皆さんこんばんは、地図子です!
今月無事アメリカの大学院を卒業しました。
アメリカにはまだもう少しいようかなと思っているので、海外から引き続き更新です。
ここから2回にわたっては、1月に訪れたブラジルについて紹介しようと思います!
南アメリカは行ってみたいと思いつつ、日本からは遠い・・・
ということでアメリカ留学を機に、訪れてみることにしました。
訪れて分かったことは、ブラジルの街は地形の宝庫だということ!!
世界中を探しても大都市の中でこんなに地形が見られる場所はないのでは・・・?
海沿いの街ですが素晴らしい高低差が楽しめ、日本だと大規模な熱海や鹿児島のよう。
一方でとても悲しいことに、街中の治安が全然良くないのも事実です。
ツアーで一緒だった仲間には、スマホや財布をスられた人も多数。
危険と隣り合わせの中、感動した地形をまずはリオジャネイロから紹介していきます。
コルコバードのキリスト像
まず訪れたのは、ブラジルの紹介のときに出てくるあの巨大なキリスト像!
あの壮大な風景はいったいどのようにして生まれているのでしょうか?
キリスト像までは登山電車を使って登りました。
景色が綺麗なのと、本格的に混まないうちに、朝一ででかけました。
リオデジャネイロからすぐなのに、風景だけ見ると高尾山を登っているかのようです。
頂上まで辿り着くと、キリスト様がお出迎え!
このキリスト像は1888年に案が出されたのち、1931年に完成したそうです。
こんなに大きい像を建てるのすごいな〜と思いつつ、日本だと牛久の大仏的な感じ?
そして展望台からの景色が圧巻です!
海の近くまで無数の丘が迫っていて、高低差が多いのが見て取れます。
また、目の前にはラグーンまで!日本にはない地形まで楽しむことができます。
エスカダリア・セラロン
次に訪れたのが、高低差マニア必見のエスカダリア・セラロン、セラロンの階段です。
セラロンの階段は、まずカラフル!
チリ人のアーティスト、ホルヘ・セラロンへ世界津々浦々からタイルが贈られました。
そのタイルが階段に沿って貼り付けられていて、南国感を醸し出しています。
日本から寄贈されたタイルはあるかな?と思っていて見ていたところ、招き猫を発見。
樋口一葉の路地のような日本の美しい階段の風景をタイルにして、贈りたいですね。
他の日本のタイルは見つけられなかったものの、思わず発狂したのがこちら。
どこの国のタイルかは分かりませんが、これって我らが狂気ぶたでは・・・?
日本の公園で見かける狂気ぶたより、だいぶ狂気的な顔をしています。
狂気ぶたのグローバル進出を感じた観光スポットでした。
チジュカ国立公園
階段も丘もあって、これ以上素晴らしい高低差はあるのか・・・?
と思っていましたが、これを上回る高低差がリオデジャネイロにはあるのです。
その名もチジュカ国立公園!
「頂上まで行くの体力必要だけど行きたい?」
とガイドの人に聞かれましたが、地図子に頂上まで行かない選択肢はない!
早速巨大な滝に迎えられながら、山登りを開始します。
最後は鎖を使って登るくらい、なかなか過酷なのですが・・・
頂上からの景色は今まで経験した中で一番の絶景でした!
リオデジャネイロの街、山や丘、そして海が融合しているのを眺めることができます。
リオデジャネイロはとにかくビーチが美しく、ブラジル人も海を楽しんでいたり・・・
かと思いきや、街中の高低差には明らかにファベーラがたくさん。
貧富の格差が激しく、土地がない人たちが高低差がある地区に集中しています。
ブラジルでは、社会で生じる格差が治安の悪さに直結することを体感しました。
ワールドカップのスタジアムが造られた裏で、ホームレスが駆逐されることも。
こちらはその地域で奴隷貿易の港だった場所が、今は埋め立てられていたり・・・
水好きには嬉しい、カリオカ水道橋を見ることもできました。
そんなところで、リオデジャネイロでは色々な頂上から街を眺めさせてもらいました。
自然、そして多様な人種や文化が集まるダイナミズムを感じることができました。
日本から見ると地球の反対側に、こんな美しい街があったとは・・・!
一方で、治安は悪く、現時点ではあまり街歩きには適していません。
この記事で紹介した頂上は観光地なのでまだ回りやすいとは思います。
それでも特に街中を歩くときはご自身の身や荷物に最新の注意を払ってください。
おまけ:海沿いのオアシス、パラチー
リオデジャネイロの後は、少し南下してパラチーへ。
こちらの町はポルトガル占領下に建てられていて、閑静な町です。
リオデジャネイロの喧騒から離れて、歩き回って一息つくことができてオススメです。
皆さんもリオデジャネイロを高低差の観点から見てみては?♡♡
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