ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

滑るは怖いが役に立つ

皆様週末を楽しんでいますでしょうか、地図子です(*^^*)

昨日は都内でも雪かもしれないということで、おニューの長靴を履きましたが、

雨すら降りませんでしたね・・・(泣)

交通状況が混乱しないのはいいにしても、私の長靴の出番はいつ訪れるのでしょうか・・・?

 

実は皆様にウソをついていたことがありまして・・・

「24歳女子」と書いていますが、本当は今月が24歳の誕生日なのです!

(この間早生まれの説明をするのは面倒だと櫻井翔くんや鈴木梨央ちゃんも言っていてとても共感!!)

できればお花が綺麗で暖かい時期に誕生日を迎えてみたいと思いつつ、

今回は去年の誕生日旅行、

いや誕生日修行@山形について振り返ってみたいと思います!

 

 

 

 

 

地図子ブログにて、ここで新たな登場人物のご紹介です!

地図子には「先輩」という相方さんがいます。 

先輩は全く地図ヲタでも鉄ヲタでもないのですが、

心がとても広いので、よく地図子のスタンプラリー旅などにも笑顔で振り回されてくれます。

 

そんな中、去年の今頃私の誕生日をお祝いするために、

先輩には山形旅行を企画してもらいました!

地図子はどちらかというと春派秋派で暖かい気候を好む傾向にありますが、

スキー旅行ということで久しぶりの雪国にわくわく。

雪が積もっていると、飛行機からも町の形や地形がよく分かります、ステキ。

 

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週末で行ったのですが、1日目はこちらの蔵王スキー場!

ホテルとゲレンデが近接していたためとても便利でした。

雪も綺麗だし、私のような中級者でも滑ることができるコースが多いです。

近年はそんなに体力もないので(笑)2日目は蔵王名物の樹氷を観賞!

山の上は風が強く、雲とともに天気がすごい勢いで変化し、

とてもではないですが目を開けていられません。

 

www.zao-ski.or.jp

 

 

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さて!ここからが今回の記事の本題です。

2日目の午前中に樹氷を見に行ったところ、午後の時間が空いたため、

先輩の提案で山形駅まで出て、少し先の山寺立石寺にお邪魔することにしました。

 

山寺立石寺といえば、松尾芭蕉奥の細道の中で

「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」

と詠んだことで有名ですが、それだけではなく、

お坊さんが1015段もの階段を登って修行をするらしいとのこと。

ちょっとひっかかることがありつつも、山形駅まで到着。

 

 

 

が、

2人とも地方電車の本数の実態を完全に失念しており、

改札に到着したのが仙山線出発1分後(笑)(笑)

次の電車は1時間後であるため、待っていると帰りの飛行機に間に合わなさそうです。

 

誕生日ということで、ここで先輩が男気の決断を・・・

先「よし、タクシーで行こう!」

 

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電車であれば2人で480円の道を、およそ6000円をかけて山寺駅まで向かいます。

車内ではタクシーの運転手さんと話がはずんだため、ひっかかった点について質問してみることに・・・

 

 

 

地「あの~、山寺は階段の数が多いみたいですけど、雪の中でも登れるんでしょうか?」

タ「あ~若い者2人なら大丈夫、大丈夫!1時間くらいあれば往復できるよ、若いっていいの~!」

 

 

 

地元の方ですもの、信じちゃいますよ運転手さん?☆

念のためネットも検索してみるも、冬は観光不可という記載も特になし。

1時間弱かけて雪の中、山寺の入り口まで到着です。

 

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恐る恐る上を目指すと、少し登った先の本堂までは階段も除雪されていて、

さすが観光の名所、いい感じです。

そんな中、登山口で入場料を支払い、更に上を目指す・・・!

 

 

 

 

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やっぱりかー!!!

タクシーの運転手さーん!!!(笑)

そこには階段という概念がなく、つるつるの45°の坂があるのみ。

素晴らしきリアルアナ雪の世界。

私はヒールがないブーツで訪れていたのですが、

階段を踏んだ瞬間に滑り、登山口から一歩も上に登れません。

さすがに身の危険を感じます。雪国すごし。

 

しかし、6000円をかけてやっとの思いで辿り着いた山寺立石寺

登り切って素晴らしい景色を拝むことは不可能なのか!

地図子の命、ここまでか・・・!

 

 

 

 

 

と思ったところ、登山口に貸し長靴があることを発見。

既に15時を回っている中、貸与時間は16時までだと咎められつつも履き替えます。

するとびっくり!長靴だとつるつるした45°の坂を何とか踏めるのです!

手すりを命綱に、横向きに、一歩一歩氷を踏みながら登っていきます。

 

 

 

時間制限や体力の限界と闘いながら、先輩とお互い励まし合いつつ、

たまに足をすくわれながらもどんどん登っていきます。

腕は手すりの握りすぎで、登っている最中から始まる筋肉痛。

 

 

 

そして、遂にその瞬間が・・・!

 

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息も絶え絶えで、腕が悲鳴をあげている私たちの前には、

水墨画のような美しい景色が広がっていました。

お坊さんも(そしてなぜか郵便配達の人も)自然と闘いながら修行をしていたのでしょう。

 

 

 

美しい景色を堪能したのも束の間、

私たちには貸し長靴を返却するという20分のタイムリミットがあります。

そして、登るのも一苦労だったのに、あの階段をどう降りればいいのでしょうか(^ω^)

滑って落ちればひとたまりもない急な45°の坂です。

 

知恵を絞った結果、

腕の力を更に酷使し、手すりにしがみつきながら後ろ向きに降ります。

名付けて逆☆アヤーズ・ロック・クライミング

慎重に、慎重に、降りていると、違う男女のペアの方と合流。

なんと・・・45°の坂を滑り台のごとく滑っています・・・!逆転の発想。

中国人のご家族も交えて、みんなで助け合いながら滑る!!!

 

 

 

 

 

お陰様でギリギリ時間内に貸し長靴を返却することができました。

一緒に生死をさまよった(?)仲間に別れを告げ、

電車が来るまで駅前の甘味処でほっと一息。

 

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23歳しょっぱなから忘れられない思い出になりました。ありがとう山形。

今回の教訓としては:

①雪国はやはり雪国。

②長靴は偉大。

③滑るは怖いが役に立つ。

(それとも、みんなで滑れば怖くない?)

といったところでしょうか。

 

 

 

まだまだ寒い日が続きますが、

雪国の皆様も、都内の皆様も、雪の日はしっかり長靴を履いて、

元気に過ごしていきましょう♡♡