夏休みの宿題は終わりましたか、地図子です!
先日巷ではこんな会合が開かれていたようです。
く~、地図子としては是非次回行ってみたいです!!
徳川幕府の家系を路線図化したものが話題になったようで写真が目に留まりました。
地図子は前の手帳に日本全国のJR路線図がついていて、
それを眺めながら47都道府県を妄想旅行しているときが一番幸せです。
後は、アメトーークでも話題になった「吉急」のように、
東京近郊で必要そうな駅を妄想路線で勝手に繋げてます。
西は新百合ヶ丘まで伸ばすことですね。
さて、今回のブログも引き続き怒涛のブラ地図子祭り!
今週から5回連続で今年の夏に回った場所たちをご紹介してまいります。
最初はこちら:
広島です!
実は広島は学生の時に研修旅行で行ったのですが、
思い返すともう9年前!!歳をとるわけです。
当時はやはり原爆のことを学びに、
原爆ドーム、平和記念公園、呉の大和ミュージアムなどを回りました。
9年前だったので語り部さんからお話も伺ったのですが、
今はもう少なくなられたのでしょうか。
広島の歴史を学ぶことも重要なのですが、
2回目ということでもう少し踏み込んだ、地形的な広島も知りたい!
と、ブラタモリポイントを3ヶ所回りました♬
①白神社
こちら海上交通を司っていたそうです。
近くに泊まっていたホテルもあり、すっかり広島中心街という感じなのですが、
このあたりも昔は海水でちゃぽちゃぽ浮いていたようです。
それにしても、看板のフォントがホラー・・・
②江戸堤
さあ、続いては広島市内でも、本当にブラタモリでないと行かないような、
ガチ住宅街に潜入です。
場所でいうと、広島大付属小・中・高等学校の近くになります。
その全貌は大体下のとおりです。
パッと見、本当に普通の住宅街です。
観光客どころか住民すら見当たりませんが。
でも確かに周りの道路を見渡すと、
この一本道が一番高くなっていることが分かります。
また、本当に土手にあるような階段まであります。
ここが広島の当時の干拓堤防、
③縮景園
最後はようやく広島観光らしくなってきました。
こちらは広島駅の川の反対側にある縮景園です。
地図子も観光お初です(*^^*)
天気も良かったため、とても麗らかな庭園でした。
真ん中にはタモリさんも登った跨虹橋もあります。
そして庭園の端から川の反対側を眺めると・・・ありました!
川の水位が変わっても船の乗り降りができる、雁木です。
三角州の街、広島という感じですね。
なぜか奄美で特集されていた蘇鉄も発見してしまったのでパシャリ☆
ただ、こちらの美しい縮景園も、原爆のときは被害者で溢れたそう。
広島という場所は、
72年前に街を覆った熱線、黒い雲、そして悲しみ
を抜きには語れない場所だと痛感させられます。
原爆投下候補地として広島が選ばれたのには、
地形的に1つの三角州に街が構成されていて、
初めて落とす原爆の影響がどのくらい及ぶのか実験しやすかったという説もあります。
地形という人間や世界の不思議を発見する宝が、
人を苦しめるために使われたことを悲しく思うとともに、
地図子としては地形の素晴らしさを発信していきたいと強く思いました。
ただ、9年前に訪れたときより確実に
外国人観光客の方、そして外国人の方でも読める説明の看板が増えていて、
歴史を風化させない試みに希望を感じた2回目の広島旅でもありました。
最後に9年前の原爆ドームを添えて
皆様も広島の歴史に想いを馳せながら、
地形的観点から新たな広島を発見してみては?♡♡