ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、大栗川を歩く -2 大栗川公園から水源まで-

もう梅雨のようですね、地図子です!
いつも5月といえば新緑を楽しんでいますが、今年の春はなかなか晴れないですね。
そんな中でも今回も引き続き大栗川を歩くを決行します!

 

前回は大栗川デルタPart 2がある大栗川公園(B地点)まで歩きます。
後半はここから、大栗川の水源域を目指します。
実は距離的に鶴見川の水源域にも近い・・・?
どんな感じか自分の目で確かめるためにれっつごー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去の川に想いを馳せる

 

大栗川公園を過ぎると、大栗川も上流の雰囲気が漂ってきます。
ずっと遊歩道があり、自然あふれるところが三沢川っぽくも恩田川っぽくもあります。
この遊歩道は由木緑道といい、八王子市に合併する前の村の名前が由来のようです。

 

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大栗川は丘陵と丘陵の間を大通りと一緒に流れます。
左岸には3つほど小さい沢からの流れもあり、水を集めています。
隣が大通りなところに平瀬川の雰囲気も感じつつ、周りには早渕川らしさも・・・
今までの川歩きの集大成のような川です。


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クライマックスは近い・・・!

 

クライマックスは突然に。
大栗川が地下に潜っていくのかな・・・と思ったものの、少し先まで行けそうです。
また旧流路の名残があり、大栗川の暴れっぷりを感じることができます。

 

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嫁入橋という個性的な名前の橋を発見します。
そこは谷戸入口交差点に近く、名前からして水源への旅が始まる予感がしています。
大栗川の水も地下に潜って行きそう・・・


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そしてこの御殿橋を目印に、ついに大栗川が3方向に分かれてしまいました。
人生の道が3つに分かれたとき、あなたはどの道を進みますか?
地図子が進むのは・・・すべての道です、というわけでれっつごー!

 

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3つの支流、あなたはどれを行く?

 

迷ったらすべてを突き進む地図子。
ということで、3つの流れを一番南側から順番に回っていきたいと思います。

 

No. 1:多摩美術大学(C地点)方面本流

 

まずは地図にも水色の線がかかれていて本流らしい南の流れを歩きます。
この支流は道路に巻きつくように流れて、高低差はほぼなく、水もありません。
通学橋など、生活に密着している雰囲気が一番ある流れです。

 

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最終的に・・・多摩美術大学(C地点)に辿り着きました。
多摩美術大学には上流端の看板が残されていたので、旅はここまでです。
その先はキャンパス内の駐車場が広がっていて、埋め立てられているようでした。

 

それにしても多摩美術大学のキャンパスって都心から本当に遠いんですね・・・
この自然の中で右脳を活性化させるのでしょうか?

 

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No. 2:諏訪神社方面(D地点)支流

 

足はだいぶ疲れていますが、引き返して次は真ん中の流れを歩きます。
ここからは高低差があり、水量がありスピードも速い流れです。

 

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諏訪神社以外は山の中の住宅、畑、トラック工場が建つばかりです。
普通の道路から見える流れはここが最後でしたが、谷戸の先にもっと流れがありそう。
東京とは思えないこの谷戸の風景で鶴見川恩田川を思い出しました。


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No. 3:山野美容芸術短期大学方面(E地点)支流

 

最後は一番北の流れを歩いていきます。
ここも高低差があるので、水が大量に力強く流れて行きます。
少し歩くとこれまた鶴見川を思い出すような水田の風景が広がっていました。
絹の道博物館の見た目からも、江戸時代にタイムスリップした気分が味わえます。

 

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そのままひたすら登りながら流れを追います。
流れは最後に二手に分かれて、さらなる山奥へと消えていってしまいました。
地図子が追うと行方不明になりそうなので、地図子は道に沿って歩いていきます。

 

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二手に分かれて終わりかなと思っていたのですが、トンネルの前に出てきました。
大栗川も三沢川同様、谷戸越えができそうです。
高低差としてはトンネルの先に流れがあってもおかしくないので通ります。
トンネルの中で歌声を響き渡らせていたら、運転する人に多分聞こえました。

 

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トンネルの先ではちょっと流れているところと、染みているところが!
この流れも大栗川の一部と言っていいのではないでしょうか。
ここから大栗川を通って、多摩川を通って、海まで流れ着くんですね。

 

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最後は東京環状沿いの山野美容芸術短期大学まで出てきました。
このキャンパスもなかなか都心から遠い場所にあること・・・!
大栗川は水源も川沿いも大学だらけですね。

 

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今回の大栗川を歩く、はここまでになります!
大栗川は「耳をすませば」や大学など、青春あふれる川でした。
春の谷戸風景も気持ちよく、最初から最後まで楽しむことができましたね。
次回は大栗川の支流である、あの川を遡りたいと思います・・・!

 

皆さんも大栗川沿いを歩いて、青春してみては?♡♡

 

 

 

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