こんばんは、地図子です!
皆さんは お題「#おうち時間」 に慣れましたか?
地図子は緊急事態宣言が出てからは、このブログを書き始めて以来、
前代未聞レベルでほとんど散歩に行かずにいたのですが・・・
5月になってスマホの万歩計も見てみると、今まで平均8000歩歩いていたのが、
4月はなんと、その半分の平均4000歩!
何より体重計が今まで見たことがないような数字を叩き出しつつある・・・!がーん!
このままいくと風船のごとく、ブクブク太ってしまうのではないか!?!?
そんな危機感に苛まれた地図子は、
「公共交通機関を使わない」というルールで歩けそうな場所を考えると・・・
せっかくだから立会川がいいかも!と思い立ちました。
なぜならば立会川は水源にも河口にも、
地図子がよく利用させていただいているdocomo bike shareのポートがあるのです!
自転車シェアリングについて→ 自転車シェアリングで秋を楽しもう -1 自転車シェアリングとは?-
そういうわけで自宅近くでdocomo bike shareを借り、
のこのこ碑文谷公園まで走らせて立会川を歩ききった後、
もう一度docomo bike shareで今度はのこのこ清水池公園に向かい、
碑文谷公園からの流れと合流したプチ冒険を、前半後半に分けてお伝えしていきます。
れっつごー!
碑文谷公園近くで隠れた暗渠を探せ!
さて、どちらかというと水が流れている川が大好きな地図子ですが、
その川の延長ということで度々暗渠さんぽもしております。
暗渠さんぽの難しいところは、川が埋め立てられてどの道が暗渠なのか分かりづらい、
そして周りの地形の起伏も少なくて分かりづらいところです。
目黒台・荏原台・田園調布台の合間に、呑川・九品仏川とこの立会川が流れます。
碑文谷公園付近の学芸大学駅エリアもすごく起伏があるわけではありません。
その中で頑張って立会川を探します。
スタート地点の碑文谷公園(A地点)に自転車で到着しました。
最後に鶴見川シリーズを歩いていたときは冬で、木々も枯れていたのに、
もうすっかり新緑の春で、お散歩のベストシーズンになっていたんだね。(泣)
外出自粛中だと分からなかった季節を感じながら、弁天様にもお参りします。
碑文谷公園の池は大きいのですが、実はここが完全な水源というわけではなく、
北側と西側にそれぞれ碑文谷公園に流れ込む川筋があったようです。
北側の川筋は今は真っ直ぐな道に整地されていて判別が難しいですが、
西側にはかわいい暗渠がひっそりと残っておりました。
碑文谷公園から立会川を下るのですが、まあ分からないことが多いです。
まず公園からどの道を出ればいいのかが難しいのですが、
かろうじて「目黒区・みどりの遊歩道 碑文谷・立会川コース」を発見!
片側だけ歩道になっている道を辿ります。
田向公園前後に暗渠があってこの辺りは分かるのですが、そのあとも難しい。
川跡のようなカーブした道もあるのですが、川はその一本西とも分かれていたようで、
碑文谷八幡宮の砂利道の参道前から、現代の立会川緑道が始まります。
せっかくなので碑文谷八幡宮(B地点)にも立ち寄りましたが、木々が茂っていて、
都内でも山奥の観光気分が楽しめる、オススメ日帰りスポットです。
清水池公園からうねうね蛇行しろ!
この後碑文谷公園からの流れはデイリーヤマザキ目黒本町6丁目店(C'地点)前で、
ぐねんと南東に向けて曲がるのですが、ここでは一旦「時を戻そう」・・・
ではなく、「時を早送りしよう」ということで、
河口まで行った後にチャリチャリ呑気に清水池公園の方まで戻ってきました。
立会川には碑文谷公園からと、清水池公園からの2本の流れがあるのです。
清水池公園からの流れも清水池公園が正式なスタートではなく、
学芸大学駅から数分歩いた交差点(A’地点)が元々の始まりだったそうです。
(こちらは本田創さんの暗渠さんぽ講座でご案内いただきました)
やはり不自然に片側だけ歩道がついていること以外は、判別が難しい・・・!
住宅街の間にポッと現れる清水池公園(B'地点)に到着しました。
碑文谷公園より緑が少なくて、青空の反射が際立ちます。
清水池公園にも弁天様があるのですが、池の上には鎮座していてなくて少し寂しそう。
清水池公園から合流地点までは、ぐねぐね道を通ります。これぞ暗渠!
デイリーヤマザキ目黒本町6丁目前で合流するのですが、
そこではもう1つの暗渠サインであるコインランドリーもゲット。
と思ったら、合流直後に立会川を紹介するこんな看板を発見!
うそやん!
家ひとつなくて、碑文谷八幡宮の森が際立ってまるで別世界。
東京って短い時間であっという間に変わっていったんですね。
皆さんにご紹介するのは2020年の立会川の現実です。
どこだ、立会川!?
立会道路を辿っていくと、東急目黒線の西小山の駅前に出てきました。
この辺りで目黒区から品川区にチェンジするのですが、
品川区に入ると急に住宅街感が抜けて若干殺風景になるのは、なぜだろう。
ゆったりした一戸建てではなく、玄関が道路に近いマンションが増えます。
暗渠さんぽをしていたのですが、立会道路が普通の道路になってしまい、
コロナ中にも関わらずただの散歩になってきてしまいました。
水の面影は微塵も感じられません。
唯一突っ込みたいのが・・・車止めの向きが変じゃない?
何を守っているんでしょう。
このまま暗渠サインは見つけられないのかと不安になっていましたが、
コロナ対策で遊具がぐるぐるに縛られた荏原南公園(人は多い)を通りかかると、
何やら気になる建物を発見!
こちらは荏原雨水調節池(C地点)。
品川区のPDFを読むと、同区は目黒川・戸越近辺・立会川の水害対策に注力していて、
大雨のときに立会川の下水幹線が溢れるのを防ぐために建てられています。
去年の大雨のときにも実際に使われているような縁の下の力持ちです。
荏原南公園を過ぎると、中原街道までは昭和大学病院(D地点)ゾーンになります。
コロナのこのご時世に通りかかるのは少し緊張します・・・
なぜならば病院があるというこで薬局も立会川沿いに乱立!
この日はなぜか警察も多くて、コロナに気をつけなければとブルブル震えました。
地図子、立会川を歩くの前編はここまでになります!
立会川の上流は道路も宅地化され、追うのが今までと比べても難しい。
それでも車止め・カーブした道・コインランドリー・調節池などを見つけられると、
普段よりテンションが上がりますね!
あまり暗渠らしくなかったので、ほぼコロナ期間中の普通のお散歩でしたが!
後編では中原街道から暗渠らしい風景を経て、河口を目指します。
皆さんもコロナ中に工夫してお散歩してみては?♡♡
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立会川の上流についてはスリバチ本の「碑文谷」の章を参考にさせていただきました!
最近出た新刊と8年前の旧版とどちらもありますよ。