皆さんこんばんは、地図子です。
最近は大栗川を歩いてきましたが、今日はその支流の乞田川を歩きます。
このお散歩自体は去年実施したのですが、やっとブログに書くことができました。
乞田川の方が大栗川より距離が短く、多摩市の中を約6.3km流れています。
多摩川桜百景スポットもあるので、大栗川よりお散歩しやすいかもしれません。
そんな乞田川を振り返るプチ冒険へ、れっつごー!
旧流路とキツツキ
乞田川のスタートは、大栗川と合流する大栗川デルタになります。
1年前のこの日は少し曇り気味。
大栗川デルタを出発すると、早速地形的に面白いスポットが!
みゆき川公園という公園が登場するのですが、みゆき川とは・・・?
この地域の方は乞田川を「みゆき川」と呼んでいたようです。
旧流路なのか、ここだけ崖もえぐられています。
みゆき川公園(名称の由来)
当公園の東縁には、昭和の半ばまで、乞田川が蛇行して通っており、かつてこの付近の人たちは、この辺りをみゆき川と呼んでいました。北東の岸は小高く、夏になると子供たちが淵に飛び込んで遊んでいたといいます。閑静で緑豊かな公園となった当地に、「みゆき川」の名前を冠し、かつての子供たちの思い出を残したいと思います。
乞田川の左岸には、「耳をすませば」のロケ地の桜ヶ丘が広がっています。
そして川沿いを歩いただけで、京王永山駅近くに辿り着きました。
聖蹟桜ヶ丘駅から直線で来ると桜ヶ丘のアップダウンを越えないといけません。
バスも通っていますが、徒歩なら乞田川沿いに移動するのが正解です。
乞田川の右岸では、なんと4つもの支流が合流します。
「こうやって水が集まって川になるのだな〜」と考えていると、目の前にキツツキが!
あっという間の出来事で、残念ながら写真に撮り損ねてしまいました。
人生で本当に大切な瞬間はカメラに収められないものです・・・
小田急線と京王線の狭間へ
乞田川は小田急多摩線と並行し、多摩センター駅に出てきました。
地図子は多摩センター駅にたくさん思い出があるのですが、成人式の直前に多摩センターのジョナサンで熱を出し、そのままインフルにかかり、成人式を欠席せざるを得なかったことが一番思い起こされますね・・・
そんな苦い思い出を塗り替えるべく、急に地図記号の説明板が現れました。
この辺りは 吉祥院 や 乞田川桜並木 など、桜の時期に来ても楽しいです。
お店も近く、桜を眺められるような遊歩道が続いています。
多摩センター駅を過ぎると、乞田川がカクッと南方面に折れていきます。
他の川に比べると、乞田川の旅はあっという間なのです・・・
鶴牧西公園で谷戸を楽しむ
乞田川は京王相模原線、小田急多摩線両方の下をくぐっていきます。
電車から注視すると、乞田川を越えるのを確認することができます。
そしてこの水路が乞田川の最上流の流れになります。
この先がどこにつながっているかというと・・・
B地点の鶴牧西公園に辿り着きました。
少し三沢川のときの若葉台公園を思い出す、ニュータウンのスリバチ公園です。
写真の右には、多摩川桜百景の多摩市鶴牧の枝垂れ桜が緑の状態で映っています。
谷戸ということで、水がありそうなところまで登ります。
ただ一番上まで登ると、そこには人工的な水の広場が残されていました。
谷戸であることを忘れてニュータウンであることを思い出す光景です。
自然らしさといえば、カエルがギコギコ鳴いておりました。
今回の乞田川を歩く、はここまでになります。
乞田川の水源は小田急多摩線唐木田駅へ徒歩5分という今までにない駅近です。
そして小田急線で永山のトンネルを越えると三沢川ゾーンに入るのも思い出深いです。
多摩地域のニュータウンは川や丘への挑戦をなくしては語れないですね。
おまけ:「耳をすませば」ロケ地を巡る
川歩きはここまでなのですが、せっかくなので最後に「耳をすませば」ロケ地へ!
あの有名な桜ヶ丘のラウンドアバウトを目指してみようと思います。
乞田川沿いを歩いているときに少し寄り道するのですが・・・
なんという高低差なのでしょう。
階段も地獄に落ちそうですし、少し行くと東京都は思えない谷戸が広がっています。
さらに一軒家だらけの住宅街を歩いていくと・・・
有名なラウンドアバウトに辿り着きました。
実際に歩いてみて分かることは、雫は相当な脚力の持ち主だということです。
そしてあそこで2人乗りをしている聖司くんに至っては化け物レベルの体力です。
普段平らな川沿いを歩いている地図子は疲れ果てました・・・雫に生まれ変われない。
そんなわけで大栗川・乞田川のプチ冒険は以上になります。
「耳をすませば」ファンはもちろん、谷戸ファンにも楽しい川だと思います。
ニュータウンの歴史に考えを巡らせながら回ってみることをオススメします。
皆さんも乞田川でふらっと短いプチ冒険をしてみては?♡♡
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