ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

琵琶湖、東から攻める?西から攻める? ー二シバージョンー

20年ぶりに滋賀県の琵琶湖を訪れた地図子。
井戸ポンプパラダイス米原以外に、もう一ヶ所行ってみたいところがありました。

 

出会いはいつも突然です。
その日地図子は、ボストンでインド人とチャイを飲んでいました。
インド人がチャイを飲みながら聞いてきたこと、それは・・・

 

「日本はどこでも鯉が水を綺麗にしているのか?」

 

日本の水は確かに世界的にも綺麗ですが、さすがにどこでもってことは・・・
でも7年前から川や湧水や井戸を巡っている地図子。
さすがに知っている場所だろうと思って話を聞いていると・・・

 

「以前テレビで見たんだよ。HORIEだったかな?」

 

ホリエモンでもあるまい。インド人の友達はいったい何を見たんだろう・・・

 

youtu.be

 

インド人がテレビで見たのはHARIE、つまり滋賀県高島市新旭町針江でした。
針江生水の郷と言われて、湧水がとても綺麗な場所とのこと。
地図子が滋賀県を訪れたのは20年前なので、プチ冒険で訪れたことはありません。
これは水好きとして絶対に確かめてインド人に報告しないといけない・・・
こうして琵琶湖を西から攻める旅が始まったのです。

 

 

 

そもそも針江は、米原から車を借りて訪れようと計画していました。
それなのに米原に井戸ポンプが73個もあったそうで、泣く泣くその日は名古屋へ帰宅。
このままでは死ねないので、たまたま京都に行く用事にくっつけることにしました。

 

京都で夜飲み会に参加し、その日中に高島に向かいます。
・・・の予定でしたが、なんとJR湖西線が夕方から止まっていたのです。
JR湖西線比叡山からの吹き下ろしがひどいと、すぐ止まることで有名だそう。
たまたま飲み会後の21時台から復活したので、北へ向かいます。

 

JR湖西線は漆黒の中走っていきます。
車窓からは真っ暗の琵琶湖と、光がポツポツとしか見えません。
ここで心配になってくるのが・・・

 

駅から3km先にある民宿に、無事辿り着けるのか?

 

夜遅くに駅前にタクシーが停まっていないと、自分たちで歩かないといけません。
スーツケースを引きずって漆黒の闇を3km歩くのはキツい・・・

 

と思って安曇川駅を降りたら、奇跡的にタクシーが!!
普段は冷静な茨城盛り上げ隊長が、嬉しさのあまり走り出してしまいました。
無事民宿に辿り着き、宿の方に温泉など非常に丁寧に接客していただきました。
いったんここで就寝。

 

 

 

今回の琵琶湖を西から攻める旅の最大の特徴。それは攻め方です。
レンタカーが借りられなかったため、EVトゥクトゥクを借りることになりました。
実はトゥクトゥク、ちゃんと絵文字まであるのです・・・!→🛺

 

www.biwako-tuktuk.com

 

EVトゥクトゥクは最大40km/hまでの設定ですが、車道を走ることができます。
一方で、自転車かのように道路の傍に停められて、小回りが効きます。
横から物を落とさなければ(我々は何回か落とした)とても快適な乗り物です。
レンタルを始めた理由も、東南アジアが好きだったからかと思ったら・・・
京都市内で使っていて快適だったからと聞いて、その分かりやすさに感動しました。

 

針江でトゥクトゥクデビュー!

湖側に行けなくなっていた白髭神社トゥクトゥクならつけられる!?

琵琶湖の水の2/3は高島市側から湧いているそう。

Cafe & Confectioneryスズノイエさんに立ち寄ったら、古民家も外の風景も素敵すぎました。

食べ物も飲み物も美味しすぎて幸せだった・・・


なんといっても、トゥクトゥクは井戸ポンプ探しとも相性がいい!
車ほど速くないが、自転車ほど遅くないスピードで探索することができます。
井戸ポンプを見つけたら、すぐにさっと停めて撮影できるのが最高。

 

農業用の井戸も、トゥクトゥクを停めてさささっと観察。

針江にも井戸ポンプ。

目的地の一つだった源氏浜。優雅にコーヒーを飲んでいる男性がいました。

 

水は綺麗だし、面白いことをしている方がたくさんいるし、井戸ポンプもあるし。
なんだかとっても楽しくなってきました、滋賀県高島市
江の川端ツアーは残念ながら予約し忘れたのと、メタセコイアを見れなかった・・・
これはまた行くしかありません。
こんなところで自然を感じながら住んでみたいな〜と思ってしまいました。

 

インド人とのチャイから始まった琵琶湖の旅。
2023年のご縁に感謝して、2024年もまた面白いことが起きますように。
今年も地図子ブログを読んでいただき、ありがとうございました。良いお年を!