9月に入りましたね、地図子です。
9月はまだまだ暑いので夏ですよね?笑
どんどん歩きやすくなってくるので、是非『国分寺崖線を歩く』などを持って
お散歩しちゃいましょう!!
さてこれまで2週に渡ってお届けしてきた長崎でのブラ地図子。
地図子は長崎の階段や坂を楽しんだ後、長崎港から五島列島へ行ってきました!
海が綺麗・・・と思っていたのも束の間、
なんと台風が中国地方に向かって北上してくることに!
五島列島周りの海も影響を受け、乗ろうと思っていた船が欠航になってしまいました。
雨はそんなにひどくなかったけど、突風で傘がひっくり返りました、ええ・・・
その後フェリーが出たものの、予定していた飛行機には間に合わず、
次の日の飛行機も満席だったため、急遽福岡空港から帰ることになりました!
これは10年ぶりに福岡をぷらぷらするチャーーーンス!
ということでタモリさんご出身の福岡に降り立ってすぐジュンク堂福岡店にお邪魔し、
こちらを購入してからすぐ博多側に移動し、(タモリさんごめんなさい)
大きく分けて3ヶ所をぷらぷらしてみました。
博多といえばブラタモリ三大悲劇の1つである、
タモリさんが訪れた発掘現場付近が沈下するという現象もありましたが、
今回も元気にれっつごー!
櫛田神社から海を想像する
今回博多と中洲の間にある祇園駅の宿を予約したのですが、
蓋を開けてみると倉敷以来のびっくり!ブラタモリスポットどんぴしゃでした。
まずは祇園駅より南側の中洲寄りにある櫛田神社を訪れます。
とても立派な鳥居です。が、これがお目当ての鳥居ではありません。
お参りして、おみくじで大吉を引いて、これはラッキーとうろちょろしていると・・・
これでもありません。
あっ!!
探していたのはこちらの下り階段付きの鳥居でした。
この鳥居の階段の下は、古代から中世の頃は入江だったそうです。
ここから舟が出ていたと思うと浪漫があります。今お向かいはがっつりキャナルシティですが。
階段を降りたところには橋の跡のようなものもありました。
水路があったのかどうかは分かりませんが、海が近かったことは間違いないでしょう。
東京、長崎に続き、ここは天気の子のロケ地を福岡とした場合の田端駅南口ですね。
聖福寺で町割りのせめぎ合いを楽しむ
次は祇園駅の北側にある聖福寺に向かいます。櫛田神社からさほど遠くありません。
16時を過ぎていて、一部の門が閉まっていたので入れないのかとドキドキでしたが・・・
無事念願の風景を見れました!
ブラタモリの放送を見ていないと「この写真はなんだ?」という感じです。
一見綺麗な碁盤の目のように見える祇園周辺ですが、
聖福寺だけ微妙にその角度がズレているのが地図でも分かりますでしょうか?
聖福寺は博多の中でも砂州で微高地の場所に建てられていて、
中世までは博多の町割りの基準だったそうです。
しかし、豊臣秀吉による大閤町割は大博通りを基準とし、角度が10°ズレていたため、
聖福寺内のこの「く」の字で歪みを調整しているようです。
聖福寺が微高地にあったとは言え、現在の博多でそれを感じるのは結構至難の業!
この写真でポンプが崇められているように、水との距離が近いことを感じます。
路面電車の痕跡をプチ冒険する
最後は近くの呉服町駅から箱崎線に乗って、馬出九大病院前駅で降ります。
ちょっと北上して馬出バス停交差点に出ると・・・ありました!
バス停ではなく、左側にある微妙なスペースを探していました。変人です。
このスペースが福岡の繁栄を支えた、昔の路面電車の線路跡だそうです。
この後見つけたいものの方が更に変人感が強いのですが、どっちの方向にあるか・・・
いちかばちかで上の写真の奥の方に向かってそのまま道を歩いていくと・・・
ありました。
え、何がって?笑
見えませんか、この木が!!
こちらも路面電車の線路の枕木の名残ではないかと紹介されていました。
こんな木をわざわざ福岡まで見にいく人なんて地図子・地図男くらいです。
ブラタモリの世界にかかるとただの木まで特別なものに見えるから不思議ですね。
最後はそのまま線路跡を進んで、筥崎宮へお参りしてきました。
東京にも日本橋箱崎町が存在しますが、この筥崎宮が由来とか由来じゃないとか。
海の雰囲気が香る、立派な神社です。
今回のブラ地図子@博多はここまでになります。
五島列島で船が欠航になったときはどうしようかと思いましたが、
おかげで低地に港の面影が残る、博多をぶらぶらすることができました。
もう少し時間があれば新幹線で博多南駅に行ってみたりと、
タモリさんご出身の福岡側も散策してみたかったのですが、
次回正式に福岡を訪れるときのお楽しみということで!
皆さんも博多の微妙な高低差を体感してみては?♡♡
今週のお題「わたしの自由研究」