今週はずっと晴れでしたね、地図子です。
朝の青空も綺麗ですが、夕暮れもとてもカラフルになってきました。
ピンクの夕暮れを見ることができるとテンションが上がります。
さて、今週のお題が「ひと息つき方」だそうですが、
地図子は休む前に、とりあえずひたすら歩きます!
そんな散歩ロードとして、この秋試しに歩いてみたかったのが・・・
玉川上水を歩く
です!
地図子はブログを始めてすぐの時期に
地図子、神田川を歩く -4/5 文京区境から外堀合流地点まで-
を歩いたのですが、それをきっかけに
1680年の神田上水沿いのお話を書きたいと思っています。
(時代考証が上手く進まず、現在止まっていますが・・・笑)
その中でも当時の江戸の町と神田上水に最も影響を及ぼしたのが、
1654年に玉川兄弟の事業によって完成した玉川上水です。
実際に 地図子、神田川を歩く -1/5 井の頭恩賜公園から中野区境まで- では、
この玉川上水は羽村取水堰と四谷大木戸の間をなんと43kmも掘られたとか!
そして現在でもかなり緑道が整備されていて、リラックス効果が高いらしい!
一度に歩くのはマラソンになってしまうので、
何回か小分けにして歩いているのを、更に小分けに記事にしていきます。
地図は現在歩いている区間までを書いて、どんどんアップデートしていきますね。
玉川上水をれっつごー!
スタートは羽村駅
玉川上水のスタートへ向かうために、JR青梅線の羽村駅に上陸します。
真っ白な駅舎が青空に映えて美しい!
実は羽村駅に辿り着いたのは、
地図子、残堀川を歩く -3/3 玉川上水から狭山池公園まで-
せっかく箱根ヶ崎駅まで来たので、近くにいい歩き場所ないかなと思っていたら、
3km先に羽村駅が・・・!
さすがに電車に乗って移動しましたが、今回と次回の写真は6月真っ只中です。
羽村駅にはどのくらいの人が観光に来るのか分かりませんが、
はむら「マイMY」ロードという可愛い地図が置いてあったので、
これを見て散策するのもいいかも♪
旧鎌倉街道を多摩川へ下る
さて、羽村駅から羽村取水堰までは約800mほどあるのですが、
その途中で雰囲気の良い下り坂を通ります。
この坂はお寺坂といい、旧鎌倉街道の一部の古道だそうです。
どうりで昔にタイムスリップしたかのように感じるわけですね。
途中には馬の水飲み場の名残も残っていました。
多摩川から羽村取水堰へ
ようやく多摩川まで下りてきました!
見てください、この清々しい空!爽やかな水!
この景色を見た途端、「自分は何やっているんだ。多摩川を歩きたい!」
という気持ちがもくもくと湧いてきたのですが、ぐっと堪えて玉川上水へ。
(ただ、後日耐えられなくなって行ったのが、地図子、浅川を歩く です・・・
あまりに夏の自然を楽しみたくて、玉川上水は秋に後回しになりました笑)
そして多摩川には何やら怪しい水門がありますね。
この景色をそのまま右にスライドさせると羽村取水堰があり、
多摩川の水が堰に溜められているのを見ることができます。
私は参加していませんでしたが、羽村取水堰ツアーのようなものも行われていて、
ガイドさんが説明していらっしゃいました。
「多摩川の原水の流れ図」と書かれた看板を発見しました。
村山・山口貯水池や東村山浄水場と繋がっていて、一部は荒川まで!
よく読むと、
上水路として利用されています。」
と書かれています・・・その後はどうなっているのでしょう?
ここ羽村取水堰には玉川上水を建築した玉川兄弟の像も設置されています。
この玉川兄弟は最初は公費を使って上水を掘っていましたが、
1回目は日野から取水しようとして 多摩川桜百景 -91. 東郷寺- の隣の
かなしい坂付近で浸透性の高いローム層に水が吸い込まれ、やり直し。
2回目は福生から取水しようとして岩盤に当たり、やり直し。
2度もやり直したことから最終的には家を売って私財を投じての、
決死の建築だったようです。
そのおかげで、江戸、そして今の東京があるのですね。
さあ、ここから遂に43kmの玉川上水下りスタートです。
この地点で標高が127mほどあるので、どんな間隔で下がるのか確認しながら、
ゆっくり進んでいきたいと思います。
皆さんも羽村取水堰で多摩川の雄大さと旅の始まりの高揚感を味わってみては?♡♡
今週のお題「リラックス」