毎日暑いですね、地図子です。
前回の 地図子、府中用水を歩く -1 取入口から市川緑道合流地点まで- に引き続き、今回も夏の府中用水を歩きます。
人口の用水路は複雑ですが、ゴール地点を見つけることができるのでしょうか?
ドキドキしながら、れっつごー!
市川緑道、開渠から暗渠へ
さあ、府中用水が市川緑道に合流したところが始まりです。
市川緑道は西府駅の崖下にあるのですが、お散歩に良いこんな雰囲気。
ディズニーシーのロストリバーデルタのような一角がありました。
ただし、喫煙スポットになっていて、緑道沿いにしては非常に煙たいです。
喫煙者に対してずっとしかめっ面をしている河童さんも発見。
いよいよ難しくなる府中用水。
新府中街道から水の流れが2本に分かれるのですが、開渠を追っていくと・・・
どうやらこちらは新田川緑道に通じるよう。
慌てて水は見当たらない、御狩場道沿いの第二都市遊歩道に移動します。
水の気配はあまり感じませんが、歩道が六畝川ぶりに水のデザインです。
立派な一軒家が多いですが、以前ここが川だったことは知られているのでしょうか・・・?
緑道の街、府中市
第二都市遊歩道はしばらくJR南武線と並行して流れます。
分倍河原駅の近くで京王線と直行!
今度京王線に乗ったときに、第二都市遊歩道が見えるか確認してみよう。
そのJR南武線と同じタイミングで南に90°曲がる手前で・・・!
多摩湖自転車道を彷彿させる、ものすごく真っ直ぐな道が交差します。
こちらは下河原緑道!府中市の緑道は沼ですね。
ここまで市川緑道、第二都市遊歩道と名前も変わり、新田川緑道まで登場し、「本当に地図子は府中用水を歩いているのか?」と思った皆さん。
地図子も全く同じことを不安に思っていました。
ただここで一つ朗報が!
ところどころに碑が置かれていたので確認すると・・・
流れは見えないけど、府中用水の跡だったという説明が残っていました!
これで第二都市遊歩道が府中用水の一部だったことに少しは自信が持てる!
・・・と思っていた矢先、あれ?
JR府中本町駅にぶち当たりました。
地図で見てみると、駅の東側に第一都市遊歩道があるし、南にも微かな流れが。
あーーーーー、どうすればいいんだ!!
ということで、南の矢崎町防災公園の囚われた井戸を見て、この日は一旦終了です。
府中本町から迷路を経て多摩川へ
でも地図子、ここでめげません!
暗渠の本田創さんからアドバイスをいただき、別日に南の微かな流れの探索を開始!
中央自動車道までは暗渠が続いていて、この区間は妙観堀という名前だったよう。
中央自動車道を過ぎると、皆さん大好き某ビール工場が現れました。
この後一部開渠になったりするのですが、大丸街道との分岐でまた暗渠道に戻ります。
暗渠を辿っていたはずなのに(写真右)、別の暗渠(写真左)が出てきました。
これは府中市もうわけわかめです。
よく見ると合流地点にも碑が置いてあったので読んでみます。
新田川(府中用水の一流路)と妙観堀旧水路の合流地点
と書いてあったので、左が冒頭で迷った新田川、右が妙観堀と推測されます。
その先も右下から左上は明らかに暗渠なのですが、地図子が向かうのは右上です。
府中市、いったいどうなっているんだ。
向かうその先といえば・・・地図子が大好きな・・・
多摩川に到着です!
多摩川を歩いたときはよく分かっていませんでしたが、ここが府中用水が多摩川に戻る地点のようです。
多摩川を越境する南武線や反対岸の南多摩水再生センターがよく見える位置です。
府中用水を歩く、はここまでになります。
前半では近くの湧水も含め、実際に用水が田んぼに使われているところが見れました。
後半は緑道が迷路のようでしたが、ちゃんとゴール地点も分かって良かったです。
できればこの夏、もう少し用水路を巡ってみたいな〜暑い中回れるでしょうか。
皆さんも府中用水を造った人の努力と水のせせらぎを感じてみては?♡♡