みなさんこんばんは、地図子です。
八月まではボストン生活ラストスパートで週次更新!
ボストン生活も無事に終わったので、九月からは隔週更新に変更したいと思います。
では早速日本でのプチ冒険のことをお伝えする・・・
のかと思いきや、最後にもう一つ海外編を綴りたいと思います。
その場所も、カナダのモントリオール!
ボストン生活中に、友達に会いに、首都のオタワは以前訪れました。
そのときにカナダは街によって雰囲気が違うと聞いて、他の街も訪れたくなりました。
今回帰国便がモントリオール乗り換えだったので、せっかくなのでお立ち寄り。
初めてのフランス語圏のカナダ、どんな場所なのでしょうか。
それではれっつごー!
セント・ローレンス川を目指して
さて、モントリオールに行ったらどこを歩こう?と考えてみましょう。
地図を見て地図子として気になるのは、やはり川です!
街の中心もセント・ローレンス川の近くにありそうなので、そこに宿を取りました。
宿に引越し中の重い荷物を置いて、いざモントリオールの街中へ!
周りを見渡すと、宿の隣はモントリオールの中華街。
この後アジアに帰るのですが、なんとなく懐かしいので中華街の方へふらふらします。
フランス語圏なので、間近にフランス語が行き交っていて不思議な気分。
周りがフランス語を話す経験をしたのは、パリに行って以来です。
アメリカのすぐ隣の国なのに、これだけでまったくの異国に来た気分になります。
中華街から川を目指して高低差を下っていましたが、急に登り坂に。
間にあるモントリオール・ノートルダム大聖堂は微高地に建っていました。
大聖堂は入らないと、ということで久しぶりの坂をえっちらほっちら登ります。
1823年に建てられた大聖堂はステンドグラスが美しい!
1978年に放火があり、その後に再建されているようです。
左側には螺旋階段の上に説教壇が設けられていて、そこから見渡すと圧巻そう。
大聖堂から川を目指すと、ちょうど間がLe Vieux Montrealという旧市街です。
ギャラリーやレストランが多く、パリを彷彿させる文化的な雰囲気!
まったく遊びを感じないアメリカから来ると「文化って素晴らしい」と感動します。
いつまでもいられる旧市街を泣く泣く下りてきました。
そしてセント・ローレンス川をひとめ眺めることに成功!
セント・ローレンス川は探検家ジャック・カルティエが航行したことで有名です。
全長1,197mあり、セント・ローレンス川を歩くをやったら一生かかりそう。
この川が五大湖と大西洋をつないでいると考えるとロマンがありますね。
地名の由来、モント・ロワイヤルを登る
セント・ローレンス川は見れたものの、周りは建物だらけであまり景色が良くない。
もっとモントリオールの街全貌を確認するために、今度は山登りを決意します。
中心街の西の方に位置するモント・ロワイヤルを目指すことにしました。
モントリオールを歩いていると、レンタサイクルが結構置いてあります。
このレンタサイクル、ボストンと同じ型で電動ではない(&とても重い)です。
比較的平らなボストンでも漕ぐのが大変だったのに、モントリオールは高低差だらけ。
カナダ人はこのレンタサイクルをどう活用しているのでしょうか・・・
(余談ですが、この自転車が重すぎて、帰国後レンタサイクルが電動で感動しました)
モント・ロワイヤルに近づくほど、どんどん標高が上がっていきます。
そんな位置にあるのが、カナダ有数の名門校であるマギル大学です。
高い場所にありますが、カナダの大学はどこも緑に溢れていて、ゆったり過ごせます。
マギル大学のキャンパスから出て、モント・ロワイヤルの階段の前に着きました。
後ろを振り返ると、その高低差に函館の八幡坂を思い出しました。
モント・ロワイヤルの展望台を目指して、ひたすら階段を登ります。
周りは家族や友人とハイキングしている人たちばかりで、一人は肩身が狭い・・・
一日中高低差を歩いていて疲れてきましたが、最後の気力を振り絞ります。
エンドレスに思えた階段を登ること、十五分。
三十分ほど登っていた気分ですが、振り返ったらたったの十五分でした。
コンディアロンク展望台に到着しました。
残念ながら川はあまり見えませんでしたが、街の全貌は眺めることができました。
この山もカルティエが発見し、フランス王族に由来してつけたと言われています。
カルティエが登ったときは建物もなく、さぞ眺めが良かったことでしょう。
周りの人につられて買った山頂のアイス、とても美味しかった!
人を惹きつけるスリバチへ
そういうわけで無事モント・ロワイヤルへの登山は完了。
大引越しの最中で、真夏日の中、高低差を行ったり来たりして疲れました。
最後は中華街の近くのホテルに残るのみです。
・・・と思っていたのですが、帰る途中でも高低差にぶち当たります。
谷の下ではフェスティバルが行われていて、吸い込まれるように多くの人が!
このエリアの名前がなんと"Quartier des Spectacles"、「見せ物の地区」です。
人が谷底に集まるのは渋谷だけではなく、世界共通の現象みたいです。
今回のモントリオールでのプチ冒険はここまでです。
ボストンやオタワより高低差が多く、一日で川から山まで色々楽しめました。
フランス語圏はやはり文化が大切にされているな・・・と思ったり。
同じカナダの中でも、オタワとモントリオールをどちらも経験できて面白かったです。
みなさんもモントリオールの高低差を楽しんでみては?♡♡
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