皆さんこんばんは、地図子です。
地図子初個展まで1週間ちょっとになりました!
皆さんにお会いできるのをワクワク楽しみにしております。
1月24日ー26日はデザインフェスタギャラリー原宿West 1-Dへ是非♪
鶴見川42.5kmを歩く旅!
今回はJR横浜線鴨居駅近くの鴨池橋(C地点)から
東急田園都市線市が尾駅近くの厚木街道との交差(D地点)を目指します。
徐々に下流域から中流域の景色に変わっていくところをお楽しみください♪
貯水池の工夫 Part 1
今回のスタートは鴨池橋です。
ここも前回のゴールの段階では夕焼けによって富士山が浮かび上がりましたが、
今回のスタートはお昼時なので富士山を見ることはできませんでした。
ここから上流に向けてお散歩を開始!
鶴見川に合流する鴨居川を越えると、JR横浜線が並走する区間は終わりになります。
JR横浜線は中山駅方面へ真っ直ぐ西に進みますが、鶴見川は北の方が上流になります。
この辺りでは鶴見川の近くまで建物が迫っているかと思いきや、
すぐ隣にあったのは都筑水再生センター第2ポンプ施設でした。
この都筑水再生センターの敷地は広く、中原街道を越えても怪しい建物があります。
こちらは屋上部分が佐江戸おちあい公園になっていますが、
神田川の落合水再生センターのように下が処理場になっています。
高度処理水は矢上川に合流する江川に流しているそうです。
なぜここに都筑水再生センターが置かれているかというと、
鶴見川最大の支流である恩田川がここで合流するからです。
佐江戸おちあい公園で少し休憩して、鶴見川・恩田川の上流を想像するのも楽しい。
貯水池の工夫 Part 2
恩田川の合流地点を過ぎると水面と堤防の差が大きくなり、
ニュータウンの川のような風景に変わってきました。
鶴見川もこの辺りから中流域という雰囲気です。
佐江戸おちあい公園からすぐ、今度は横浜市交通局川和車両基地がありました。
横浜市営地下鉄の車両が休憩していて、鉄子ではなく地図子にも嬉しい光景!
そんな中、看板を読むと・・・
なんと車両基地の下も遊水池!
鶴見川多目的遊水池に次いで川沿いの住民を守ってくれています。
川和遊水池管理棟の建物には、なんとも可愛い鶴見川流域の地図が描かれていました。
鶴見川沿いでは一般的な公園以外にも車両基地という新たな形で、
洪水から周辺の住民を救う工夫が凝らされているのですね。
次に横浜市営地下鉄に乗る機会があれば、ありがたみを噛み締めたいです。
低地と高台の境目
ここまで鶴見川の周辺の住民を守る工夫を色々見てきましたが、
川和遊水池から厚木街道にかけても面白い景色が広がっています。
東京では見られず、神奈川の川という風景です・・・それがこちら:
川沿いは畑だらけですが、高台には家がびっしり並んでいます。
川沿いの低いところを歩いているのになんて見晴らしがいいんでしょう。
そういえばこの景色、読んだことある!・・・と思い出したのが:
デイリーポータルZさんの記事です。
ここは行政が意識的に残している市街化調整区域だそうで、
川沿いには電線どころか電柱も見当たりません。見晴らしが良いはずです。
宅地化されていてもこんな広い空の下歩けるのが、神奈川の川の醍醐味かも。
こうしている間に鶴見川は東急田園都市線と交差し、
今回のお散歩のゴールの厚木街道に到着です。
この辺りは東名高速道路の横浜青葉ICがあるので、高速道路もぐるぐる。
最寄りの市が尾駅から鶴見川方面を望むと、味わい深い坂になっていました。
鶴見川によって台地が削られたのを感じることができますね。
今回の鶴見川を歩く、はここまでになります。
東京の川は住宅が密集し、洪水対策が公園と水再生センターと似たりよったりですが、
神奈川の川はそれだけでなく、車両基地に市街化調整区域と色々な方法がありました。
この先の上流区域はどういう対策なのかも気になりますね。
皆さんも公園や車両基地、市街化調整区域と色々な工夫を体感してみては?♡♡