皆さんこんばんは、地図子です。
ゴールデンウィークが終わってしまいましたね。
地図子は水曜日までお休みでしたが、平日2日働いたらもう週末なのは最高でした。
毎週週休5日でいいかな・・・
さて、今回は多摩川を歩くを続けます。
今回は桜を見た日野橋(E地点)から府中四谷橋(F地点)を目指します。
このお散歩もとうとう最後の四季である夏に入りつつありますね。
5月の初夏の雰囲気を味わいつつ、日焼けしないように気をつけながられっつごー!
国立市の崖線ワールドを歩く
さて、今回は立川市と日野市を結ぶ日野橋(D地点)からスタートです。
晴れの日に散歩するつもりでしたが、黄砂のせいかすっきりとした青空にはならず。
クリスマスのイルミネーションが綺麗なマンションを横目に、歩き始めます。
そういえば『ふと思い立って、プチ冒険』で追った「謎のタワー」が見えます。
広い範囲から見ることができるので、多摩川沿いでもどこまで見えるのか確認します。
しばらく多摩川が削った低地に造られた立川公園沿いを歩いていたのですが、多摩川サイクリングロードが大きく北にカーブします。
ここから国立市青柳に入り、ちょうど河原ではなく青柳崖線の上を歩くようです。
自転車の人たちが狭い橋を猛スピードで抜けていくのが怖いですが・・・
国立市の青柳崖線の上ですが、なんだか独特な雰囲気を醸し出しています。
まず一歩踏み入れると、こんな感じで森のよう。
祠も多くてミステリアスなのと、古い家が崖線の上や堤防の上まで建てられています。
崖線の上を陣取るのはさすが高級住宅街、国立市・・・とも思いますが、小屋みたいな家も多いです。
ミステリアスワールドを味わっていたところ、歴史スポットが!
府中用水取入口の看板が出てきました。
ちょうど国立市青柳(崖線上)と国立市泉(崖線下)のキワから多摩川が削った低地に水を流していたようです。
国立市で歴史を考えたらスーパー銭湯に入りたくなる
青柳崖線が多摩川と隣接している区間は短く、また河原に出てきました。
中央自動車道の手前には万願寺渡船場跡の看板が残っています。
元々は「石田の渡し」が使われていたようですが、徳川家康が甲州街道を築いたときに「万願寺の渡し」ができたようです。
1926年に日野橋ができるまで渡しが使われていたとのことで、どう船で渡っていたのか気になります。
この看板で気になったのが:
との出だしなのですが、日野市石田は分かるのですが、国立市にも・・・?
調べたところ、国立市石田は少し離れた矢川駅に小さく残るのみなのです。
この石田、元々は日野市の石田村の住民が左岸にも住んでいたようです。
しかし、1889年の町村制施行で谷保村に統合されてしまったとか。
そして元々石田だった北側は富士見台、南側は矢川になってここだけ残ったそうです。
府中用水や石田村が気になった方はこの辺りを散歩して、最後に国立温泉湯楽の里でお風呂に浸かることをオススメします。
府中市のかぜのみちを歩く
中央自動車道を越えてすぐに府中市に入ります。
多摩川は上流と比べると中流はほとんどサイクリングロードの看板ですが、府中市だけ独自の看板を多く設置しています。
反対岸では相変わらず謎のタワーがそびえ立っています。
そして何やら白い工場のような建物も!
これが多摩川と浅川の間にある浅川水再生センターです。
多摩川と浅川のデルタ上にあって行きづらいですが、根川桜並木が綺麗な場所です。
浅川水再生センターがデルタにあるということは、合流地点も見えるかも!?
今回の多摩川を歩くのゴールである府中四谷橋(E地点)を上がってみました。
左に謎のタワー、真ん中が浅川、右が多摩川の流れです。
浅川辺りはいつ来ても癒されますね〜♪
ちなみに謎のタワーは府中四谷橋を過ぎるとほぼ見えなくなるので、ここで見納めです。
今回の多摩川を歩く、はここまでになります!
夏の風景は癒されますが、それ以上に青柳崖線や渡しの歴史も面白かったです!
いつか青柳崖線を歩くや府中用水を歩くも試してみたいですね。
皆さんも多摩川と、国立市や府中市の歴史を楽しんでみませんか?♡♡
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