皆さんこんばんは、地図子です!
個展に来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました!
先ほど個展が終わったばかりなので、感想や感謝の言葉は来週書かせていただきます。
本当にありがとうございました♡
さて鶴見川を歩くもやっと後半戦。
今回は厚木街道との交差地点(D地点)から小田急線鶴川駅前の大正橋(E地点)まで
川沿いの景色を堪能しながら歩いちゃいますよ♪
鶴見川の中流域は遊び心がいっぱいです、れっつごー!
川の合流エリアを行く
田園都市線市が尾駅から歩いて今回のスタート地点に向かいます。
市が尾駅といえば、青葉区役所の最寄駅になりますが、
「どうしてこんなに鶴見川の近くに作られているんだろう?」と思ったところ、
鶴見川から青葉区役所を見上げると「青葉土木遊水池」の文字が・・・!
氾濫する可能性がある川沿いは公共施設と遊水池の組み合わせになっていました。
湿地帯に公共施設を置くというパターンは、去年行った萩の中心街を想起させます。
前回同様に低地は畑、台地上は住宅街と分かれているエリアがあるかと思えば、
低地にも新築マンションが建ち始めているエリアもあって、
鶴見川の真の強さを認識しているのかな?と少し心配になります。
こんなに遊水池や畑があるから大丈夫でしょ、と思うかもしれませんが、
今回の区間はとにかく川や水路の合流が多いです!
神奈川の川らしく、近くの高台まで全部見通せてしまうので、
あの高台周辺の水も全部鶴見川に流れ込んでくると思うと相当な量ですね。
境界線に川跡あり
そんな鶴見川で気になるゾーンにやってきました。
今まで一瞬左岸が川崎市幸区だった以外はほとんど横浜市を通っていたのですが、
ここに来て川崎市麻生区がギザギザと入り込んできました。
おまけに鶴見川の近くに横浜市青葉区、川崎市麻生区、町田市の境界線があるよう!
どんなところか行ってみると・・・
恩廻公園という公園でした。
3つの市の境界線だというマークは見当たりませんでしたが、
恩廻公園建設の由来の看板が面白い!
昔は鶴見川が蛇行していたから、今麻生区と青葉区がギザギザだったのですね。
境界線は昔の川の姿を映し出します。
また、この恩廻公園には鶴見川多目的遊水池、川和遊水池と同様に、
恩廻公園調節池も存在しています。
昔の川跡が生み出した余白が、今も住民の皆さんを守っていました。
川にも遊び心を
恩廻公園で休憩したかったのですが、猫さまにクッキーを狙われて出てきた地図子。
どうしようかな〜と歩き始めると、こんな楽しいものを発見!
鴨川や浅川以来の飛び石です!これを見たら渡らずにはいられません。
水に近付いて楽しみ、反対側に渡って更に行くと、
今度は鶴見川と麻生川が作り上げた鶴見川デルタを発見しました。
ご丁寧に階段まで付いているので、とても川の見晴らしが良いです。
町田市に入ると、今度は鶴見川と真光寺川が作り出した鶴見川デルタが!
ここのデルタ部分が公園になっていて遊べますし、
鶴見川の上には飛び石があって子どもたちが遊ぶのに楽しい場所です。
町田市に入って川崎市より少し道路が狭くなったかな〜と思ったのですが、
すぐに川崎市に戻ってきた!?
なんと川崎市麻生区には岡上という飛び地があって、
ここの中を鶴見川は通っているのです。
街歩きの人が気になってよく来るので、街歩きマップまで作られているそうです。
のどかな鶴川駅前の大正橋で今回のプチ冒険は終了です。
今回の区間は川の合流あり、境界探検あり、飛び石やデルタありで
地図子・地図男にとってはエンターテインメント性が強い区間でした!(歓喜)
この後も水源に向かってどんどん歩いて行きますよ!
皆さんも鶴見川周辺の境界を見て、昔の流路を想像してみては?♡♡