皆さんこんばんは、地図子です!
地図子、荒玉水道を歩く -1 多摩川から谷戸川まで- と
地図子、荒玉水道を歩く -2 谷戸川から小沢川まで- で
ひたすら真っ直ぐな荒玉水道を歩いた地図子です。
水道が埋設された道路が残っているのは世田谷区砧から杉並区梅里までですが、
それより北も1960〜70年代まで送水が行われていました。
道路は残っていませんが、なるべくこれまでの直線道路と同じ角度で自力で歩きます。
それでは地図子が考える荒玉水道の続きを、れっつごー!
小沢川 → 桃園川 → 妙正寺川
環状7号線と青梅街道の交差する地点から、北西30°の角度で進んでいきます。
すぐに現れるのが、杉並区名物暗渠の桃園川です。
この辺りは他にも暗渠の支流のような静かな住宅街の中を歩きます。
荒玉水道の角度だとちょうど中野セントラルパークサウス、
そして中野区民憩いの中野四季の森公園を突っ切る形になります。
サイトを見るとどちらにも防災用井戸があると書かれていたのですが、
平常時は箱の中に入っていて見ることはできませんでした・・・残念。
でもまだまだ諦めてはいけません!
中野駅の北側は徳川綱吉が生類憐みの令で集めた犬を収容できたくらい、
良質な井戸水が昔から豊富なエリアなのです。
記事のメインどころが完全に荒玉水道ではなく、井戸になってきました・・・
中野駅の北側といえば、新井薬師(新井山梅照院)!
ここにもばっちり井戸があり、コロナでないときは飲むこともできるそう。
早く水を出せる日がやってきますように・・・!
地図子が荒玉水道代わりに歩いている中野通りの反対側には新井天神もあります。
烏山川の松陰神社を思い出す立派な鳥居ですが、こちらは菅原道真を祀っています。
この後駅前を通る予定があまりないので、西武新宿線新井薬師前駅近くでランチです。
駅の北側に駄菓子屋さんが残っていて、なんとその入り口にも井戸があります。
ポンプはボロボロですが下はつながっているので、ポンプを直したら水は出そう。
ずっと井戸の話ばかりしているのですが、話を荒玉水道に戻します。
西武新宿線を越えて江古田川が妙正寺川に合流した下流を荒玉水道が通るのですが、
そこだけちょうど台地と台地の間を切り通しているように見えます。
これは荒玉水道を通すときに切り通したのか、それともここが細いのを計算したのか、
荒玉水道を計画した人はどんな人だったんだろう、と妄想が膨らむポイントです。
妙正寺川 → 野方配水塔
荒玉水道に連れられて妙正寺川へ到着、ほぼ3年ぶりの哲学堂公園です。
前回同様妙正寺川第二調節池などついつい見てしまうのですが、
今回はもう1つ探しているものがあります・・・
それはもちろん、井戸!
公園の中の川沿いの低地にあるのかと思いきや、
自分が入った出入口からすぐの場所にある、管理棟の近くに隠されていました。
あまり見かけない、レトロな形のものです。(高砂鐵工製井戸だそうです)
その他にも井戸が2つも!中野の北側は井戸パラダイスです。
妙正寺川を渡ると突如現れる異国感漂う建築物。
これが今回のお目当て、みずのとう公園の中の野方配水塔です。
1929年に竣工し、1966年まで使われ、1972年に給水所としても廃止になったそう。
ただし今も中野区民の災害用給水槽として、新鮮な水が循環しているそうです。
なぜ異国感を覚えたのか・・・あっ、懐かしのヴコヴァル給水塔に似ているからだ!
今回の荒玉水道を歩く、はここまでになります。
直線道路を過ぎ、井戸ゾーンを越え、1つ目の目的地の野方配水塔まで辿り着きました。
残すはもう1つの目的地・・・ですが、本来の目的のあそこまで向かうかも?
皆さんも中野の北の井戸ゾーンではなく、荒玉水道を探してみては?♡♡
ーーーーーーーーーー
*お知らせ*
久しぶりに人様のブログにお邪魔させていただいております♡
ブログ上でヒヤパさんに成り代わって熊本に行ってまいりました!
熊本はまだ地図子だと自覚する前に高校の修学旅行で行っているのですが、
今回成り代わるにあたって地形図を見ても素敵なスリバチ地形ばかりで、
また改めて行かねば!と決意しました。(都井岬灯台のスタンプと抱き合わせで)
ヒヤパさんのおもしろ企画には何度か参加させていただいていますが、
今回は2X年ぶりのプロフィール帳!
童心に・・・帰らず今回はPCで文字を打ち込んでみたら、
びっくりするほど楽ちんでした。(そういえば地図子PC得意だった)
今までの苦労はなんだったんでしょう・・・
↓たかねきよと氏の手書き(またの名を左手の暴挙)
↓タブレットで丸に苦戦する(またの名を茨城盛り上げ隊長のタブレット横取り)
こんな私をいつも誘ってくださる、ヒヤパさんありがとうございます♡
皆さんヒヤパさんの記事にたくさんブルースターをつけるように!!!