みなさんこんばんは、地図子です。
名古屋近郊の川を歩く回ですが、まだまだ続きます。
今回歩くのは愛知県日進市と名古屋市を流れる、天白川です!
暇を持て余した地図子がGoogle Mapを眺めていたところ・・・
名古屋近郊の川で唯一、Google Mapに源流がプロットされているのを発見!
どうやら名古屋商科大学のキャンパス内にあるようです。
川の水源がこんな近くにあるなんて、訪れないわけにはいかない!
ということで、2023年10月頃の気候が良い時期に回ってきました。
はたして本当に源流は見えるのでしょうか、れっつごー!
三ヶ峯上池を探索する
名古屋近郊で水源が見れるかもしれない!
とのことでウキウキな気分で出発した地図子です。
名古屋市地下鉄の鶴舞線に乗り続け、名鉄豊田線の米野木駅に初上陸しました。
米野木駅からバスに乗ると、バス停から水源までは徒歩1分とのこと!
そんなアクセスしやすい場所に、本当に水源はあるのでしょうか・・・?
名古屋商科大学に到着しました。
立派な門と広大な敷地に圧倒される地図子を横目に、バスは奥へ入っていきます。
源流はキャンパスの中にあるのでしょうか・・・?
キャンパス内を少し散策させてもらいましたが、ここには水路があるだけのようです。
地図子としては多摩美術大学に近接した、大栗川の水源を思い出していました。
大学と水源は、意外とよくあるコラボレーションのようです。
そして水源は実はキャンパス横の三ヶ峯上池という地名に当たるそう。
少し急ですが、窪地に降り立ってみます。
パイプから、どこからか滲み出てきた水が流れ出していました!
この日は水は溜まっているだけで、流れが続いているわけではありませんでした。
地図子にとってはこのまま窪地を歩けるので好都合です。
窪地は三ヶ峯交差点手前まで続いていました。
すぐ近くは大学ですが、自然を体感できる面白い経験でした。
ここから先は天白川沿いの道を進んでいきたいと思います。
豊かな緑を楽しむ
天白川の上流では、名古屋市では感じづらい自然を感じながら歩くことができます。
天白川の隣を歩けて、周りに緑が多いのは嬉しい。
水落という川に関係がありそうな地名を抜けながら進んでいきます。
春に歩いたら桜が綺麗なんだろうな〜という景色もちらほら。
この辺りで愛知用水と天白川がクロスしますが、写真を撮り忘れました・・・
もはや天白川について解説も何もないのですが、とにかく自然が豊か。
時期的に稲も育ってきて、心の中では「日本の川最高〜!」という気分です。
普段名古屋はコンクリートが多いので、とにかく緑で目の栄養を補給します。
天白川沿いに突如面白い形をした建物が現れました。
こちらは日進市立図書館だそうです。
2008年に岡田新一設計事務所により、この新館の形になったとのこと。
天白川の流れはもちろん一本ではありません。
岩崎川や折戸川と合流しながら蛇行していきます。
日進市と名古屋市の境界線を感じる
日進市ではこんな形で太陽の光や緑を味わいながら歩いていましたが・・・
名古屋市が近づくにつれて、徐々に川沿いの田畑がなくなっていきます。
天白川は同じように流れているのですが、宅地化の勢いは止まらないようです。
どんどん名古屋らしい風景になってきました。
名古屋ゴルフ倶楽部や荒池の方からの水の合流も続きます。
近くには名古屋市地下鉄鶴舞線終点の赤池駅もありますが、実はまだ日進市。
赤池は崖より水が湧き「閼迦水」(あかのみず)と称されたことが由来だそうです。
名古屋第二環状自動車道の下(B地点)に来ました。
この辺りから名古屋市に入るため、個人的にはここが名古屋市への扉な気がします。
この下を潜った先では、天白川はどんなふうに流れているのでしょう・・・?
・・・とここまでが天白川を歩くの前編になります。
日進市では水源地帯で大栗川、途中の川沿いの田畑では鶴見川を思い出しました。
上流の日進市と下流の名古屋市で風景も違いそうなので、続きも楽しみです。
おまけ:レトロでんしゃ館で名古屋市地下鉄を知る
せっかく赤池駅の近くまで来たので、川からは離れるのですが・・・
名古屋市交通局が運営しているレトロでんしゃ館まで来てみました。
市電の車両が展示されていたり、歴史について学んだりすることができます。
地図子的に一番楽しかったのが、名古屋市地下鉄のシミュレーションでした。
ちょうど子どもが少ない日だったので、大人気ない大人代表として遊びまくりです。
東山線を運転したら初回はランオーバーしまくって37点を叩き出しました。
その後84点になったので、地図子の地下鉄運転技術も少しは成長したことでしょう。
地下鉄の運転手気分を疑似で味わえるのは幸せなことです。
(地図子にとっても、乗客にとっても)
みなさんも天白川上流で自然を体感してみては?♡♡
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