ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

東北地方の灯台

皆さんお元気ですか、月1更新になりました地図子です。
絶賛渡米しておりますが今月のブログは・・・登れる灯台シリーズです!

 

日本国内に16ヶ所存在する登れる灯台
地図子はひょんなことでハマり、2020年9月からスタンプラリー制覇に励んでいます。
16ヶ所のうち残すところは日本の南北4ヶ所になりました。

 

www.tokokai.org

 

今回は渡米前の3連休に北側の青森県秋田県灯台制覇を目指します。
北部にあるこの2つの灯台は冬場は開いていないという貴重な灯台です。
加えて青森県の方は、去年1年間はまったく開いていませんでした。
天候も不安定な中、わざわざ青森・秋田まで飛んで登ることができるのでしょうか?
それでは13ヶ所、14ヶ所目の灯台に向けて、れっつごー!

 

 

 

 

 

 

登れる灯台#13:入道埼灯台秋田県

 

3連休初日に青森空港に到着しました。
ここから全部登れるまでかえれまてんのお仕事がスタートです。
朝9時に早速燈光会のサイトをチェックすると・・・尻屋埼灯台は開いていない。
1日目からヒヤヒヤしますが、ここは諦めずにもう1つの灯台へ向かいます。

 

 

秋田県で出っ張っている男鹿半島の先端にある、入道埼灯台です。
青森空港からの距離は173kmありますが、茨城盛り上げ隊長と交代で運転します。
観光をせず、とにかく灯台を攻め落とすのが旅のスタイルです。

 

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朝9時過ぎに運転し始めて、14時頃に無事到着しました。
周りにはお店もあって、観光客もいるので思っていたより賑やかな雰囲気です。
でもスタンプをもらって登るまで気が抜けないのが登れる灯台の旅です。

 

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入道埼灯台は、16基のうち唯一色が白黒で塗られている灯台でした。
建て替える前は六角形の鉄製の灯台だったそうです。
それでは天気が変わる前に、早速登っていきます。

 

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男鹿半島の先端で、パノラマな風景を楽しむことができました。
でも晴れている割に、思ったより風が強くて吹き飛ばされそうです。
空港から大急ぎで来ておいて良かった・・・

 

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登り終わった後は周りも散策。
崖までに少し距離があり、野島埼灯台角島灯台を思い出す原っぱになっています。
海上安全の祠と一緒に海の安全を守っていました。

 

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入道埼灯台に向かう途中で特徴的なことは風力発電の多さです。
そして風力発電は湖とも川とも言えない水の近くに建っていました。
地図で調べると大潟村といい、地形的にとても意味深に見えます。

 

 

大潟村の歴史によると、ここはかつて日本第二の湖だった八郎湖だそうです。
戦後に地図子の故郷のオランダ人と一緒に埋め立てた村みたいですね。
なぜかとても親近感が湧いてしまった理由がよく分かりました。

 

 

 

登れる灯台#14:尻屋埼灯台青森県

 

入道埼灯台と尻屋埼灯台の間を取って、青森県大鰐町を拠点にしました。
3連休の2日目は奇しくも雨ということで9時までぐだぐだしていると・・・
完全に油断していましたが燈光会のサイトでは開いていました。
部屋で飛び起きて、慌てて尻屋埼灯台まで向かいます。

 

 

尻屋埼灯台もこれまた青森県の北東の出っ張っている部分にあります。
大鰐町を9時半に出発しても到着予定時刻は13時という長距離ドライブの始まりです。
そして北東に向かえば向かうほど雨が強くなり、運転していても前が見えません。

 

こんな天気の中、到着するまで尻屋埼灯台は開いているのか・・・?
心臓をバクバクさせながら、尻屋埼放牧場に到着しました。
本来は都井岬灯台のように、寒立馬という馬がいるはずですが1頭も見当たりません。

 

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ついに夢にまで見た尻屋埼灯台が目の前に現れました!
大雨で車に出た瞬間靴が水没しましたが、意外と風はそこまで強くありません。
これは突入あるのみ!!

 

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尻屋埼灯台は日本の洋式灯台の父の一人のブラントンが建てた灯台です。
その名残の煉瓦が灯台の外と1階部分に残されていました。
こんな日本の果てまでも来たとは・・・ブラントンのすごさが身に染みます。

 

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無事スタンプを押してもらい、上に登ってきました。
晴れていれば海が青く透き通っているとこのことですが・・・
雨でほぼ何も見えないので、心の目で風景を楽しみます。

 

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それでも1年以上待った尻屋埼灯台についに登れた喜びは一入でした。
尻屋埼灯台のために着ていったおニューなワンピースはビショビショ。
そして瞬時に水没した自分のスニーカーは、気づいたら泡を吹いていました。
命がけで尻屋埼灯台に行き、自前でスニーカーを洗ったおなごは初めてかと思います。

 

 

 

おまけ:本州最北端の碑へ!

 

尻屋埼灯台の周りには何もなかった(資料館もなかった)ので・・・
せめて津軽半島をエンジョイしようと、本州最北端の地まで追加で向かいました。
全然長距離運転手を辞める気配がありません。

 

 

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雨が少し上がり、奥の大間埼灯台、そして函館もかろうじて見える良いところでした。
実は潮岬灯台のときに最南端、角島灯台のときに最西端を制覇済み。
灯台のおかげで、本州の南・北・西に到達したことになったのでした。

 

そして大間といえばマグロ。
マグロ丼も口の中でとろけるほど美味しかったです。

 

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無事3連休中に念願の入道埼灯台と尻屋埼灯台を回ることができました!
どちらも時期がかなり限られているので、開いてくれて良かったです。
そして残すは沖縄の残波岬灯台と平安名埼灯台
こちらは沖縄の感染者数との闘いで2度惨敗していて、帰国後にリベンジしたいです。

 

皆さんも長距離運転手をしながら、東北地方の灯台を回ってみては?♡♡

 

 

 

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*今までの灯台記事はこちらから*

 

chizuchizuko.hatenablog.com

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