6月に入りましたね、地図子です!
今年は梅雨も早まるのでしょうか・・・?
もう紫陽花が咲いてしまっていて、梅雨の時期と合わないかもしれませんね!
遡るのは5月中旬、前回の人見街道から源流まで歩いたときから1ヶ月後です。
同じ春でも表情が変わっていることを楽しみに、
今回は同じく人見街道から4km先の京王線手前の甲州街道を目指します。
この区間は擬人化すると
すべてを受け止める田舎の農家のおっかちゃん
ですね。それではれっつごー!
大沢の里
前回のスタート地点でもあった、人見街道の御狩野橋に再び舞い降ります。
北側の国分寺崖線の盛り上がりも楽しみつつ野川を見下ろすと・・・
同じ春でも桜の頃よりだいぶ草木がもっさりしてきました。これも素敵。
この辺りは大沢の里といって、野川沿いの原風景を残しています。
かつてはワサビを栽培していて、今も蛍が見れるとか。
江戸時代に製粉・精米を行なっていた旧峯岸家の水車小屋も近くです。
気になったのは大沢の里の真下にあるこの排水路です。
探しまくったところ、どうやらこちら野川第二幹線(雨水)放流口だそうで、
武蔵野市と小金井市の雨水を処理せずに野川に流しているそうです。
野川大沢調節池
大沢の里を通ってすぐにふと右岸を眺めたら、野川と同じ低さのスペースが・・・!
運動場・・・?のようだけどこれだと大雨が降ったら浸水してしまう!
と思ったらこちらは野川大沢調節池でした!
そういえば善福寺川のときも普段は公園で、非常時には調節池な場所がありましたね。
地図子、善福寺川を歩く -2/2 荻窪橋から神田川合流地点まで-
野川も受け止めますよ、大雨〜!
野川は今まで歩いた川とは異なり、水があるところまで降りて歩くことができます。
トトロの小径に流星のごとく現れた謎の20代女性☆
茂みでのんびりしていた小鳥たちもビックリです。
そんな小径を歩いていると、右岸で別の水路が合流してきました。
歩道に上がって覗いてみると綺麗な空堀です。
雪が降ったらここでハーフパイプができそう☆(できません)
空堀以外にも下のように暗渠も野川に流れ込んでいて、
綺麗に見えて実は色々な排水を受け止めています。
深大にぎわいの里
すごく暑いわけではなかったのですが、そろそろ喉が乾いたなあと思っていたら、
突如右岸に田舎の道の駅のような場所が現れました!
こちら深大にぎわいの里で、色々な食べ物を卸売しています。
無料で飲める地下水もあったので、一口いただいて少し休憩です♪
野川桜並木
休憩して英気を養った後は、少し馴染みがある区間に出てきました。
皆さんは分かりますでしょうか・・・?
このブログで実は夜の風景が登場している、
照明会社アーク・システムさんによるライトアップがある野川桜並木です!
多分同じような場所・・・ですが季節も時間も混雑度合いも全然違います。
平和な野川、最高だ〜!
地図子の修正で常日頃からトマソンを探すようにしているのですが、
今回はトマソンではないものの、信じられない薄さの家!
その隣には深大寺境内の湧水を水源とする逆川がジャバジャバ出てきていました。
野川ライトアップの真っ暗だったけど、どの辺りを歩いたのかな〜と考えていると、
ライトアップのときは歩行者に危険なのでなかったと思うのですが、
桜を保護するためにサポーターが付けられていました。
ライトアップのときに根っこを踏まないように歩いたのが懐かしいです。
逆川の先には別の暗渠も発見しました。
本当に色々な場所から水が野川に流れ込んできています。
甲州街道と京王線の名残
調布市立第七中学校の隣をのんびりと歩いていると、こんな看板が!
「途中に金子停留所もあったはず」っていうアバウトさがいいですね。
昭和22年のgoo地図を見てみると、甲州街道と平行な線路跡も確認できました。
バッティングセンターの裏には、また暗渠がありました。
野川にはなぜだか干支の石碑が等間隔に置かれていたのですが、
馬の石碑が現れた付近で馬橋がある甲州街道に到着です!
今回の野川&国分寺崖線を歩くシリーズはここまでになります!
この区間は様々な暗渠や排水路が野川と合流していて、暗渠マニアには楽しそうです。
次回は遂に多摩川と合流してしまう・・・!?先はまだまだ長いです。
皆さんも野川を歩きつつ、周辺の暗渠も追ってみては?♡♡
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今までの野川シリーズ: