皆さんこんばんは、地図子です。
地図子初個展まで2週間ちょっとになりました!
ありがたいことに、個展と合わせてイベントが立ち上がりました!
1/25(土) 15:00-17:00
いつもお世話になっている千葉スリバチ学会会長の稲垣憲太郎さんが
「まいぺーすに歩く渋谷&原宿Map」を片手に個展会場から渋谷駅まで
渋谷川案内ツアーをしてくださります!
参加費は無料、申込不要でその場に待ち合わせていただければ大丈夫なので、
初めて渋谷を地形観点で歩いてみたい方は是非!
※地図子は店番なので、会場で手を振って皆さんを送り出します!笑
ご都合が合えば、是非ご参加ください♡
ブログの方はといえば、どんどん歩きますよ〜鶴見川42.5kmの旅!
第2弾の今回は、東急東横線綱島駅近くの大綱橋(B地点)から、
JR横浜線鴨居駅近くの鴨池橋(C地点)を目指していきます。
この区間には地図子が鶴見川で一番気になっていたあのスポットも!
鶴見川の謎を解き明かしに、れっつごー!
綱島の島を探す
鶴見川へれっつごー!と言っておきながら、最初から脱線。
今まであまり綱島駅で降りたことがなかったのですが、なぜ綱「島」なんだろう?
と思ってカシミール3Dの地形図を見たところ、3つの島が見えてきたのです。
1番大きいのは東急東横線の西側の綱島台エリア。この島が一番大きいです。
そして更に小さい2つの島が線路の東側にあったので、そこに寄り道。
1番小さいのは大通りから見えるこの島。
綱島の駅周辺は人や建物が多いですが、ここだけ圧倒的に山なのです。
ここは登ってみたところ、綱島神明社というそうです。
住民でも最近引っ越してきていたらなかなか気付かない場所なのでは?
綱島に住んだら憩いの山登りスポットになりそうです。
お次は大通りの反対側の諏訪神社へ。
こっちの島の方が少し大きいからか神社は平坦に作られていて、
綱島神明社ほどの自然の山の雰囲気はありません。
昔は関東平野が海になっていて、
この2つの島がポコポコと浮いている時代があったのでしょうか、どうでしょう。
鶴見川沿いのロマンがあるスポット、綱島神明社と諏訪神社でした!
こんな寄り道をしてようやく鶴見川沿いに復活です。
前回夕焼けの中に浮かび上がっていた富士山も、お昼時だと見えません。
やっとスタート!
この日は鶴見川沿いで駅伝が開かれていて、鶴見川を楽しんでいる人が大勢いました。
地図子も早渕川との合流地点を楽しみながら、どんどん歩いていきます。
みんなを救う、遊水池
鶴見川は大倉山に沿って90°、90°とクランクしていきます。
その姿はまるで港区の古川のときのよう!
2回目のクランク辺りで高いビルが見えてきました・・・そう、ここは新横浜なのです。
鶴見が綱島に近くて、大倉山が新横浜に近い!電車だと体感できない距離感です。
新横浜ということは、地図子が鶴見川で一番気になっていたあのスポットがすぐです。
そのスポットが気になり始めたのは、10月の台風のときにツイートがきっかけでした。
鶴見川耐えきったか。
— ズッキーニ (@zucchini03) 2019年10月12日
新横浜の遊水地のおかげだなあ。
よく行く遊水地横の流域センターでの動画。このビー玉が溜まっているところが遊水地になっているという分かりやすい実験。 pic.twitter.com/elIEe4LL0d
この緑の広場が新横浜公園という名の鶴見川多目的遊水池なのです。
この辺りは鶴見川が蛇行したり、鳥山川の合流があったりして、
地形的に水が溜まりやすい場所です。
そのため元々この地にあった治水機能を活かして、
平時は多目的広場として整備したのが今の新横浜公園です。
この間の台風のときなどは水を溜め込み、後日少しずつ川に流していきます。
隣の日産スタジアムでラグビーの試合ができなくなり話題になりましたが、
鶴見川沿いの住民を守るために、今までで3番目に多い量の水を溜め込んでいました!
新横浜エリアは建物だけでなく高速道路も新しく造られていて、
その人工的な雰囲気に鴨川の下流ゾーンを思い出しました。
でも川沿いはのどかで、遠くに横浜の建物が見えるのがまたギャップです。
鶴見川も多摩川や荒川ほどではないにせよ、大きな河川です。
そして今や川沿いには多くの人が住んでいます。
増水から住民たちの命を守るために色々な工夫がされていることを、
次に日産スタジアムでスポーツ観戦したら思い出すことができますね。
これぞ横浜の車窓
横浜といえば今や住みたい街ランキング上位で、みなとみらいを想像しちゃいます。
けれど、地図子が知っている横浜はこれ!
というかみなとみらいのような海沿い以外の横浜は大体こんな感じです。
のどかじゃん。
そしてこの山みたいなのは小机城跡だそうです。
新横浜の近代的な高速道路のすぐ隣には、中世のお城が山に埋もれています。
新横浜から鴨居と中山の間にかけて、鶴見川のすぐ隣をJR横浜線が走ります。
昔からJR横浜線は横浜なのにすごく田舎を走っているな〜と思っていたのですが、
鶴見川の川沿いの光景が合間ってこののどかさを生み出していたことに納得です。
鴨居駅に近付くと、また小規模な蛇行があります。
ここはくっきりと低地は畑だらけで家が建ってなく、
奥の高台の上に住宅街が広がり、その境界線をJR横浜線が走り抜けていきます。
高台の東本郷と低地の東本郷町、宛先を間違えそうなくらい住所が似ているのに、
後者を書いてしまうと畑の中にお手紙をぽつんと置いていかれそうです。
ようやくJR横浜線鴨居駅前の鴨池橋(C地点)まで到着しました。
冬は日が短いので今日も日が暮れていっています・・・念のため・・・
確認すると鴨池大橋の奥に、今回も富士山が見えました!
JR鴨居駅も富士山が眺められる駅として看板を出していました。
鶴見川沿いは富士山観測ポイントの宝庫ですね。
今回の鶴見川を歩く第2弾はここまでになります。
綱島の「島」や水が溜まる公園、富士山観測ポイントなど
鶴見川について新しい発見がたくさんある区間だったと思います。
この先も一体どうなっているのでしょうか??
皆さんも日産スタジアムに行ったら、遊水池のことを思い出してみては?♡♡