2020年も残すところ半月ですね、地図子です。
今年やり残したことはありませんか?
地図子は2020年は「ふと思い立って、プチ冒険」を書いて十分という感じですが、
2021年も井戸について書きたいな〜ともう構想を膨らませています。
早く2021年よ、来ーい!そしてコロナよ、終われ!
さあ、「多摩川を歩く」シリーズは今回が上流での最終回です。
軍畑駅(D地点)から青梅駅(E地点)まで一気に歩いていきたいと思います。
今までは鳩ノ巣渓谷や御岳渓谷など、川沿いの歩ける観光スポットがあったのですが、
今回の区間は住宅街で特に観光スポットではありません。
でもその分何があるのか知らない方が多いのでは??
川沿いは迷路だらけ
今回のスタートはJR青梅線の軍畑駅ですが、
降りると目の前に巨大な軍畑大橋が出現します。
そのまま橋を右岸に渡ると、橋の横に階段があり、河原に降りられそうです。
どこに繋がっているか分からないけど、とりあえず進むのがまちなみ冒険家!
近くの地図にはこの辺りにトレイルコースがあると書いてあり、
階段を降りていくと、川のすぐ隣に出る階段がさらに出現。
トレイルコースはいったい川の中なのでしょうか・・・?
川の中はやはりトレイルコースではなく、すぐ隣に小道がありました。
この小道も獣道のようですが、無事別荘風の住宅地に出てきてよかった・・・
ご自宅でみかんを切り落としているお父さんがいて、柑橘系の良い香りがします。
怪しい小道はこれで終わりかと思いきや、
なるべく川の近くを歩こうとしていると右岸に怪しい竹林が現れました。
嵐山と同じ構図なのに、なぜこんなにジメジメしてテンションが上がらないのだろう。
落ち葉の下にはマンホールがあるようで、もしかしたら水路が埋まっているのかも。
多摩川上流はスリリングな小道だらけです。
井戸の形もいろいろ
石神前駅〜日向和田駅間は左岸にはほぼ道がなく、梅で有名な右岸をずっと歩きます。
日向和田駅近くで神代橋を渡って左岸に戻るのですが、
そろそろゴールのあの駅が近づいてきて、面白いものが増えてきました。
そう、井戸です!
ここまでも井戸ポンプがないか目敏く確認していたのですが、
多摩川が近いからか、はやまたホースなどで本格的に水を使う住民が多いからか、
奥多摩駅を過ぎてからは1つも見つけられていませんでした。
青梅駅に近づくと水がよく出るのか、そしてレトロな雰囲気を残しているからか、
またまた井戸が増えてきたのです!!
井戸の種類は井戸ポンプだけでなく、こんなものも:
多摩川沿いということで、人々がどのように水を汲んでいたかというのは、
川歩きをしながら解明したくなるテーマです。
多摩川の蛇行を楽しむ
今回のゴール目前で、最後に多摩川の河原を楽しんじゃいます!
その場所といえば・・・釜の淵公園!
多摩川が北向きに蛇行するのを、2つの橋を渡りながら堪能することができます。
地元の高齢者や子どもの憩いの場にもなっているようです。
この釜の淵公園は春の桜の時期にピクニックするのも良いです!
青梅には他にもたくさん桜スポットがあり、
どの四季に来てもそれぞれの顔を味わえると思います。
ここから北上すると、JR青梅線の青梅駅に到着です!
今回の多摩川を歩く、はここまでになります。
秋の紅葉を楽しみながらの最初の一滴〜青梅駅までの上流はいかがでしたでしょうか?
笠取山では雄大な自然の中で多摩川が生まれるのを感じ、
奥多摩湖は人間が造り出したダムを歴史とともに噛み締め、
氷川渓谷・鳩ノ巣渓谷・御岳渓谷では多摩川の水面の近くを歩き、
扇状地が始まる直前の青梅駅まで無事到着しました!
今回は5部編成にしましたが、実は地図子、
奥多摩駅〜古里駅、古里駅〜青梅駅と分けて歩いていて、
古里駅〜青梅駅は1日で22km超歩いたので、最後は足が棒でした。
それでも心は満タンに癒されて帰れるのが多摩川の魅力です!
これからも多摩川の四季を味わいながら下流を目指したいと思うので、
地図子が大好きな多摩川をこれからもよろしくお願いします♪
皆さんも多摩川の上流で心ゆくまで四季を感じてみませんか?♡♡
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*ここまでの多摩川を歩くシリーズ*