皆さんこんばんは、地図子です!
桜シーズンまで後1歩ですね!
ちらほら満開の桜も見かけますが、今週末がピークでしょうか。
桜パトロールが必要な場所がたくさんあるので、晴れると嬉しいです(*^^*)
さて、今回第5章が長い長い神田川の旅の最終章になります!
最後は前回の外堀合流地点から、
神田川が隅田川と合流する地点を目指す4.4kmのコースです。
ちなみに外堀合流地点の時点で17時なのですが、
明るいうちに隅田川まで辿り着くのでしょうか・・・?
地図子、急ぎます!
まずは、神田川が首都高速5号池袋線によって完全に覆われる区間に入ります。
ああ、暗いところを川が流れるのは可哀想・・・
ただ、水質はこのあたりでも意外と綺麗です。
と思っていたら、案外早く外堀の方に逸れていきそうです・・・!
まだ文京区を歩いているため、町名看板が残っていて気分が上がります。
外堀に首都高速が逸れたすぐ後には、小石川後楽園と同じ由来の小石川橋があります。
このあたりは川がT字路で、3本目は三崎橋下を通る日本橋川になります。
飯田橋駅から東西線沿いを流れ、茅場町駅過ぎで隅田川に合流する隠れ水路です。
小石川橋の次は、小石川後楽園の双子、後楽橋を通ります。
そしてすぐに水道橋駅、そして本物の水道橋。
このあたりから駅と橋の名前が一致し始めます。
水道橋駅を過ぎて、オブジェを通り抜けると、
お茶の水分水路の石碑が建っています。
神田川は江戸へ水を供給することが大きな役割だったため、
このあたりでは色んな方面に水を流しています。
江戸時代の住民にとっては神田川は命の水だったんですね~!
お茶の水分水路の次は、お茶の水橋、そして本当の御茶ノ水駅を通り過ぎます。
今回も大好きtokyorent.jpさんの地形図を拝借させていただくと、
御茶ノ水駅だけ台地の間を不自然に通っているのが分かります。
江戸時代に人の手で本郷台地を削っているのです。
そのため、御茶ノ水駅だけ神田川に浮いたような形になっています。
こんなに深く台地を削るとは・・・どのくらい時間と労力がかかったのか!
先人の知恵の塊です。
ちなみに近くには御茶ノ水駅の聖橋出口の名前の由来になっている聖橋があり、
また、JR中央線・総武線と丸の内線が交差するのを観察できるスポットもあります☆
御茶ノ水駅を過ぎると、神田川はとうとう千代田区に突入します。
皇居やオフィスのイメージが強い千代田区ですが、
意外と神田川や町名の看板をしっかり建ててくれています。
このあたりは神田近くになり、川と地名がようやくマッチしてきました!
近年JRの高架下が再開発され、mAAchというお洒落な商業施設になっています。
今回はお邪魔していませんが、mAAchの2階からはJR線が勢いよく通るところを
眺めながらお茶することができます♪
秋葉原駅が千代田区にあるというのはいつも少し違和感に感じます。
相変わらずいい感じで賑わっております。
看板も充実しているし、船着場も発見です。
ただし、どんどん写真が暗くなってきているような・・・
地図子のカメラは暗さに弱いので、どんどん早歩きになります(笑)
何でいつもこんなタイムトライアルなんでしょうか~!!
暗い上に、東京のど真ん中なはずなのに人っ子1人歩いていない道に入ります。
町名看板だけが地図子の命綱です(泣)
と思っていたら、あっという間に千代田区から台東区にバトンタッチ!
さあさあ!
神田川を眺めると江戸にタイムトリップしたのか、
はやまた以前の浦安の境川にいるのかと錯覚するような風景が広がり始めました。
古い船問屋が神田川沿いに並びます。
奥に光るアーチはもしかして・・・??
意外と浅草までは2駅ある、浅草橋。
外国人の友達がよくこちら近辺で泊まっているイメージです。
後少し!頑張れ地図子!
そして!
先ほどの光るアーチです!
何か見たことある形だなと思ったら、永代橋のデザインを取り入れているそうです。
最後の橋だからか、看板が2種類もありました。
でも、もうだいぶ暗くなってしまいましたね・・・
遂に!
井の頭恩賜公園から実に24.6km、お疲れ様でした!!
最後は暗くなって焦りましたが、神田川と隅田川の夜景がかなり綺麗でした。
最後地図子は両国橋を渡り、両国駅で帰路に着きます。
東京スカイツリーまで見えてしまいました。
最初は多摩の森から始まったと思うと、東京も本当に広い!
長いこと地図子、神田川を歩くの旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ひょんなことから始まった神田川の旅、
神田川沿い24.6km以外にもうろちょろ寄り道をしたため、
トータル50km弱、およそ72,000歩の大散歩になりました。
こんなに歩けることにびっくりです・・・失業したら飛脚を目指そうかな(笑)
最初は神田川のことを何も知らずに、
歴史・地形・桜スポットだけを考えて歩き始めましたが、
看板の有無から人口増加に伴う洪水の過去を知ったり、
江戸時代の神田川建築の歴史を遡ったり、
様々なことを学ぶことができました!
今後も神田川から派生して色々なことに興味を持って生きていけそうです♪
今回 歩いてみた感じだと、神田川のおすすめ桜スポットは:
②高井戸駅近辺
④新江戸川公園~江戸川公園間
かなと思います!是非今週末行かれてみてください♪
そして、最後の最後に!
ここで私大好きな散歩士、miwa3kさんの神田川を歩くの記事を読むと、
視点が違っていて新たな発見があって最高です!
どうして24.6kmの要所を書きながら記事2つに収めることができるのか・・・
まとめる力が本当にすごいです。
というわけで、神田川を歩く、完了です!
皆さんも東京を江戸時代から支えてきて、歴史溢れる神田川沿いを
是非お楽しみくださいませ~♡♡