私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、24歳。東京都在住。鉄道男子と散歩女子の中庸をいく。暇さえあれば、Google Mapで妄想旅行。夢はブラタモリ出演と地図子本出版と多摩川沿いにレンタサイクルカフェオープン☆

山手線二十九景 -15 神田-

神田は隠れ家だ。

 

 

 

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ここも代々木と似たような雰囲気を醸し出した、

世界と世界を繋ぐ空間である。

 

 

 

浜松町あたりから始まったレンガ調の高架はクライマックスを迎え、

トンネルを抜けるとオフィス街から下町へと変貌する。

 

角のスターバックスの窓から、

「あ!あの人はオフィス街の魔界へと誘われていく~!」

「あ!あの人は下町の遥か彼方へと消え去った!」

とトンネル内の人の往来を観察しながらドキドキするのは、

神になった気分でとても楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

そんな私は一度、神田にあるお寿司屋さんに連れて行っていただいたことがある。

 

誘ってくれた方の行きつけの場所で、

神田の狭い小道の中に、腰くらいの低い看板が立っていた。

間口も狭く、目を凝らしていないと見過ごしてしまいそうである。

 

「美味しいから」と連れられて中に入ったら、

木でできた椅子とカウンターが並ぶ店内に一番乗りだった。

 

 

 

 

 

 

 

確かにお寿司は美味しかった。

普段マグロやサーモンなど赤身ばかり食べている私も、

コハダや名前は忘れてしまった光物などをよく食べた。

だが、何となく漠然とした違和感を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

締めにお味噌汁をいただく。

店長は終始今日取れたての魚や、旬の魚について色々話してくださった。

お味噌汁を吸いながら、ふーと形ないものをため息でかき消す。

 

 

 

 

 

 

 

お会計も済んだ。

店を出るときに一度店内を振り返ったが、

私たちがお店に入ってから出るまで、

他に客が1人もいなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

神田は隠れ家だ。

今日行くそのお店は、きっとあなたにしか見えない。

 

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山手線二十九景 -14 東京 ブラ地図子特別編-

木曜日ですね、おはようございます!地図子です。
週末までは後2日、後2日♪
そんな6月の平日を盛り上げる山手線二十九景ですが!
よくよく考えたらこちらの他にも敬愛するブラタモリ企画がありました。

 

 

chizuchizuko.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

それは・・・!

 

東京駅

 

ですね☆

 

 

 

www.nhk.or.jp

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月20日放送なのでもう2年近く前になりますが、
こちらのルートをなぞって丸の内側と八重洲側を
1時間程度でぶらぶらしてまいりました!
というわけで本日も旅行記口調でお楽しみください☆
さあ、レッツゴー!!

 

 

 

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①丸の内

 

まずは丸の内側ということで、東西線大手町駅からスタートします。
東西線ホームについては実は!
2015年7月20日放送直後の8月にも写真を撮っていました。
比べてみて、びっくり!

 

↓2015年8月 

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↓2017年6月

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実は色が全然変わっていますね!
相変わらずホーム幅が細くて転落しそうですが、
確かにいつからかすぐにも崩れ落ちそう感は薄くなりました。
毎日通っていると、このような微妙な変化にはなかなか気付きにくいものです。

 

 

 

ボコッと天井が低くなっている部分の上に何があるのかというと・・・

 

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通称「行ってこい階段」ですね☆
東京駅を歩いたことがある人は一度は、
「何かよく分からないけど階段を下がって上がった」
という経験があるはず。

 

 

 

ちなみに地図子の中では、丸の内線・半蔵門線から東西線に乗り換えるときに、
なぜか看板に書かれている距離が途中で増えるという怪奇現象があります。
知り合いに見せてあげようとしたときに限って、全くそう現れませんでしたが・・・

 

 

 

 

 

さあ、ここから地上に上がると、東京駅の美しいレンガ調の建物があります。
オランダのアムステルダム・セントラル駅をモデルにしていますね。
タモリさんが興奮なさっていた覆輪目地、素敵です。

 

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観光客が東京駅の写真をパシャパシャと撮っているのをよそ目に、
地図子はストイックに南口方面へ向かいます。
昭和12年、丸の内で最初につくられた地下道にもぐると・・・

 

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ライトも妖しく、歪んだ空間になります。

少し上がっているところの下を丸の内線が走っているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

八重洲

 

さあ、丸の内南口から八重洲方面に回ります!
・・・と思ったのですが、南口からは全然回れず大幅なタイムロス。
北口まで戻るかは微妙なところだったので、
結局東京国際フォーラム交差点まで歩いて高架下をくぐることになってしまいました。

 

 

 

やっと八重洲側に到着!
中央口近くで人混みの中目を凝らしていると、ありました♪

 

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江戸城の石垣の名残です!!
少ししかなく、本当に目を凝らさないといけないのですが、
風情があって地図子心をくすぐられます。

 

反対側にはタモリさんと桑子さんが避難階段を上がった先にあった、
中央分離帯が確認できました。

 

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最後に八重洲名物の八重洲地下街へ・・・もぐります・・・

 

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日本橋寄りにタモリさんと桑子さんが寄られた2つのお店が!
酒屋の方は朝でまた開いておりませんでしたが、
喫茶店はオープンしていたので、反対側の通路との間より下がって
お客さんが朝のコーヒーを飲まれているのを確認できました。
今度は私もゆっくりコーヒーを飲みたいものです・・・!

 

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こんな感じで東京駅近辺のブラタモリスポット、
およそ1時間程度で回ることができました(*^^*)
東京駅は東西の移動が煩雑で、空いている新宿みたいですが、
その分丸の内側と八重洲側で異なる雰囲気を楽しむことができます♪


また、東銀座の方まで地下通路が続いているとは・・・
「すべての道は東京駅に通ず」、ですね!

 

 

 

 

 

 

 

皆さんも隙間時間ができたとき、
東京駅の歴史をぶらぶら感じてみてはいかがでしょうか?♡♡

 

 

 

過去のブラ地図子はこちら:

 

chizuchizuko.hatenablog.com

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山手線二十九景 -13 有楽町-

いつかの夜。

有楽町の駅前で、ずっと人を待っていたことがある。

 

 

 

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その人との連絡手段は現代社会の電波の波に呑まれてしまっていたため、

東京交通会館の椅子に座り、ただひたすら、じっと待った。

 

 

 

顔を上げれば、新橋を髣髴させるレンガのアーチがあり、

その奥には日比谷の静かな夜空が広がっている。

 

 

 

右を見やれば、東京駅のスカイスクレーパーが煌々と輝く中、

空腹を満たすことだけを考えて買った屋台のパンは、しっかり銀座価格だった。

 

 

 

有楽町は新橋でも日比谷でも東京でも銀座でもあり、

そしてどれでもない。

コンパスを用いて、地図に東京で働く人の円を描いたら、

針はおそらく、新宿でも東京でも新橋でもなく、

東京交通会館で時間を忘れながらパンを頬張る私を刺すはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えていたら、

地下からむっくりと待ち人の影が浮かび上がってきた。

 

そのまま2人でアーチをくぐり、

山手線に乗り込んで物語は続く・・・

山手線二十九景 -12 新橋-

以前ダウンタウンさんの番組で、

「テレビの街頭アンケートといえば、どこですか?」

という出題があり、

サラリーマンの新橋vs. 若者の渋谷で、新橋に軍配が上がっていた。

 

 

 

幼いときは、「世の中のお父さんって朝から晩まで一体どこにいるんだろう?」

と思っていたが、

どうやら日本の鉄道発祥の地あたりにいるらしい。

色々な街が栄枯盛衰を繰り返す中で、

新橋は明治から日本経済を支えて、今日も動いている。

 

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ところで、「街頭アンケート」で取り上げられる街の基準とは興味深い。

同じような大きい駅でも新宿や東京はあまりそのイメージがないからだ。

 

おそらく

「多様な人が集まる、待ち合わせスポットがある」

ことが特徴なのだろう。

 

最近は小岩、赤羽など

街全体にテーマがあって「街頭アンケート」を招集できている場所もあるが。

マツコ・デラックスさん系番組を見過ぎかもしれない)

 

 

 

 

 

 

 

待ち合わせスポットには多くのドラマが集まる。

あなたがすぐに思いつく待ち合わせスポットはどこですか。

あなたのドラマのプロローグはどこですか。

 

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山手線二十九景 -11 浜松町-

浜松町は空にも海にも繋がっている。

 

 

 

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学生のときに課外学習のために、調査班4-5人で、

浜松町からモノレールに乗った。

 

車内の真ん中の椅子に座り、海を越え、

白く大きな鉄の塊がふわりと風に乗る瞬間を飽きずに見つめていた。

 

仲間のうちの1人は、大きくなったら自分も空を飛ぶ、と言った。

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらくして、浜松町から船にも乗った。

遠く先の街、橋、工場、きりんがキラキラと光る中、

友達が好きな人との今後の希望と不安に思いを馳せた。

髪を風になびかせながら。

 

 

 

 

 

 

 

人は空と海を前にすると、夢を語りたくなるらしい。

 

浜松町はいつも少し優しく、少しほろ苦い。

 

 

 

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