こんばんは、地図子です!
そして肝心な水源がこちらのお茶の水になります。
徳川家がこの湧水でお茶をたてたことに由来するそうですが、
確かに井の頭恩賜公園の池の端でしっとり水が湧き出てています。
ここが今回の旅の始まりです。
ここで素直に神田川沿いを歩けばいいものの、
川大好きなので隣の西園沿いにあるこちらにも足を伸ばします。
御殿山を越えると、発見!玉川上水!!
あの長い真っ直ぐな道に惹かれて玉川上水沿いを歩きそうになるも、
「今日は神田川だ!」と自分に言い聞かせてUターン。
いつかきっと玉川上水沿いも歩いてみせます・・・!
そんなこんなで井の頭恩賜公園内を通り、逆側まで歩きます。
途中には井の頭遺跡群と弁財天も。
そもそも地図子の疑問としては、山の手線内から遠く離れた
吉祥寺はなぜ住みたい街ランキング上位に入り続けるのか?
ということをブラタモリ観点からやってみたいです。
戦後の宅地開発など色々関係がありそうですね~。
びっくりなのですがここまでで既に30分を費やしており、
小走りで井の頭池の反対側の水路まで向かいます。
水の流れはあっという間に狭まり、浅くちょろちょろ流れています。
神田川スタート記念の石碑もあり、遂に神田川24.6kmコースを歩きます。
井の頭線の高架下をくぐると、すぐ吉祥寺の隣の井の頭公園駅に到着します。
急行は止まりませんが、閑静で公園が緑豊かで、
やはりファミリー向けにはもってこいな駅だと思います。
神田川も透き通っていて、のびのびと流れています。
井の頭公園駅を過ぎてしばらく歩くと、
このアメリカ風住宅街のあたりでやっと井の頭恩賜公園の最南端です。
井の頭恩賜公園1周するだけでも1時間くらいかかりそうです。
コンクリート式の水路になります。
ここで初めて船着場を発見!
ブラタモリの松江バージョンのようでテンションが上がります!
地図子が対岸からわくわく見つめているとはつゆにも思わない井の頭マダム達です。
更に歩くと、三鷹台駅に到着です。
と思ったら神田川が駅と住宅に挟まれ、一瞬川沿いを歩けなくなりました。
川沿いを歩くことが命!なので急いで隣の道から辿ります。
すぐに神田川沿いに戻れて一安心。謎に多言語対応しています。
このあたりは水路の中がトンボ柄になっていたり、
罰ゲームができそうな不思議オブジェ第1弾があったり、
気持ちばかりの庭園があったり、謎のアートがいっぱいです。
三鷹市も桜綺麗そうですね○
てくてく歩いていると、緑橋近辺で三鷹市から杉並区に突入!
反対側にある中野区境まで7.7kmの看板がお出迎え。
これが0kmになるまでが1章のカウントダウンです。
ブログでは1kmずつ載せていきますが、本当は0.1km刻みです。気合いがすごい。
杉並区から色々な看板が出没します。
久我山駅に到着です。
久我山駅は過去に小田急線と東急線配下だったことがあるようですね。
商店街もあって明るい雰囲気です。
ここで神田川の歴史や自然について詳しく書かれている
「神田川流域案内板」が初登場!杉並区ありがとうございます!
中野区境まで7kmの地点で、進行方向左には富士見ヶ丘検車区です。
1本ずつ走っているときは気付きませんでしたが、
是非私鉄10社スタンプラリーすべて回ったら検車区見学させてほしいです・・・
更に先には、不思議オブジェ第2弾があります。
その名を「He is Watching a Fish」!
富士見ヶ丘駅に到着です。
このあたりから神田川沿いを歩いているのか、
井の頭線沿いを歩いているのか、
何を目指しているのかよく分からなくなってきました(笑)
地図子、悟りの境地に達するまで無心で修行です。
富士見ヶ丘駅を過ぎたあたりは団地や公園が多く、
明るい雰囲気で小さいお子さんと住んだら楽しそうです。
不思議オブジェ第3弾の車止め。かわいいけど夢に出てきそう(笑)
途中で赤ちゃんのように生まれたてのバラを見つけて、春を実感したり。
また、初めて神田川全体の石碑を発見。
まだ水源から3.5km・・・全体の1/8・・・道のりは長いです。
高井戸駅に到着です。
こちらは環状8号線に乗っているとよく下をくぐる駅ですね。
川沿いには初!神田川というお寿司屋さんが登場!食べてみたい。
高井戸由縁の井戸も発見しました。
このあたりから川沿いは一軒屋がまた増えてきて、
少しJR南武線沿いの二ヶ領用水を思い出します。
一軒屋は神田川より一段上がったところにあるので、
家自体は改装しているとはいえ、土地は神田川を通す前から整備されていそうです。
「乙女橋」という女子向けのかわいい橋や、
不思議オブジェ第4弾の変な形した魚と魚の頭も登場。
途中、珍しく鎌倉橋のみ説明の看板を発見。
鎌倉に向かう途中にこの橋を通ったとは、、、
ここまででへろへろになりつつある地図子には到底考えられない距離です(笑)
このあたりは空も広く、人も少なく、
春になったら桜が綺麗そうな風景ばかりです。
しかも途中で駐車場の門を埋めたと思われるトマソン発見です!やったー!
途中残り5km、4km地点の看板を撮り損ねたのですが、
中野区境から3kmの地点で思い出のこの地が・・・
こちらの記事で紹介させていただいた、
まさか半年以内にまた来ることになるなんて・・・旧友に出会った気分♪
前回のコースを十字で切るように、西から東へ向かいます。
ここは小学生が遊ぶのにいいこんな素敵な石碑が・・・!
私もここまでずっと「は~るの~うら~ら~の~す~み~だ~が~わ」と
歌っていたのですが、(神田川の歌は歌えませんでした・・・)
途中でおちゃらかやかごめに変更♪
なのにかごめの遊び方があまり思い出せず、
年齢を重ねることの残酷さを確認しました(泣)
ここで久しぶりに、ブラタモリ的地形スポットを発見です!
反対側の道が明らかに暗渠です・・・!
以前はどこを繋いでいたのかとても興味深いですね。
考える男の子の隣を通りすぎると、今度は神田川かるたが壁に描かれていました。
こんな生物たちがいたとは思えないくらい今は住宅街なのですが、
おそらく最後の「田園」の絵が本来の姿だったのでしょう。
神田川はくねくね蛇行し、明大前駅近くを通って井の頭線とお別れです。
明治大学の学生が野球を頑張っている声が響きます。
明らかに神田川によって狭い用地を強いられた家や、
冒頭で出てきたプチ庭園とは比べ物にならないくらい大きい燈籠もあります。
途中護岸工事のせいで川沿いを離れますが、そそくさと戻ります。
このあたりは水路の壁が比較的新しいレンガ調で、気持ち深くなっています。
下のこの写真も暗渠を隠しているのかもしれません・・・
遂にこの記事の最後、中野区境まで残り約1kmのラストスパート。
住宅街の中に2つ目の船着場発見です。
中野区が近付いて、雰囲気も閑静な住宅街から都心に変化します。
環状7号線沿いには神田川取水施設・地下調節池が今も東京を支えていますが、
こちらについては第2章でもう少し書きます。
そして・・・
晴れて杉並区と中野区の境界線に到着しました!
このとき既に14:30!
お昼をちょろっと食べた以外は4時間ぶっ通しで歩き続けました(笑)
最初は井の頭恩賜公園だったのが、だいぶ景色も変わりました。
かなり足が棒と化している中、この日の旅はもう少し続くのですが、
今回の記事は一度ここまでで!
次回は三鷹市や杉並区とは全然違う!中野区・新宿区からお届けします☆
長文を読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに~♡