皆さんこんばんは、地図子です!
今回もチャールズ川を上流へ向かってどんどん歩いていきます。
チャールズ川産業革命博物館からウェイバンまでとかなり歩きにくい区間でした。
ちなみに第1回と第2回を歩いたときは夏だったのですが、今回は冬に歩いています。
周りの風景の違いも楽しみながら、れっつごー!
墓地と大学共存ゾーン
大学院の授業期間中は散歩する時間がなく、気づいたら半年経っていました。
半年前と同じくウォルサム駅近く(C地点)から歩き始めます。
遊歩道がしばらく続くのかと思いきや・・・
左岸はMt Feake Cemeteryという墓地に入っていきました。
墓石やアメリカの国旗の中を通り抜けられるのか恐る恐る歩いてみます。
Google Mapには反映されていませんが、実際には通り抜けることが可能でした。
墓地の中にも小さい流れを発見しました。
この辺りは川というより池が連なっているようなところです。
右岸にはカヤックステーションや川を楽しめる公園などがあるようです。
墓地を抜けると、左岸にはブランダイス大学が現れます。
ボストン近郊では有名な大学で、1948年にユダヤ教徒が出資してできた大学です。
ユダヤ教徒が出資していますが、ユダヤ系に限らず幅広い教育を行なっているよう。
キャンパスはアメリカらしく広いですが、川に面してかなり高低差があります。
この大学に通うことになったら、階段の上り下りは必須です。
ジャンクションに阻まれるゾーン
ここまでは順調に歩いてきた地図子ですが・・・少し雲行きが怪しくなります。
まずはチャールズ川を眺めることができる高級住宅街の中を歩きます。
毎日こんな景色を眺めることができるなんて羨ましい。
その後はRobert Paper Millという水車の跡地を通ります。
1802〜1840年で使われていたそうで、産業革命の産物ですね。
すぐ近くにはNorumbega Towerという北欧からの移民が建てた塔もあります。
この後は車道が多くなり、地図子が一人で歩き回れるのか?と不安になります。
歩道がなくなったかも!と思いきや・・・
また池が現れました。
ここにはニュートンのカヤックステーションもあります。
マリオットホテルと木々の景色を眺めながらカヤックしたい方にオススメです。
問題はこの後、ジャンクションを超えなければならず、歩道がほぼありません。
隣を車がビュンビュン通り過ぎる中、戦々恐々と歩き続けます。
よほどチャールズ川全域を見たいのでない限り、ここは歩くのにはオススメしません。
必死で歩いていたので写真もなく、歩道がないまま謎のトンネルに突撃。
トンネルを抜けたらそこは・・・なんとスキー場でした。
まずは無事人が歩いている公園スペースに出てこれて一安心。
地図子も久しぶりにスキーしたいと思ったのですが、暖冬で雪がほとんどありません。
マサチューセッツ州でのスキーはワチューセッツなど山に行った方が良さそうです。
自然に還るゾーン
ジャンクションゾーンはどうやら終わり、住宅街に入ってきました。
そしてついに遊歩道のサインであるカワセミマークが急に復活です!
これで引き続き遊歩道を歩ける!と思ったのも束の間、すぐ終わってしまいました。
この辺りは川と護岸の間にかなり高低差があります。
高低差に溢れる地形を利用して、ダムが建設されていました。
日本もアメリカも同じで、ダムの横には魚道も設けられていました。
チャールズ川貯水池を過ぎると、川沿いはかなり自然豊かになります。
ニューイングランド地方らしい森の中の主人公気分を味わうことができます。
この辺りも高級住宅街で、白人が犬を連れて散歩していて、白人マネーを感じます。
ニューイングランドの森の途中ですが、D地点で切り上げ!
ここからグリーンラインのウェイバン駅まで坂を登ります。
たくさん歩きましたが、川が蛇行しているのでまだ電車が通る地域でありがたいです。
今回のチャールズ川を歩く、はここまでになります。
この区間は歩道がないジャンクションゾーンにかなり苦労したのが思い出です。
一方、その苦労を超えた先に見えたスキー場や冬の森の景色も記憶に残っています。
チャールズ川も四季折々色々な景色を見せてくれそうです。
皆さんも寒い中、チャールズ川の冬の自然を味わってみては?♡♡
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