ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、チャールズ川を歩く -4 ウェイバン付近からニーダム付近まで-

皆さんこんばんは、地図子です。
夏のチャールズ川巡りも後半戦に入ってきました。
第4回ではウェイバン駅の近く(D地点)からニーダム駅(E地点)の近くへ歩きます。
チャールズ川が大きく蛇行しているので、かなり長距離ウォークになりました。
それではれっつごー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーグラウンドの横を行けの区間

 

チャールズ川第3回を歩いてから勉強に没頭しなおし、また半年分タイムワープ!
2023年1月以来、6月の初夏にウェイバン駅に降り立ちます。
川辺の木々もすっかり緑になり、「本当に同じ場所?」という雰囲気です。

 

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今回のスタート地点は川沿いなのですが、上流に進むと高低差が出てきます。
その高低差を利用して、周りからの湧水がチャールズ川に流れ込んでいるよう。
近くの邸宅には池があり、見学してみたいもののTrespass at your own riskの看板が。
アメリカの注意喚起看板はガチなので、このまま進んでいきます。


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Private Propertyは諦めましょう、そうしましょう。

 

右岸はナハントン・パークの方に出てきました。
Google Mapでは徒歩ルートがあると表示されるのですが、いまいち信用できません。
恐る恐る緑の点線を辿り、もう先に進めないか・・・!
と絶望したところ、サッカー場の隣の小道を通れるということが2回もありました。
川沿いの散歩では「行けるところまで行こう」精神が培われます。

 

ナハントンサッカー球技場の横をギリギリ通れる。

長い小径の先にはカヤックステーションが。

中学校の隣も、秘密の小径が!


小径を抜けるとどうやらヘレン・ヘイン・リバーウェイに突入した模様。
Google Mapの緑の点線を信じて、公園の中を突き進みます。
公園の中の道がどこかに繋がっていないと、全部引き返すことになる・・・
と思ったものの、前から散歩する人や犬が歩いてきたので一安心。
通れると分かればこっちのもの、プチ冒険を楽しむだけです!

 

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森の中を抜けると、そこはニューイングランド風の丘でした。
どうやらミレニアム公園に出てきたようです!
ミレニアム公園の丘を上がり、駐車場を抜けて先を目指します。

 

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ミレニアム公園を抜けると、ハーヴィー・ビーチに出てきました。
ここで久しぶりにチャールズ川の川面と対面です。
ボストンでは川辺もビーチと呼ばれているのが面白いです。(あまり綺麗ではない)

 

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大きい道路から川を感じ取る区間

 

チャールズ川の隣はおさらばして、VFW Parkwayという大きい道路を歩きます。
歩道はありますが、見渡す限り車ばかりで、歩いている人はほぼいません。
途中お腹が空いたのでダンキンドーナッツに立ち寄ると、ちょっとした警察沙汰が。
アメリカの格差社会を感じつつ、ダンキンドーナッツをそっと離れて進みます。

 

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この道路には動物も多く、アライグマとイグアナの死体のようなものを発見しました。
「また死体か・・・?」と身構えた下の写真の動物はよく見ると生きていました。
君はいったい何者なのでしょう・・・

 

お主は何者?

 

そんな中チャールズ川はますます蛇行していき、ヘアピンカーブになります。
もはや川沿いを歩けてすらないので、いったい何の散歩をしているのでしょう。
地図子はチャールズ川という「概念」を追っているとしか思えません。

 

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デッダムからさらに奥地へな区間

 

ヘアピンカーブの後は、デッダムという町の中を通ります。
ボストン近郊は古い建物が多く残っているので、タイムトラベルしたかのようです。


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町を抜けてサウス・ストリートを進むと、自然が深まってきました。
歩道がなくて隣を車がビュンビュン走っていくので、散歩好きには辛いです。
ニーダム・ジャンクション駅に近い、Eのゴール地点に到着しました。

 

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今回のチャールズ川を歩く、はここまでになります。
今回は先が見えない道を突き進んだり、チャールズ川という概念を歩いたりしました。
川歩きで学べることは「やってみないと分からない」ということです。
もし上手くいかなかったら時間はかかるけど、引き返せばいい。
そんなことを遠いボストンの地で考えました。

 

次回はついにチャールズ川を歩くの最終回!
車なしの地図子が歩けるのはどこまでなのか、お楽しみに!

 

皆さんもチャールズ川という概念を歩いてみては?♡♡

 

 

 

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