11月もそろそろ終わりですね、地図子です!
2018年も残り1ヶ月ですが、楽しい1年だったでしょうか?
地図子は2019年もたくさん散歩できるような1年にしたいです。
さて、43kmの玉川上水を歩くもやっと後半戦に入り、
今までは自然豊かな上流の雰囲気があったのが、
少しずつ住宅街が広がる中流の雰囲気に突入してきます。
今回は中流C地点の小金井橋からD地点の千川上水との分岐まで、れっつごー!
小金井橋と小金井公園
前回のゴール地点であった小金井橋はJR中央線武蔵小金井駅から
バスで小金井街道を真っ直ぐ北上すると辿り着きます。
ここは 地図子、石神井川を歩く -1/3 水源から武蔵関公園まで- でも訪れた、
小金井カントリー倶楽部と小金井公園の境目にあたります。
小金井公園はとても広く、昭和記念公園の半分くらい面積があり、
小金井市・小平市・西東京市・武蔵野市にまたがっているそうです。
ここから小金井公園の南端を気ままに歩いていきます。
五日市街道の発展で桜の名所は小金井公園に移っているそうです。
玉川上水沿いは緑が生い茂っていました。
のんびり歩き続け、可愛い新橋あたりでようやく左岸の小金井公園が終了。
実に1時間ほど小金井公園の隣を歩いていました・・・なんという広さ。
尾根筋を流れる
小金井公園を過ぎ、玉川上水右岸を歩いていると、地形好きには嬉しい光景が。
玉川上水を背に写真を撮ってみると・・・
玉川上水より南の地面はゆるやかに下がっています。
こちら側は未踏の仙川によって削られた谷のようで、
石神井川の谷と仙川の谷の間の高い位置を玉川上水は通っていきます。
羽村から四谷まで長く細く水を流すために、
昔の人が高いところを選んで掘っているのがよく分かります。
千川上水とグッバイ
長らく真っ直ぐ流れていた玉川上水も曙橋近辺から右に曲がり始めます。
何やら怪しい分水の跡が現れ始めます・・・
境橋の交差点に出てきました。
ここでの玉川上水的な名所は・・・
じゃーん!
・・・森?公園?
いえいえ、この奥から千川上水が流れています。
玉川上水上でも実際に水が二手に分かれているのを確認することができます。
地図子は今まで千川上水を交差したことがあったかな?と見返したところ、
ブラ地図子 -吉祥寺編- で開渠になっている千川上水を覗き込み、
地図子、善福寺川を歩く -1/2 善福寺公園から荻窪橋まで- で
地図子、石神井川を歩く -3/3 正久保通りから隅田川との合流地点まで- では
長い長い旅を経た千川上水が石神井川に放流されるのを見届けていました!
すべては繋がっているんですね〜いつか千川上水も歩きたいです。
この辺りには境水衛所もあったそうで、
石碑や錆びれたプチ水門などが残されていました。
今回の玉川上水を歩くはここまでになります。
小金井公園沿いを歩き、仙川の谷を見下ろし、千川上水の水の行く末を想像し、
なかなかイベントフルな区間でした!
標高も徐々に64mまで下がってきていて、羽村取水堰の半分程度になりました。
次回は遂に多摩地域の出口のあの駅へ参ります!
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今までの玉川上水を歩くの記事はこちら: