皆さんこんばんは、地図子です!
コロナウイルスの影響が大きいですね・・・
そんなとき1人でもできるのがプチ冒険!
1人で黙々と人がいない場所を歩くのもOK、家で地図アプリを見ながら妄想するもOK!
是非この電子書籍とともに、3月も楽しく過ごしちゃいましょう。
さて鶴見川、矢上川と来た次には、鶴見川最大の支流である、恩田川を歩きます。
恩田川は13kmほど流れて 地図子、鶴見川を歩く -3 鴨池橋から厚木街道まで- の
都筑水再生センター近くで鶴見川に合流します。
鶴見川を歩く中で、鶴見川の厚木街道近辺のような田んぼ地帯を見たいなというのと、鶴見川の水源からバスで町田駅に向かう中で水源が魅力的そうだと気になった川です。
今回は恩田川を3部に分けて、第1部では鶴見川との合流地点(A地点)から
神奈川県と東京都の境界(B地点)まで歩きます。
鶴見川と比べて恩田川はどんな風景が広がっているのか・・・れっつごー!
鶴見川デルタを楽しむ
さて今回はJR横浜線中山駅から1kmほど歩いて、鶴見川と恩田川の合流地点に到着。
鶴見川沿いは支流も含めて川沿いを歩きやすく、
どこのデルタにも立ち入ることができて眺めがいがあります。
看板を見ると、鶴見川を歩いていたときには気が付きませんでしたが、
上流からここまでの鶴見川は谷本村にちなんで、谷本川とも呼ばれているそうです。
ここから恩田川を遡っていきます。
更に激しい田園都市線のすきま
恩田川を歩き始めてすぐ・・・で既にこんな景色。
この記事は恩田川沿いでは田園都市線田奈駅近くだけなのかと思っていましたが、
もしかして下流はほとんどこの景色なのでは?
しかも畑エリアが広すぎて、高台の住宅エリアがもはや目をすぼめないと見えません。
途中でJR横浜線と恩田川の距離が近付く鉄子スポットがあります。
こう見ると鶴見川のときと同様、電車は台地のきわを走っているのが分かります。
東名高速を越えても風景は変わらず、「コケコッコー」とニワトリが鳴き始めました。
左岸は畑ではなく、何もない野原ゾーンが広がり始めます。
鶴見川も顔負けの田舎風景を繰り広げる、恩田川・・・!
山手線から25kmほど行った場所とは思えない、このすきま。
唯一そびえ立つ高い建物は、長津田駅直結のタワマンです。
逆に言うと、このタワマンに住んだら毎日恩田川の蛇行を見下ろすことができますね。
田奈駅の秘密
東急田園都市線田奈駅前までやってきました。
ここがデイリーポータルZの記事で言及されていた真のエリアなので、
駅前にも関わらず、もちろん低地は畑だらけ。
1駅隣が青葉台駅、または長津田駅とは思えません。これぞ田園都市線!
ちょっと一息、田奈駅前のデニーズに入ろうとして発見しました・・・貯水池!
なんと、田奈駅前の駐車場の下が貯水池になっているとのことです。
ここに車を停めている人たちも、下の貯水池に思いを馳せることはなかなかないでしょう。
恩田川に支流が流れ込む場所は水面まで降りることができ、釣りを楽しんでいる人も。
降りて水目線になると、これらが全部恩田川に流れ、
鶴見川に合流し、やがて海に流れ込むということをふんわり感じることができます。
田奈駅を過ぎると、右岸には恩田川が削った崖が迫っていて、
この坂道を毎日登ったり降りたりして通勤するのは大変だなと考えてしまいます。
そして恩田川がまた線路と交差する・・・と思ったらこちらはこどもの国線!
2両の電車がよいしょよいしょと走ってきました。
その姿もこどもの国線というよりは、まるでたんぼの国線です。
こどもの国線を過ぎて少ししたところで東京都町田市南成瀬に入り、
前半はここまでで終了です。
と言っても、恩田川沿いはひたすら低地に畑が広がっていました。
田奈駅前まであの自然の雄大さとは驚きますね。
町田市に入って上流は変わり映えするのか?次回へのお楽しみ〜♪
皆さんも恩田川の「すきま」を楽しんでみては?♡♡