ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

山手線二十九景 -20 日暮里-

日暮里駅は、2つの異なる顔を持つ。

 

 

 

私が人生で最初に日暮里に降り立った側、

そして今回自転車で出てきたのは、平地側である。

 

 

 

平地側は下町情緒で目線が低く、少し陰が落ちる中に、

突如ペデストリアンデッキがあり、

日暮里舎人ライナーの始発駅でもあり、

タワーマンションも建ち、と近未来化が進む。

 

 

 

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しかし、台地側は全く別の駅なのだ。

この文章を書くまで同じ駅だということを忘れるくらい。

 

 

 

台地側へは電車を見下ろしながらもみじ橋を渡る。

青い空には、くっきりそびえ立つ、スカイツリー

 

 

 

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こちらには四季の草木が落ち着く、谷中霊園が広がっている。

家族で遥か遠くの人に想いを馳せる。

周りの建物もいつからか時代が止まっているようだ。

 

 

 

奥に行けば千駄木。根津。

かすかに文京区の香りがする。

様々な時代の風が吹く、それが日暮里。

 

 

 

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