジを買ったのですが、
翌日使いたかったので自分で駅まで担ぎました・・・これが地獄。
重くて指がちぎれそうなことに加えて、ニトリから地下鉄成増駅までが登り坂です。
これは白子川が与えてくれた試練だったのですね・・・!
新河岸川に合流する
川越街道を越えると武蔵野台地は終わり、ここからは荒川に向けて平地になります。
東武東上線の下を真っ直ぐな白子川がくぐる姿は、
地図子、呑川を歩く -2/2 開渠地点から旧呑川河口まで- の風景のようです。
隣を成増北口商店街が通る姿はこの間の
地図子、石神井川を歩く -3/3 正久保通りから隅田川との合流地点まで-
の中板橋商店街を思い出しますね。
白子川は人工的な河道で低地をどんどん進んでいきます。
途中川の中に金魚が泳いでいたのですが、不思議な光景です。
そして家も今までの一軒家ではなく、高島平近辺のような団地に変わってきました。
都営三田線西高島平駅の横を通り過ぎると、遂にゴール地点に到着です!
この辺りはあまり人通りも多くなく、白子川は静かに新河岸川に合流していました。
住宅街から始まり、途中崖の間を通りましたが、今ではすっかり荒川の顔です。
今回の白子川を歩く、はここまでです!
白子川は全体を通して自然が多く、「自然に溶け込む流浪の民」という感じでした。
川沿いを歩ける区間が多いので初心者向けですが、
あまり駅の近くを通らないので、ご飯や飲み物は事前に買って行きましょう!
地図子の1日はここまでで43,000歩・・・ではなく、実は少しこの続きが・・・
是非お楽しみに!
皆さんも白子川を歩いて東京都と埼玉県の境界線を楽しんでみては?♡♡