暑くなってきましたね、地図子です!
川沿いを歩くときに熱中症に気を付けないと、と思っていたのですが、
蚊にも注意しないといけないような季節になってきてしまいました!
両足が・・・腫れてボコボコしています・・・
後は、日焼けで靴下ができないように紫外線にも注意しないと・・・
さあ、今回から残堀川を歩く、を開始します!
待て待て、残堀川とは?
と残堀川について最初に説明しますと・・・
残堀川を皆さんが最も見たことあるのは、
チューリップ・コスモス・イルミネーションなどでインスタ映えと人気の
昭和記念公園ではないでしょうか?
昭和記念公園に流れる、見逃しがちな堀が残堀川の一部です。
有料区間を通って調査するとプロっぽいなとふと思い立ち、行動に移してみました!
(お金を払えば誰でも残堀川リサーチャーになれます☆)
実はこの川は西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎に位置する狭山池公園を水源として、
ただし、この残堀川は明治、昭和、平成に渡り、流路の付け替えがあり、
汚水の排出や、大滝を造ったことによる落水の騒音などについて
周辺の住民から反対の声が挙がっていました。
第1回では多摩川との合流地点から昭和記念公園の外まで遡上します。
Google Mapでは上手く表現されていませんが、
立川市富士見町で直角に折れる区間以外は、大体川沿いを歩くことができます。
この区間を擬人化すると
服は森ガール、脳みそはITエンジニアという感じでしょうか。
崖下は緑が多いけど、崖上は・・・やっぱり普通の川ではない!?
多摩川からスタート
当日は多摩都市モノレールの柴崎体育館駅で下車して、合流地点へ向かいます。
立川駅方面から多摩都市モノレール沿いを歩いて行くとどんどん坂を下っていき、
最後に多摩川に辿り着きます。
T字の上の部分が多摩川、下が残堀川です。
反対岸のマンションは毎年クリスマスになるとライトアップしています。
早速残堀川についての看板を発見しました。
現在の川の長さは12.7kmだそうですが、昔は30kmほどあって、
玉川上水ができる前は矢川に流れて府中用水に繋がっていたそうです。
すぐ隣には桜が綺麗な根川緑道があります。
ようやく残堀川沿いに出てきました。
水辺には降りられませんが、自然が多くて良い雰囲気です。楽しみ、楽しみ♪
立川崖線と柴崎用水
残堀川は実は立川崖線沿いに流れているため、左岸は急な崖と隣り合わせです。
看板があったのでそちらを覗いてみると、かなり切り立っています。
しばらく進むと、残堀川沿いの道の隣に、立川崖線を登る小道が現れました。
登ってみると、残堀川を渡るJR中央線を眺めることができます。
ここで少し寄り道をして、JR中央線の線路沿いを立川方面に向かって追います。
何を目指しているのかというと・・・
柴崎用水です!
線路の西側から跨線樋を伝って渡り、直角に曲がって東側で流れていきます。
立川崖線の上を通っているところに人の手を感じます。
何と一昨年まではパイプではなく上部が開いていて水の流れが見えていたそう・・・!
見たかった!
大滝の先は・・・?
残堀川に戻ると、多摩川から1kmの地点で水が勢いよく流れ込んでいました。
この水は多摩川と平行して約6.5km離れた拝島緑地広場付近から流れているようです。
その奥にはもう1つ空堀があります。
こちらは約2.5km先の福厳寺付近から流れているようです。
空堀だと中を歩いてみたくなります・・・
残堀川がいかにも人工的に直角に曲がる地点にやってきました。
この辺りで川沿いの小道が切れてしまうので、直角の外側の道を回ります。
どうやらここで残堀川が立川崖線の上に上がるようです・・・
地図子も追うべく階段を登ります・・・
階段の上からはごうごうと水が流れる滝が眺められる・・・!
のかと思いきや・・・!
あれ!?
あれあれ!?!?
立川崖線の上では全然水が流れていません。もはや潔い。
これは川歩きをしている身としては・・・新しい・・・
やっぱり少し切ないので、この後どこかで水が流れることを祈りましょう。
失意のまま歩き続けるとJR青梅線が2回残堀川を越えていきます。
水は気持ちばかりありますね。
そして昭和記念公園の外に到着しました!
昭和記念公園の中も・・・どうやら水は流れてなさそう。
この後西立川口から入り、調査を続行する予定です。
今回の残堀川を歩くはここまでになります。
それにしても川歩きなのに、まさかの水がない!という初めての現象になりました。
さすがは人工の川ですね。地図子この先どうする!
皆さんも立川崖線上と下のギャップを楽しんでみては?♡♡