ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、多摩川を歩く -7 羽村橋から拝島橋まで-

春を元気に過ごせていますか、地図子です。
地図子ブログには季節的に少しタイムラグがありますので、もう2週間2021年の桜をお届けしたいと思います。
この2週間の桜スポットといえば・・・多摩川を歩くです。

 

多摩川の四季を楽しみながら散歩するこのプチ冒険。
秋は 地図子、多摩川を歩く -1 笠取山での最初の一滴- 、地図子、多摩川を歩く -2 奥多摩湖- - ふと思い立って、プチ冒険 、地図子、多摩川を歩く -3 奥多摩駅から鳩ノ巣駅まで-地図子、多摩川を歩く -4 鳩ノ巣駅から軍畑駅まで- 、地図子、多摩川を歩く -5 軍畑駅から青梅駅まで- を歩き、冬は 地図子、多摩川を歩く -6 鮎美橋(青梅駅)から羽村橋まで- を楽しみました♪

 

今回は中流域のB地点である羽村橋からC地点の拝島橋までを歩きます。
果たして春の多摩川はどんな感じでしょうか、ワクワクしながられっつごー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

羽村ワンダーランドを楽しむ

 

地図子、多摩川を歩く -6 鮎美橋(青梅駅)から羽村橋まで- のゴールだった羽村
羽村には面白い場所がたくさんあるのですが、前回は絶壁羽村神社に熱中し過ぎました・・・
というわけで、今回多摩川を歩き始める前に立ち寄ったのは、まいまいず井戸です。

f:id:chizuchizuko:20210404094918j:image

 

まいまいず井戸は武蔵野地域で多く見られる、螺旋状の小径付きの井戸です。
武蔵野地域の地下水位が深いところで、このような工夫をこらして作られています。
地図子が普段追いかけている井戸ポンプや他のつるべ式井戸も穴が真っ暗でとても深いですが、この井戸は少し温かみがある気がします。
こんなすごい工夫が駅前にあるとは、羽村はすごい!

 

まいまいず井戸を見た後は、多摩川沿いまで切通しを下ります。
辿り着いたのは春の多摩川羽村取水堰
羽村取水堰は車道と隣接していて通り抜けづらいのですが、コロナの影響で一方通行になっていて、歩くにはさらに危ない感じでした。

 

f:id:chizuchizuko:20210404095145j:image

 

羽村取水堰を抜けて桜づつみ公園まで出てきました。
桜の次に、この辺りではチューリップまつりが行われます。
色々な自然や人間の工夫、そして登山(!)まで楽しめるのが羽村の魅力です。

 

f:id:chizuchizuko:20210404095139j:image

 

 

 

福生で桜の空気を吸い込む

 

さて、ここから多摩川の河原を歩き始めます!
多摩川を歩く、では多摩川サイクリングロードに沿って左岸を歩きます。
左岸は崖線が階段式になっていてサイクリングロードが作りやすかったのでしょう。
一方で、右岸は近くに丘陵が迫り、河川敷も少し荒れ気味になっています。
よく見ると丘陵と川の間の低地に建て売りがすごいですが、大雨のとき大丈夫かな?

 

f:id:chizuchizuko:20210404100230j:plain

整備された手前の左岸と、建て売りだらけの奥の右岸。

 

のんきに堤防を歩いていたら、2年半ぶりに懐かしい景色が・・・
階段の上は多摩川の堤防ではなく、高低差を活かした玉川上水だったのです。
急いで階段を下りて、多摩川沿いに戻ります。

 

f:id:chizuchizuko:20210404095229j:image

 

福生駅最寄りの永田橋付近から川沿いに公園が出てきます。
福生柳山公園は面白い遊具があって、とても楽しそう。
その次の多摩川中央公園辺りから、地図子のお気に入りの場所が始まります・・・

 

f:id:chizuchizuko:20210404095412j:image
f:id:chizuchizuko:20210404095402j:image

 

多摩川桜百景でもお気に入りの場所の1つ、福生多摩川堤防です。
ここの桜並木は堤防から見ても、下から見ても、五日市線と見ても本当に綺麗です。
今年訪れたときは散り際だったので、花吹雪がまるで映画のよう!

 

多摩川緑地福生南公園は、多摩川ととある水路の間に挟まれた公園です。
この水路は下の川といって、崖下の水を集めているそう。
熊川用水なども水も下の川に一度流れ込んでから、多摩川に合流します。

 

f:id:chizuchizuko:20210404095444j:image

 

 

  

拝島で直感的な寄り道をする

 

下の川が多摩川に流れ込んだ直後、今度は多摩川から取水する昭和用水堰があります。
この辺りは河川敷が少し荒れている感じがあって、神秘的な多摩川です。
面白い色のタオルを巻いている自転車乗りがいると思ったら、なんと猫を巻いていました・・・これも神秘。

 

f:id:chizuchizuko:20210404100311j:plain

猫を巻いた自転車乗りは一瞬過ぎて写真に収められず・・・残念無念。

f:id:chizuchizuko:20210404095452j:plain

荒れた自然が残る河川敷も好きです。

 

「はけの下の自然を守る会」の看板を見ながらそろそろ拝島橋到着です。
ここで一区切り・・・としたいところですが、1つ気になることが。
対岸の山の上には、こんな素敵なピンクの道が・・・

 

f:id:chizuchizuko:20210404095650j:image

 

このまま河原を歩いて行きたいけど、これが何か解決しないと進めない!
ということで、そもそも長い旅路をさらに引き延ばすべく拝島橋を渡ります。
この間羽村神社の登山を生き延びたわけだし、何も怖いものはない・・・!

 

f:id:chizuchizuko:20210404095615j:image

 

拝島橋を越えて、坂を登って、辿り着いたのは・・・滝山台見晴公園
公園にはソメイヨシノが咲いていたと思うのですが、既に葉桜気味。
ただ、公園に至るまでの坂道では別の種類の桜が満開でした!
映画に出てきたような坂道なのに、観賞している人も少なくて最高です。

 

f:id:chizuchizuko:20210404095608j:image
f:id:chizuchizuko:20210404095624j:image

 

 

 

やはり羽村神社の登山ほど大変ではなく拝島橋に戻ってきたところで、今回の多摩川を歩くは終了です。
この区間だと羽村取水堰近くと福生多摩川堤防の桜が最高でした。
2021年の多摩川を歩く桜シリーズはもう1回分ありますのでお楽しみに♪

 

皆さんも羽村福生を歩いて、多摩川の桜を楽しんでみては?♡♡

 

 

 

 ーーーーーーーーーー

 

*井戸ポンプにまつわるエトセトラ、絶賛販売中!*
ZINE形式・Kindle形式どちらでも購入可能です。
一度読んだら井戸ポンプに気づかない人生には戻れませんが、是非どうぞ♡

 

chizuchizuko.thebase.in

井戸ポンプにまつわるエトセトラ

井戸ポンプにまつわるエトセトラ