みなさんこんばんは、地図子です!
2024年1月もあっという間に終わりに近づき、明日地図子は一つ年を取りそうです!
これからの一年も、地図子ブログをよろしくお願いします。
今回のブログは名古屋市の山崎川を歩くの後半です!
前半では水源の平和公園から暗渠や開渠を経て、檀渓橋(F地点)まで来ました。
この後は河口に向かってどんな景色を見せてくれるのでしょうか?
それではれっつごー!
生まれ変わる瑞穂公園
さて、ずっとコンクリートの護岸が目立っていた山崎川。
ここにきて、緑あふれる山を川沿いに発見しました。
こちらは東山荘(とうざんそう)という国の有形登録文化財でした。
名古屋には東山という地名がありますが、こちらは伊東家が由来だそう。
庭園は見学無料で、茶室や和室をお借りすることができるとのことです。
地形を見ると、山崎川沿いでピンポイントで標高20m以上という立地の良さです。
なにやら今までに比べて風情があるエリアに出てきました。
看板を読むと、この辺りが有名な山崎川の桜並木のよう!
そろそろ瑞穂公園エリアに入ってきたみたいです。
山崎川の鼎小橋付近は尾張名所図会でも描かれた萩の名所だったそうです。
1928年に石川耕地整理組合が500本の桜を植えたのが、桜並木のきっかけ。
1990年に財団法人日本さくらの会からさくら名所100選に認定されています。
瑞穂公園エリアは川にも下りられていいですね〜と思っていたところ・・・
2026年のアジア大会開催に向けて工事中なことが発覚。
川沿いを歩くのはおあずけで、スタジアム周りをぐるっとしないといけないのでした。
新瑞橋は駅名?本当の橋?
大回りして山崎川沿いに戻ってきました。
山崎川沿いでは初めて飛び石を発見しました。
瑞穂公園で工事が行われていたため、水は少し濁っています。
自然が多めできていた山崎川ですが、ここに来て街が現れます。
山崎川が流れ出たのは名古屋市地下鉄桜通線・名城線の新瑞橋駅前です。
二路線通っていますが、駅ビルはかなりレトロな雰囲気。
川の反対側にニトリやドン・キホーテなどのチェーン店が目立ちます。
駅名でもある「新瑞(あらたま)橋」、これは実在する・・・?
新瑞橋、ちゃんと実在していました。
新瑞という言葉が由来かと思いきや、新屋敷村の新と瑞穂村の瑞を取っているそう。
瑞を「タマ」と読むのは、関東出身者からすると難読地名です。
街中から海へ
新瑞橋駅前を抜けると、山崎川は一気に海沿いの雰囲気を醸し出します。
名古屋高速3号線をくぐると街感はどこへやら、川沿いは工場が増えます。
山崎川の下流は、私は鉄子ではなく地図子ですが、鉄道好きにも楽しい区間です。
山崎川最後の築地橋に出てきました。
左岸は工場、右岸はなんと小学校が建っています。
最後は西に向かって流れていたので、太陽が落ちるのが綺麗に見えました。
山崎川を歩くはここまでになるのですが・・・
最後帰るときに運良く数少ない名鉄築港線に東名古屋港駅から乗ることができました。
工場勤務の方が多く、関東でいう京急大師線や鶴見線を思い出して懐かしかったです。
おまけに、今回もヒヤパさん(id:hiyapa)の散歩ビンゴをいくつかコレクトしました。
今回の山崎川では、名古屋なのにも関わらず飛び出し坊やを保護したのが大収穫。
他のお写真もそっと置いておきたいと思います。
地図子、山崎川を歩くはここまでになります!
山崎川はコンクリート護岸の都市河川でしたが、瑞穂公園前後では歴史も感じました。
本山、川名、新瑞橋など名古屋市内の街を通ったのも、とても楽しかったです。
この後もまだまだ名古屋近辺の川巡りをお楽しみください。
みなさんも山崎川の桜を心待ちにしてみては?♡♡
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