2月ですね、地図子です。
さて、京都漬けの1月から一変、東京からの久しぶりの記事は・・・
ブラ地図子@豊洲です!
それ以外にも高層マンションや家族向け施設が揃っていたり、
2020年東京オリンピック関連の建物がどんどん建設されているイメージがあります。
地図子も5年くらい前に知り合いの高層マンションにお邪魔させていただきましたが、
夜景が綺麗すぎてひっくり返りそうになりました。
そんな新しい豊洲の中に、昔の痕跡を探すことはできるのでしょうか?
豊洲SKY DUCK編でお届けしたいと思います♪
豊洲お散歩編 〜タイムワープスポットを探せ〜
豊洲駅で電車を降りると、早速このような看板がお出迎えしてくれます。
豊洲新市場までは1.6kmあるので、歩いてくださいと言われていますが、
地図子はバリバリ歩かせていただきます。
地上に出ると即オシャレ!キラキラ!豊洲が発揮されていました。
寒かったので人は少なかったですが、優雅なティータイムにぴったり。
ふと見上げると、建築中の高層ビルが青空にそびえ立っています。
こちらがタモリさんと林田アナも現場に入った、豊洲ベイサイドクロスです。
豊洲駅前の交差点で現在建設中なのはこのビルだけなので、とても目立ちます。
そんな豊洲ベイサイドクロスが建たんとしている豊洲駅前交差点は、
まるで未来の都市のような様相です。
奥に見えている、アーバンドックららぽーと豊洲はIHIの工場跡地に建っており、
中には造船ドックの頃のクレーンも残されているそうです。
全体的に首がつりそうな豊洲駅前交差点ですが、何だか昭和臭い一画が・・・
この味のある「豊洲ら〜めん」がタイムワープへの入り口です。
ラーメンの美味しい匂いに涎を垂らしながら、隣の路地にすっと入ると・・・
ここに商店を開くために土地を買われた方が分譲する際に、
お店の入り口を設置できる面積を広げるためにY字路になったそうです。
そしてその奥に見えてくるのが・・・
すぐ表に豊洲駅前交差点があるとは思えない、この日一のタイムワープスポットです。
訪れたこの日も親子がたくさん遊んでいました。
近くには中央分離帯上に乗っている、豊洲四丁目公園もありました。
水路跡っぽいですが、3Dカシミールでは水路は確認できず…
ぷらぷら一周していると、昔ながらのこんなおもちゃ置き場もありました。
ほっこりすればいいのか少し怖いのか、よく分かりません。
とりあえず雨の日のための屋根への寄付を募集します。
豊洲お散歩編 〜豊洲新市場へ向かえ〜
ゆりかもめのレールに沿って歩いていくと、早速少し上り坂になっています。
坂を上って下った先にはこのようなコンクリートの壁がありました。
ここが以前、豊洲の住宅地域と工場地域を分けていた防潮堤の名残です。
造られた当時はこの坂道はなかったのですが、
昭和30年代の台風頻発を受けて、幹線道路を防潮堤に合わせて盛る動きがあり、
そのときに先ほどの人工的な坂が生まれました。
豊洲には埠頭がなく、米軍に接収されなかったため、
戦後唯一大型船が着岸できる埋立地として開発が進みました。
当時は石炭置き場、火力発電所、ガス工場、建築資材置き場などがあったそうですが、
平成の再開発によって、跡地にバシバシ高層マンションが建っています。
ゆりかもめ沿いに現在建てられているのは、ブランズタワー豊洲です。
こんなにたくさん建って、人の重みで豊洲が沈まないか心配です。
豊洲の島が少し細くなっている位置にある、豊洲六丁目第二公園に出てきました。
空も海も鮮やかな青で、遊具で遊ぶ子どもたちやランニングする大人が多くいます。
海へ飛び出しているのはSKY DUCK用のスロープです。
ゆりかもめの新豊洲駅を越えると、右側にはteamLab Planetsの建物が見えました。
豊洲の建物は期間限定の施設で、
裸足になれて、かつズボンで訪れるのがオススメだそうです。
1.6km歩き切り、ゆりかもめの市場前駅に到着です。
日曜日と祝日は市場もお休みのようですが、土曜日は混み合っています。
駅から繋がっている通路から市場の中に直接向かうことができます。
お散歩の最後は豊洲の島の先にある富士見橋です。
富士見橋に向かう市場の前の道は盛り上がっていて、ここも防潮堤だったかも?
公園の先端部分からはお台場も見えるし・・・
東京タワーもこんにちは・・・
そしてレインボーブリッジも遮らずに眺めることができるという最高の立地です。
是非好きな女の子・男の子を口説きましょう♪
豊洲SKY DUCK編 〜東京湾の大海原に飛び出せ〜
豊洲の陸地をお散歩で制覇したところで、最後は豊洲を海から眺めたいと思います。
今回利用するのはこちら、水陸両用バスのSKY DUCKです!
コースは色々ありますが、今回は「スカイダック台場 豊洲・東京Viewコース」です。
先ほどのスロープから着水し、東雲運河と東京湾を回る80分のコースになります。
木金土のみの運行ですが、下のサイトからWeb予約が可能です。
市場前駅からはゆりかもめかバスで直接乗り場まで向かうことができますね。
さあ、SKY DUCKへ!後ろから見るとちゃんとスクリューが付いています。
お台場方面から先ほどの富士見橋を渡り、豊洲へ渡ります。
歩いたばかりの豊洲六丁目第二公園に出てきました。
ブラタモリと全く同じ方法で、スロープから・・・いざ「SKY DUCK」!
船の中から見上げる高層マンションはすごい迫力です。
豊洲市場も海から見ると面積が広くて、市場の規模に圧倒されます。
富士見橋からレインボーブリッジがちらりし始めると、東京湾はすぐそこ!
さあ、大海原へ!
出てみると東京湾と言っても、
竹芝・芝浦・レインボーブリッジ・お台場・豊洲・晴海に囲まれた部分なのですが、
それでも運河に比べると波が強いです。
遠くには東京スカイツリーが見えて・・・
海は広い!
東京タワーやレインボーブリッジも一望することができます。
波にどんぶらこ揺られながら、東雲運河に戻ってきました。
この防波堤は台場公園の先まで続いていて、昭和10年代に造られたそうですが、
造ったことで東京都は大赤字になってしまったそうです。
困った東京都は昭和13年に東京万博を開くことで資金を調達しようと思ったのですが、
なんと日中戦争の影響で東京万博は延期になってしまいました。
放送では触れられていませんでしたが、赤字は無事回収できたのでしょうか…?
豊洲市場は過去の教訓から学んで、赤字はやめてほしいものです。
ここからは東京オリンピック2020に向けて建設中の建物を見ていきます。
ここでは体操やボッチャを開催することが予定されていて、
大規模な建設ではないので直前に一気に造りあげるとのことです。
お隣には有明アリーナです。
こちらはバレーボールなどを開催する予定なので、頑張って造っている途中です。
SKY DUCKから建設途中のスタジアムを見ることができるのも今のうちかも。
奥には東雲の防潮堤が見えていますが、ここにも多くのマンションが建っています。
湾岸地域の建設ラッシュは本当にすさまじいです。
最後に前を通るのは、東雲水門です。
タモリさんにも大ウケだった「止めるぞ高潮 守るぞ都民」のフレーズが輝いています。
3つ門がありますが、左側には今は閉鎖されている大型船用の白い門が1つありました。
これらの水門が日々豊洲の住民の命を守っているわけです。
最後は遠くから鉄道跡があった場所も確認して、スロープへ無事帰還。
今回のブラ地図子@豊洲はここまでになります。
お散歩編とSKY DUCK編で、水陸両面から豊洲を楽しむことができました。
高層マンションに隠されてしまいそうな昔の痕跡や、
東京万博・戦争・高度経済成長期・平成の再開発・オリンピックと豊洲のイベントを
追うのも、豊洲巡りの醍醐味かと思います。
皆さんも水陸両面から豊洲の街を探検してみては?♡♡
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