ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、隅田川を歩く -3 すみだリバーウォークから両国橋まで-

皆さんこんばんは、地図子です!
今回で3回目の隅田川を歩くですが、
やはり都心を流れるということで馴染みがある方が多いのではないでしょうか?
皆さん一旦隅田川のどこがお好きなんでしょう?聞いてみたい!

 

今回は出来立てほやほやのすみだリバーウォーク(E地点)をスタートし、
懐かしの両国橋(G地点)を目指す、THE江戸な回になります!
それではれっつごー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モぉ〜浅草か?

 

東京ソラマチも賑わっていたすみだリバーウォーク(E地点)スタートです。
なぜ賑わっていたのかというと、この辺りはもうすっかり浅草!
そして 地図子、隅田川を歩く -1 岩淵水門から千住大橋まで- の
江北橋から見えていた東京スカイツリーも今ではこんなに巨大!
隅田川随一の人気の浅草ー押上エリアです。

 

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人が多いエリアですが、その中でもホッと一息つけるのが、
隅田川両岸に広がる隅田公園・・・のうち左岸で墨田区側にある牛嶋神社です。
名前の通り、狛犬ならぬ狛牛、そして撫でた箇所が良くなるという撫で牛がいます。

 

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東京ど真ん中なのに秘境感があって好き。

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立派な狛犬・・・ではなく狛牛です。

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地図子は肩こりなので肩を撫でました。




橋パラダイス

 

東武伊勢崎線・銀座線・浅草線の浅草駅に程近い、吾妻橋に到着です。
この時期なので海外の観光客は見かけませんでしたが、日本人は普通にいます。
アサヒビールのこのモニュメントは海外の人から見てもう○こに見えてしまうのか、
下町観光地の名所として気になります。

 

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隅田川のこの辺りはユニークな橋の聖地です。
両岸には同じような幅のビルがぎっしり並ぶ中、橋だけが個性を光らせています。

 

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昔は大川橋と呼ばれ、東と吾嬬神社をかけて吾妻橋になった。1774年創架で今の橋は1931年から。

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千住大橋を思い出す駒形橋。1927年竣工。

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1874年完成の厩橋。この辺りは沈没が多く、三途の渡しと呼ばれていたこともあるとか。

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蔵前を歩きたくなる、蔵前橋。1927年竣工。




両国探検隊

 

浅草ー押上エリアを通って、蔵前を過ぎ、両国に近づいてきました。
両国もこれまた下町文化が溢れる街!
その中で特に地図子が気になっていたのが・・・こちら!

 

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隅田川のすぐ隣に位置する、旧安田庭園(F地点)です!
都内の庭園にはかなり行っていますが、旧安田庭園は今回がお初。
安田財閥の祖である安田善次郎が所有していたので、この名前がついています。

 

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なんといっても楽しみにしていたのが、旧安田庭園は汐入回遊式庭園だということ!
庭園の池は隅田川の水を引いて造られているのです。(今はポンプだそうです)
庭園には鷺や鴨がたくさんいたのですが、中でも亀が豊富!
池の端にしゃがみこんでいると、向こうから積極的に私の方に向かってくる亀も。
亀は地図子のなくした指輪を見つけてくれるラッキーアニマルなので、いつまでも見ていられます。

 

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隅田川は水を引くための水門跡。

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井戸を見ると立ち止まらずにはいられません。


旧安田庭園を抜けて、JR総武線両国駅前まで来ても面白い。
すぐ隣には両国一の名所である両国国技館が建っていますし、
駅を出て南に真っ直ぐ進むと、明暦の大火を期に開かれた回向院もあります。
回向院は建物が新しく、イメージとだいぶ違いました。

 

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そして第3回の最後は両国橋(G地点)です。
両国橋は武蔵と下総の2つの国の間にまたがり、
明暦の大火で大勢の人が逃げられずに亡くなったことをきっかけに、
1658-61の間に隅田川最初の橋として架けられました。
あれ?ちらっと見えるのは・・・

 

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あの緑の橋は柳橋ではないですか!
ここが地図子ブログで一番最初に踏破した神田川との合流地点です。
当時は冬で夜だったし、ブログもまだ無駄に長いし・・・
日本橋クルーズでも通りましたが、ここで隅田川に出ると急に荒波になるんですよね。
江戸時代に大川を渡ろうとして沈没した人々の気分を味わうことができます。

 

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屋形船と柳橋がいつ見ても似合う、神田川の最後。


隅田川を歩くの第3回はここまでになります。
この区間は橋や庭園や神田川との合流地点など、江戸を感じられるポイントが多い!
次の最終回では雰囲気が一変する河口まで、がしがし歩いていきたいと思います。

 

皆さんも隅田川の浅草・押上・蔵前・両国エリアで江戸を感じてみては?♡♡