暑さに負けていませんか、地図子です!
西日本の大雨被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
地図子も普段川沿いを歩いていますが、その川が脅威となるのはとても悲しいです。
このブログに記載している首都圏の川も非常時には変貌し得ます。
川は美しいですが、時々表情が変わることを想像して読んでもらえればと思います。
今回の残堀川は歩く、では
皆さんが隠れて残堀川に一番馴染みがあるであろう場所を歩きます!
スタートはずばり、昭和記念公園西立川口です!
他の駅と比べて圧倒的に昭和記念公園の入り口に近いので、
使われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Google Mapでは昭和記念公園の外を通るルートになっていますが、
実際はバッチリ中を歩いてきました!
この区間のイメージは大人の事情に囲まれたゆりかごという感じです。
皆さんが知っている場所が残堀川という視点からだとどう見えるのか?
確かめるためにれっつごー!
昭和記念公園と残堀川
やってきました、昭和記念公園西立川口。
桜、チューリップ、ひまわり、ポピー、イルミネーションなど
日本の四季に合わせて色々な写真が撮れるため、
ブログやインスタグラムでも大人気の公園です。
さて、残堀川は公園内でも有数の桜スポットで、
西立川口の東からS字を描いて玉川上水口に向かって流れています。
下流から最初の橋、ふれあい橋に到着しました。
この後、さくら橋、さつき橋、うのはな橋、もみじ橋、いちょう橋と続きます。
この辺りにも水はありません!
残堀川歩きにもってこいの「川沿いの散歩道」を進みます。
鼻歌を歌いながら意気揚々と歩いていたところ、
水がない残堀川なのにバシャバシャ!と慌てた音が!
見渡すと残堀川には水が流れていませんが、
「川沿いの散歩道」の下の水路には水がざぶざぶ流れていて、
その中でゆっくり泳いでいた鴨を驚かせてしまいました。
少し川らしい写真を撮れたのはもみじ橋です。
結構歩いたのですが、公園が広いのでまだ半分くらいです。
最後のいちょう橋から玉川上水口までは公園の管理区域になるので、
あまり隣を歩くことはできません。
残堀川も水が流れるというより、草がぼうぼうに生えています。
バーベキュー場を過ぎると、昭和記念公園好きでも子どもがいないと来ないような、
人が少ない林の中の大きい道をひたすら歩きます。
歩き続けて、ようやく玉川上水口に出てきました!
初めて来ましたが、立川口や西立川口とは違ってほとんど人はいません。
残堀川は公園を出たすぐ側からまた流れを確認できます。
改めて大昔の残堀川の流れを見ると、当初は昭和記念公園の中を流れていなく、
右上の砂川口の少し上を流れていることが分かります。
残念ながら今は陸上自衛隊立川駐屯地の中なので見ることはできません。
う〜ん、大人の事情!
残堀川と住宅街
玉川上水口の外はとても平和な住宅街です。
大きな昭和記念公園の隣に小さな公園がたくさんありました。
このむさしの広場には古墳のような築山広場や、
青梅線中神駅からの資材運搬専用線跡など面白いみどころが満載です。
蛇行していたのでかなり歩いた気分になりましたが、
公園から出た直後は多摩川から4.8kmの地点!
その後も1km単位で距離看板をフォローしていきます。
玉川上水と交差する
昭和記念公園を過ぎると、新たな地形スポットに近づいてきました。
残堀川案内図もよく見ると、その区間に応じて少しずつ説明が違うのですが、
残堀川が玉川上水の助水として使われるも、
明治時代には汚れたため切り離された経緯が書いてありました。
こちらがその玉川上水です。
残堀川より高い位置でたっぷり水を流しています。
この写真では横に流れるのが残堀川で、玉川上水はプツンと切れています。
玉川上水は残堀川の下を流れてそのまま東へ進みます。
この辺りで多摩川から6kmの地点です。
水がない川の先に西武拝島線が見えたところで今回の区間は終了です!
近くの武蔵砂川駅から一旦帰路に着きます。
今回の残堀川を歩く、はいかがでしたでしょうか?
慣れ親しんだ昭和記念公園でも残堀川というレンズを通して見ると
全然違った場所に見えてきます。(あまりインスタ映えではないかも笑)
次回は遂にゴールの水源まで目指します!
もしかしたら途中で旧水路の跡を確認できるかも・・・?
皆さんも昭和記念公園にお出かけするときに残堀川に着目してみては?♡♡
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ここまでの残堀川シリーズはこちら: