もう12月ですね、地図子です!
2020年、われわれはいったい何をしていたのでしょう・・・
あまり人には会えない年でしたが、地図子ブログとしては、
灯台や井戸にハマったり、ついに多摩川を歩き始めたりして、
新たに色々なことを発見した1年として良しとすることにします!
そんな多摩川を歩く!
笠取山の登山、奥多摩湖の周遊、奥多摩むかしみちと来て、
ついに今回からJR青梅線に沿って多摩川を歩き始めます!!
奥多摩駅(B地点)から鳩ノ巣駅(C地点)までを楽しみたいと思います。
線路沿いの奥多摩も見どころが多すぎて、いつも回り切れません・・・
が、今回も多摩川の水の気分になって歩きましょう、れっつごー!
多摩川と日原川の合流地点からスタート!
今回は地図子も大好きJR青梅線の終点、奥多摩駅(B地点)からスタートします。
この辺りは奥多摩湖から来る多摩川と日原鍾乳洞から来る日原川の合流地点で、
川が台地を深く刻んでいるため氷川渓谷と呼ばれています。
奥多摩駅自体、東京都専用線小河内線が通っていた頃は氷川駅という名前でした。
奥多摩駅を出て左に進んだ昭和橋からは、多摩川と日原川の合流が見れます。
まずは多摩川右岸をどんどん歩いていくのですが、
奥多摩駅と白丸駅の間は意外と一戸建てばかりの住宅街です。
橋を渡るときにふと見える多摩川ブルーが美しい・・・住みたくなります。
このまま右岸を歩きたいところなのですが、
多摩川から離れてしまわないよう、滝沢大橋で左岸に渡ります。
この辺りは右岸に渡っても青梅街道しか道がなく、車が多くて少し危険です。
数馬隧道が残っていて、唯一ここで車から離れて秘境気分が味わえます。
白丸ダムと青い水
トンネルを抜けると、早速地図子が好きなエリアの1つにやってきます。
それが白丸ダムと鳩ノ巣渓谷です!
渓谷の遊歩道がGoogle Mapに反映されていないのですが、
白丸駅の少し上流の数馬峡橋を右岸に渡るとそのまま遊歩道を歩くことができます。
ちなみにもし朝から歩き始めてお腹が空いていたら、
11時から森の中のお肉レストランアースガーデンが開店するので入っちゃいましょう!
お昼どきだと混んでいるので開店時がオススメです。(地図子はまだ入れていません・・・)
この区間が多摩川を歩くの醍醐味だな〜と思うのが、
上流でずっと見てきた多摩川ブルーをより身近に感じられることです!
地図子はやったことがありませんが、カヌーしても絶対楽しいですよね。
ついに現れました、白丸ダム!
こちらは第三発電所に発電用の水を送るために造られたダムだそうです。
もちろん小河内ダムほどの大きさではないですが、
上から下を覗き込むと足がすくむような高さであることは間違いないです。
白丸ダムの橋から撮った下の写真には、何やら階段のようなものが見えますね・・・!
白丸ダムは人間のために水を蓄えるだけでなく、
ここに住む魚と共存できるように魚道が造られています。
魚道といっても結構な勾配なので、本当にここを魚が登るのか?と想像するとすごい。
白丸ダムで左岸に渡ると、ダムの中に入ってその構造や魚道を見ることができます。
ダムファンにとって嬉しいダムカードもここで受け取ることができます。
地図子はダムの高さを身を以て体感できるこの階段がお気に入りです。
鳩ノ巣渓谷と吊り橋
白丸ダム見学を楽しんでそのまま右岸の遊歩道を進むと、素敵な吊橋が見えてきます。
これこそ癒しの多摩川の風景!
秋にはここで絵描きを楽しんでいる方が大勢いらっしゃいました。
鳩ノ巣渓谷は吊橋を渡って左岸の鳩ノ巣駅(C地点)付近に出ると終わりです。
左岸は建物は朽ちつつ、水は流れつつ、と天空の城のような世界観になっています。
ここまで楽しみ切るのが、鳩ノ巣渓谷のポイントだと思います。
自然を満喫しきって疲れた方は、鳩ノ巣駅まで階段を登る前に、
絶景カフェぽっぽでケーキを食べながら渓谷を眺めるのもオススメです。
川歩きはレストランを見失いがちですが、奥多摩は食も楽しいのが素敵なところ♪
今回の多摩川を歩く、はここまでになります!
白丸ダムと鳩ノ巣渓谷は特に秋に歩くととても楽しい区間です。
Google Mapには表示されないですが右岸に遊歩道があるので、
右岸に渡って多摩川の深いブルーを楽しんでもらえると良いと思います。
そしてこの後もまだまだ楽しい多摩川上流が続くので、お楽しみに!
皆さんも奥多摩から鳩ノ巣にかけて、素敵な渓谷を味わってみては?♡♡
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*ここまでの多摩川を歩くシリーズ*