暑さに負けてませんか、地図子です!
地図子は・・・負けております(笑)
中高生のときはこの暑さを走ったりしていたと思うと恐ろしい・・・
最近は外を歩くだけで気を失いそうです。水分補給大事。
気を失いそうになりながらも地図子の名にかけて、
誰にも頼まれていないのに歩いてきました・・・
です☆
思い返せば半年前、まだ寒い中凍えながら
妙正寺川が下落合で暗渠化し、
高戸橋で神田川に合流するのを静かに眺めたものです。
あゝ光陰矢のごとし。
ただ、暗渠化する前はどこから流れがやってくるのか。
神田川のような工夫が何かあるのか。
ある夕方、ふと思い立って冒険を開始してみることにしました。
久しぶりに川歩きで5.6km追ってみましょう、れっつごー!!
今回は中央線荻窪駅で下車して、水源を目指します。
20分ほどかかりました。夕方だけど既に倒れそう。
汗をだらだらかきながらまずは辿り着きました!
このあたりは住所が杉並区清水で、明らかに水が湧きそうです。
川はどこから流れるのか公園の周りを1周していると、
ありましたありました。
盛り上がっているところが妙正寺川の始まりです。
看板がたくさんあるので読んでいくと・・・
なんと、以前妙正寺川に流れ込んでいた井草川があるらしいです!
こちらは現在暗渠化されて遊歩道になっています。
う~、こっちも追いたい!けれどもいつまで経っても帰れないので泣く泣く断念。
気を取り直して今回は妙正寺川に集中!
もう17時くらいですが、川歩きを始めます。
今回はスタートが杉並区。
神田川のときもそうでしたが、相変わらずアートが豊富です。
そして杉並区名物の距離看板もお久しぶりです!
ただ神田川のときは7kmほどありましたが、今回は1.3km!短い!
途中の橋にはオブジェかと思ったら・・・本物(笑)
このあたりの住所は水や沼や草や、湿地っぽい名前が多いです。
アートは続きます。
そして永久橋にはラブラブなカップルが!横目に嫉妬する1羽。
かと思いきや、鳩が大量に閉じ込められているおうちもありました・・・
さあ、杉並区も残り500m。
誰かが川沿いに小物アートを置いていました。おまじないかな?
また、いくつか暗渠の水路のようなものを発見!どこまで続くのか気になります。
妙正寺川ラストスパート!
そして遂に・・・
今回は杉並区と中野区の境界線に看板がありました。
アーチをくぐると中野区。戻ると杉並区。
どこでもドアみたいな遊びが楽しめます☆
そしてアーチをくぐった後の中野区側にも珍しく看板を発見。
でも前回も・・・
半年前と変わらず、境界に看板があるだけで、
その後は全然説明の看板がありません・・・中野区。
川沿いの景色は中野区白鷺の団地に入りました。
このあたりから西武新宿線沿いを行くのですが、かなり古い景色が多いです。
団地には結構外国人の方も住んでいるようです。
このあたりも土筆橋であったり、白鷺の絵だったり、
昔湿地帯や土手だったのかな~と思わせるアイコンがたくさんあります。
今年初のひまわりも発見です。
白鷺マークを追っていると辿り着くのが・・・
出口から3歩歩くと妙正寺川という素晴らしさ。
鷺が付く駅といえば、神奈川県出身者からすると、
こちらは少し錆びつつも歴史が古い雰囲気です。
なぜなら・・・
源頼朝と関係しているとなったら「宮」がついて重厚感が出るわけです。
鷺ノ宮駅を後にして更に進むと、
護岸工事をしていて川沿いを歩けない箇所が出てきます。
う~、川沿いを歩きたい。神田川でもあった帰りたいモードに突入してきます・・・
ふわ~!やっと妙正寺川沿いに戻って来れました。
と思ったらこの風景何かデジャヴ!
と思ったら、え、え、え!!!
神田川にはこんなはっきり見える調節池はなかったので、驚きです。
よく見ると、RPGゲームに出てくるダンジョンみたい。
運動している子どもや観戦している親はその下が調節池で、
いざというときに東京を救っていることには気付いていないんだろうな~と思うと、
縁の下の力持ちすぎてにやにやします。
ちょうど神田川の増水注意地域として有名だった
「弥生」と同じ橋も発見して、神田川歩きの記憶が蘇ります。
興奮を胸に夕焼けの川沿いを歩きます。
今度は本物ではなく、オブジェを発見。
暗渠、商店街、リラックスしているにゃんこも発見です。
妙正寺川を歩き始めてから初めて幹線道路が見えてきたのですが、
その手前にまたしてもRPGのダンジョンらしき場所をがありました。
こちら東京都第三建設妙正寺川取水施設のようです。
幹線道路は環七通りでした。
南下すると善福寺川、そして方南町駅近くの神田川にもぶつかります。
夕焼けに光る中野区立野方図書館がいい雰囲気です。
徐々に暗くなってきて、本日中に妙正寺川を歩き切ることができるのか、
心配していた中、急遽右側に緑の塊が現れました。
川歩き大好き地図子からすると、何やら妖しい場所です・・・(笑)
やはり!
看板を見ると「中野水再生センター」と書いてあります。
神田川や荒川でも見られた、公園の下が水再生センターになっているパターンです。
妙正寺川をよく見ると、公園側から水が流れ込んでいます。
う~ん、見たい!でも公園の森の中は真っ暗になってきました・・・
神田川の主が言っていたように土嚢が用意されています。
使用状況が気になります。
色々気になるところが出てきたものの、暗くなり確認できなくなってきたため、
今回も相変わらず中野区に入ってから看板がほぼないのですが、
既に2つも調節池が公開されていましたし、
公園の下に水再生センターも発見できましたし、
神田川の経験を活かして、上手く川との共存の秘訣を探せそうな気がします。
また、今回も新宿区に入って説明の看板が増える瞬間が楽しみです♪
皆さんも近くの公園を探ってみては?もしかしたら何かが隠されているかも♡♡