ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

いじめっ子・いじめられっ子・傍観者、いじめに関わるすべての方へ

金曜日お疲れ様です、地図子です!

普段は日曜日の夜更新ですが、

8月31日、新学期直前にいじめ関連の記事や報道がたくさん流れているのを見て、

地図子もいじめで悩み苦しんでいる人の何か役に立ちたいと思い、

ブログを更新することにしました。

 

 

 

地図子といじめ?何か関係があるのか?

急な展開にそうお思いの方も多いと思いますが、

地図子の原点はいじめや疎外感にあるのかも。

もう少し付け加えると、地図子ブログは地図という楽しみを共有する場でもあり、

現実逃避の延長について読んでいただいている場でもあるのです。

 

残念ながらいじめは誰にでも起きます。

そして子どもでも大人でも、人間が大勢いる社会にいれば

ふとしたタイミングでいつでも起きます。

あるいは、思いもしないところで誰かをいじめている可能性もあります。

 

いじめが嫌で学校や職場に行きたくないという気持ちは

全く変わったことではありません。当たり前です。心が素直でよろしい。

 

今回はそう思ったとき、地図子が実践する3ステップについて書きます。

いじめられていて学校や職場に行きたくない人はもちろん、

いじめているなと感じるあなた、あなたもいじめ以外に何か問題を抱えているはず。

一度深呼吸をして、続きを是非どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

まず、いじめられたらどうするか?

 

1. 逃げる

 

いじめられたら、まず一に逃げる、二に逃げる、三四がなくて、五に逃げる、です。

逃げるは恥だが役に立つ」という言葉は本当に的を得ています。

逃げるは根本的解決ではありません。

でも逃げることができないと命を落としてしまいます。自衛です。

 

「学校・職場に行きたくない」

そう思ったら行くのをやめましょう。1日行かなくても地球は回ります。

 

地図子の原点は、「学校に行きたくない」と思い、

(このときはいじめではなく、キャパオーバーでしたが)

通学路にあった多摩川を越えているときに、

「この先の見えないところまで歩いたらどうなるのかな?」

と思い、電車を下車して現実逃避したことが始まりです。現実逃避万歳。

 

歩いていると、おじいさんが電車の回数券をくれたり、

可愛い動物たちと会って心和むことがあります。

悲しみが止まらない場合もあります。

そして次の日も「学校・職場に行きたくない」と思ったら、

気の済むまで散歩しましょう。

 

散歩は知らなかった新しい世界を見ることができるのでオススメですが、

おそらく本の世界に没頭するでも、ゲームの世界に没頭するでも、

他のものでもいいです。

ただ、危ないので夜に散歩するのはやめて、夜はお家に帰りましょう。

 

ずっと没頭しているとあるとき

「自分何してるんだろう?」という気持ちが来るはずです。

そうしたらしれっと前のところに戻ってみるもよし、

少し元気を出して新しいところを探すもよし。

周りは最初は気にしますが、意外とすぐ忘れることに驚くと思います。

 

また、一人で自分と向き合う中で没頭・熱中できるものには、

自分の中のお宝が潜んでいる可能性が高いです。

地図子も一人の時間があったからこそ、散歩が好きだということを発掘できました。

いつでもピンチはチャンスだなと思います。

 

そして地図子ブログの更新が日曜日夜なのは、

一番サザエさん症候群になりやすい日曜日夜と月曜日朝を支えるためですよ!☆

 

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2. 複数のコミュニティに所属する

 

いじめを気にしないため、そしていじめをしないための予防策として有効なのが、

複数のコミュニティに所属する、ことです。

 

大体のいじめは他に逃げるところがない、他に相談するところがない、

この場所を失ったら自分はどこにも属せないという思い込みから判断力が鈍ります。

大人の方が自分の判断でコミュニティを選ぶことができるので、

必ず学校に行かないといけなかった子どものときより格段に良くなったと思う点です。 

 

地図子自身、現在は家族、学生時代の友達、職場の他に、

習い事コミュニティと、ありがたいことに地図コミュニティがあることで、

1つが上手くいかなくても他があるのでマイペースで生きることができます。

 

複数のコミュニティに参加するためには、

それぞれに対してある程度時間を割くことが大事になってくるので、

自分が何を大切にしていて、どう生きたいかの優先順位は考えるといいと思います。

1で見つけた自分の中のお宝を大事にしてくださいね。

 

 

 

3. 複数の人に相談する

 

いじめの根本的な解決は、やはりコミュニケーションでしか達成できません。

できれば本人に伝えられるのがいいですが、

それができていたらそもそもこんな状況になっていないよ。と。

 

そうなるとキーとなるのは周りの人に相談することになります。

でも相談しても分かってくれなかったとか、むしろ逆効果だったとかあると思います。

そんなときに思い出してほしいことは3つあります。

 

 

 

①マンツーマンで話せる相手をたくさん作っておく

 

あなたは相談しようと思っている相手とマンツーマンで話したことはありますか?

特に学校内ではグループで仲良かったりすると、

マンツーマンで話してみると思っていたような子ではなかったという場合があります。

 

人間は3人以上集まると集団の変な「ノリ」の原理が働くというのが自説なので、

地図子はマンツーマンで話せる人がいるグループに入るようにしています。

 

友達ではなくて、家族や先生、カウンセラーの人でも、

マンツーマンで話せるような関係を少しずつ築くつもりがいいと思います。

そして感触が悪かったら、諦めずに違う人にも相談してみましょう。

 

 

 

②「他人に分かってもらう」のハードルを下げる

 

相談しても「結局私のことについて理解してくれなかった」と思いがちですが、

正直他人を完全に理解することは不可能に思います。

あなたも相談した相手のことを100%理解しているかというとおそらくしていません。

 

相談は「私のことを分かってもらう」のではなくて、

「こういうことをされるとこの子は嫌だと感じるんだな」ということを知ってもらう、

くらいの気持ちですると、少しずつ話しやすくなると思います。

 

「完全に分かってもらった」かどうかで相談の達成度を判断するのではなく、

「勇気を出して自分のことを開示した」かどうかで判断すると

気を楽にして話すことができます。

 

 

 

③Assertiveに伝える

 

これは実際にいじめにあったときにカウンセラーから言われたのですが、

「結局自分を守れるのは自分しかいない」と。

そして自分を守るためには、自分が思っていることを

passive(消極的に)でも aggressive (攻撃的)でもなく、

assertiveに伝えるということです。

 

assertiveを辞書で引くと、「断言的な」「独断的な」と訳されますが、

もっと「冷静に、そして芯を持って」という意味合いだと思っています。

他の人に相談するときも、加害者と対峙するときも、assertiveがキーです。

 

例でいうと、「○○ちゃんって超怖い〜!」と言われたときに、

passive:私ってそんなに怖いのかな・・・?

aggressive:そんなこと言うなんてひどい!意味分からない!

assertive:私は怖いつもりはないんだけど、どうしてそう思ったか教えてくれる?

と冷静に返すことです。

 

日本人は「ノリ」や「空気」を大事にする文化と言われますが、

自分が辛い思いをしているのであれば、言うことは言っていきましょう。

 

 

 

 

 

ここまでが地図子が人生を楽しむために、普段から気にかけていることです。

上の3つのステップは個人で試せることですが、

集団という意味でいうと、地図子的には学校では前ならえの授業ばかりではなく、

ディスカッションやチームワークを増やしてほしいと思います。

 

一律に先生の方を向いて点数を競い合っているクラスと、

みんなで輪になって話し合っているクラスでは

後者の方が協力的な雰囲気を醸し出しやすいと思うからです。

 

もちろん先生方が大変だと思うので、

地図子も地図や歴史についてであれば「喜んでディスカション組みます!」

という感じです。

 

 

 

辛いときは逃げて、一人を受け止め、他のコミュニティを探し、

相談できる人を増やしましょう。

そして良い現実逃避スポットがあったら、地図子にもこっそり教えてください♡

 

 

 

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