ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、天満緑道を歩く

みなさんこんばんは、地図子です!
名古屋からの廃ログ×プチ冒険井戸ポンプ事情はいかがでしょうか。
観光ではなかなか訪れない、名古屋の川や街の構造を引き続き探りたいと思います。

 

さて名古屋に到着してから二ヶ月ほど経ちましたが、少し困っていることがあります。
というのも名古屋市内には川が少ない!
名古屋が木曽三川を避けて、高台に建てられているのですが・・・
市内を通る川は庄内川矢田川天白川など、東京と比べると小規模です。
車を中心に置いた街づくりがされていて、暗渠も少なく感じます。
こう考えると、東京は意外にもウォーカブルな街なんですね。

 

東京の川や暗渠を懐かしんでいたある日。
自転車を走らせていたら、こんな懐かしい風景に出会ってしまいました。

 

こ、これは・・・


これは明らかに水路跡の緑道です!!
ただ違和感があったのは、地図子は自転車で坂を登ってきたということ。
自然の川は低地や谷に流れるので、自然体の暗渠ではありません。

 

よく調べるとこちらは天満緑道という、名古屋市千種区にある水路跡のようです。
東山配水場から鍋屋上野浄水場を結んでいる上水路でした。
そんなに長くない距離なので、久しぶりに緑道を歩いてみることにします。
それではれっつごー!

 

 

 

 

 

 

今回の天満緑道については、東山配水場の方に地図が設けられていました。
徒歩10分で約33kcal消費できる散歩道とのことです。
1930年に給水塔、1934年に配水池が完成しています。

 

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1930年に完成した、とんがり帽子こと東山給水塔。


そのまま緑道に進む・・・前に、川好きには欠かせない施設へ。
給水塔から道路を渡って東側に、水の歴史資料館が建っています。
入場料も無料とのことで、緑道と合わせて訪れることをオススメします。

 

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建物の外から展示が始まります。

マンホールカードも配布中!実物も見れます。

建物の中には井戸ポンプの展示も!



マンホールに井戸ポンプにテンションをぶち上げたところで、プチ冒険スタートです。
水の歴史資料館横から天満緑道が始まります。
とんがり帽子の東山給水塔に別れを告げて、北向きに出発です。

 

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天満緑道を歩き始めると、両側には側溝が残っていることが分かります。
緑道沿いのお家へは小さな橋も架けられています。
緑道は近隣の高齢者や小学生がゆっくり歩いていることが多かったです。

 

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途中で少し脇道へ。
北へ3/5ほど行ったときに、上野天満宮の看板が見えるようになります。
学問の神である菅原道真を祀っているため、入試シーズンに混み合いそうです。

 

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緑道にはいくつか水道管についての注意看板が建てられています。
公園には水道管を模したオブジェも残されていました。

 

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なんて考えていたら、あっという間に天満緑道の北側に到着です。
道路の反対側に鍋屋上野浄水場があります。
この抜ける空を見ても、天満緑道が高台にあるのを感じられるのではないでしょうか。

 

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最後に水の丘を見学してみました。
丘よりも低い位置にレンガ調の鍋屋上野浄水場が建てられています。
地形的には東山給水塔が尾根、鍋屋上野浄水場が谷に位置しているんですね。
配水塔は高い位置に建て、そこから浄水場まで自然の力も使って流すことができます。


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今回の天満緑道を歩く、はここまでになります。
短いプチ冒険でしたが、水の歴史資料館と一緒に訪れるとマニア心をくすぐられます。
名古屋市では珍しい緑道をぜひ楽しんでみてください。

 

みなさんも天満緑道と水の歴史資料館を訪れてみては?♡♡

 

 

 

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