8月もそろそろ終わりですね、地図子です!
今年の夏は和歌山を一周して他の場所ではブラ地図子をしなかったので、
今回次回は2016年の夏をフラッシュバック!
地図子が大好きなこちらの県をご紹介したいと思います・・・
島根県です!
褪せている雰囲気なのかな?と思ったのですが、
人が少ない場所が好きな地図子にはむしろ最高でした。
そしてどの街も歴史が綺麗に保存されていて、本当に大好きな県です。
その中でも今回の記事で回るのは出雲です!
出雲といえばずばり・・・縁結び!
歴史的観光地としては珍しく女子に優しい街ですね。
・・・が、この記事を書いているのは地図子。
というわけで恋みくじも引かず、スイーツも食べず、
ブラタモリで紹介されていたところをゴリゴリ歩きます。
ではれっつごー!
旅の始まりは出雲大社
ここで問題♪
Q: 出雲大社の読みは「いずもたいしゃ」である。Yes or No.
「いずもたいしゃ」と打つと余裕で漢字変換できますが、
正式な読みは「いずもおおやしろ」だそうです。
鳥居までの参道は神門通りと言い、平成の大遷宮に合わせて出雲を盛り上げようと、
なんと女性をターゲットにスイーツ店を多く誘致したそうです。
旅行についての決定権は7割女性が持っているという統計もあるので、
縁結び効果と合わせてこれはイメージ戦略効果抜群!
普通の女性も来るし、スイーツを食べない地図子も来るし、最強な街でしょう。
出雲大社の鳥居自体は砂の山である「勢溜」の上にあり、ぐんぐん下り坂を行きます。
参道を抜けるとまず拝殿があります。
大きくて写真に収まりきりませんが、その黄金の美しさに圧倒されますね。
出雲大社は二礼四拍手一礼だそうなので、行かれた方は是非試してみてください。
拝殿の奥に御本殿があります。
御本殿の手前にある3つの丸は中世の神殿の柱を発掘した跡だそうです。
出雲大社創立から今までの風景をタイムラプスで見てみたいものです。
御本殿の横には十九社があります。
神様がここにお泊りになられるそうです。
神になって十九社から月を見上げながら宴会したりするの、楽しそうです。
江戸時代の出雲御師と四差路
さあ出雲大社でのお参りを終えて、
ここからは恋する乙女らしさはどこかに葬って、地図子度増し増しになります。
なぜなら、まだ出雲大社が杵築大社と呼ばれていた、
江戸時代の頃の参道をブラブラするからです。
到着すると女性はおろか人っ子一人おらず、車がたまに通るくらい。
江戸時代に出雲御師が出雲大社を普及するために歩いた四ツ街道が、
近くにはタモリさんが版木でお札を刷ったそば屋らしきお店が!
なかなかレトロでこのままずっと残しておいてほしい雰囲気を醸し出しています。
ブラタモリでは、その他にも出雲大社の修復費用のために開かれた
富くじがすごい経済効果と盛り上がりを見せていたという話がありました。
そんな興奮する7日間についても小説が書けたら面白いな〜と思いました。
大社駅から昔の乗客の興奮を想う
最後に立ち寄るのは出雲大社から約2km離れた大社駅です。
大社駅は1912〜1990年の間はJR大社線が走っていたそうですが、
今は廃線となっていて、駅が重要文化財である駅舎3つのうちの1つです。
ちなみに地図子は他の東京駅、門司港駅どちらも行ったことがあるのですが、
門司港駅は行ったときちょうど工事中でした・・・またリベンジせねば・・・
そんなわけで大社駅!がっしりした構えでとても素敵です。
中も切符売り場や運賃表が残されており、JR大社線時代の人々の気分になります。
大阪や京都はもちろん、東京・横浜・名古屋も直通なんてロマンしかありません。
この旅もサンライズ出雲で行こうと思っていたのですが、
人気で販売日当日にあっという間に売り切れてしまいました・・・これもリベンジ。
最後にホームに出ると清々しい青空が!
・・・と、よーく見てください。遠くには出雲大社の大鳥居が!
2つの街道のことを考慮して鉄道を引いた結果遠くになってしまったそうですが、
大社駅で降りた参拝客はこの鳥居を見てさぞワクワクしたことでしょう!
ここで今回のブラ地図子@出雲は終了です。
出雲は縁結びを軸に、昔は富くじ、そして今は女性をターゲットにして、
いつの時代も人が惹きつけられてしまう魅力を持った街だと感じました。
街並みや風景も美しく、街の人に大切にされているのだなと思います。
そして美しいだけでなく、歴史も豊富で地図子的にも最高でした。
皆さんも出雲で縁結びを願い、昔の参拝客の心情を想ってみては?♡♡