みなさんこんばんは、地図子です。
6月に入って梅雨っぽい季節になってきましたね。
そんな季節の移ろいも関係なく、半年前の庄内川を歩き続けたいと思います。
・・・とここで気づかれましたでしょうか?
今までずっと岐阜県の土岐川を歩いていましたが、そろそろ愛知県に突入!
川の名称も庄内川に切り替わります。
土岐川改め庄内川の雰囲気はいったいどんな感じなのでしょうか?
それではれっつごー!
またもや峠越え!?お腹は大丈夫?
今回は二つ目のA地点、多治見市内の陶都大橋からスタートです。
月星号とボットントイレ騒動があったので、街中は少し落ち着きますね。
飛び石もあって、はしゃいで渡りながら歩を進めます。
ここからはGoogle Mapで表示されている道ではなく、川沿いの道を歩きます。
川沿いの道はガッツリ車道で、近くにゴミ処理場があり、ダンプカーも多いです。
山道の車通りとトイレ事情に改めて緊張し直さないといけません。
この辺りは車以外でどうやって辿り着けばいいのかわかりません。
そのため廃墟ガールのヒヤパさん(id:hiyapa)と一緒に来たら楽しそうなスポットも!
廃屋の区画もノラ椅子も、いい感じに風情があります。
この区間を歩いているときに、お一人だけ走っている方をお見かけしました!
この山道を走るなんて、なんてお元気なんでしょう・・・
すぐ去ってしまったので一瞬だったのですが、地図子は存在にとても励まされました。
怪しいトンネルを高校生と歩く
JR中央線古虎渓駅近くに出てきました。
関東民には難読地名ですが、「ここけい」と読みます。
古虎渓公園から先の道は事前に調べたのですが、通れるのか不安が残ります。
トンネル横の道を通って、ギリギリ通過できそうです。
この山道を歩いている高校生がいて、毎日ここを歩いているのかと感動しました。
向こうはおそらく私がいったい何をしているんだろうと思ったことでしょう。
今まで見た中央線の駅の中で、一番歩くのが難しい駅かもしれません、古虎渓駅。
ここを過ぎると後少しで・・・
庄内川と愛岐トンネルと定光寺
ついに岐阜県多治見市から愛知県瀬戸市に入りました!
この辺りはしばらく土岐川改め、庄内川が県境のようです。
愛岐処分場がある諏訪大橋から庄内川表記に変わりました。
とはいえ、まだまだ山道の中です。
実はここには愛岐トンネルがあるのですが、岐阜県側が封鎖されていました。
橋が川の上だけストンとなくなっています。
そうこうしているうちに、お隣の定光寺駅にやってきました。
こちらも見た目によらず難読地名で、「じょうこうじ」と読みます。
定光寺駅の周りもだいぶ古くなってきて、ヒヤパさんとの廃ログが進みそうです。
庄内川を渡ったところに春日井市の地図があったので、見てみます。
岐阜県を過ぎて、名古屋市に入る前の最後の秘境という感じですね。
春代と日丸と井之助と道風くんのセンスが気になるところです。
八王子から大阪・箕輪を結ぶ東海自然歩道もここを通っています。
釜戸駅前以来の、久しぶりの看板の登場です。
よく見るとここでも春代と日丸と井之助と道風くんが歓迎してくれています・・・!
ついに名古屋市へ!
この日は本当によく歩いたので、そろそろ疲れてきました。
11月の紅葉に癒されながら、ラストスパートをがんばります。
途中で玉野用水路改修記念碑や玉野水力発電所にも遭遇しました。
玉野用水自体は元々農業用水として江戸時代中頃に造られたそう。
発電所は尾張地方唯一の水力発電所として、1921年に稼働し始めたそうです。
近くには田畑がまだ残っているところもあり、東海地区らしさを楽しみます。
20kmほど歩いて、ようやく二つ目のB地点の東谷橋に到着です。
なんとここが、愛知県の中でも春日井市と名古屋市の境界線になります。
今日一日で、岐阜県多治見市から愛知県名古屋市へグッと近づくことができました。
今回の土岐川改め、庄内川を歩くはここまでになります!
岐阜県と愛知県の境界線はかなり山道でしたが、健康的に歩き切ることができました。
この区間が廃墟マニアにも一番面白そうな区間だったと思います。
ここからは先はついに庄内川の名古屋市の区間になるので、雰囲気も変わりそうです。
みなさんも庄内川沿いに、岐阜県と愛知県の境界線を楽しんでみては?♡♡
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