みなさんこんばんは、地図子です。
2024年も残り1週間ちょっとになりました。
今年巡ったところは今年公開しておこうということで、今回は・・・
地図子、天狗川用水を歩くの前編です!
天狗川用水ってどこ?なぜ歩こうと思ったの?
というと、今年地図子は水の郷百選という取り組みを知りました。
地図子が大好きな日野市、三島市や郡上市や米原市なども認定されています。
水の郷百選とは・・・・・・
水環境保全の重要性について広く国民にPRし、水を守り、水を活かした地域づくりを推進するため、地域固有の水をめぐる歴史・文化や優れた水環境の保持・保全に 努め、水と人との密接なつながりを形成し、水を活かしたまちづくりに優れた成果を上げている107地域を、「水の郷百選」として、国土交通省が認定しまし た。
水の郷の地域を見ると、地図子は水の郷のサラブレッドだということが発覚しました。
地図子の家族は父方が(広義の)京都府南丹市出身、母方が群馬県前橋市出身です。
特に前橋市はちゃんと歩いたことがなかったので、一度歩いてみたい!
そうしていたところ、利根川の右岸に天狗岩用水という面白い名前の用水路を発見。
前橋市の街歩きも兼ねて、歩いてみることにしました!
・・・と歩き始めて気がついたのですが、天狗岩用水の取水口は前橋市ではない!
その北にある渋川市から取水していることに、1回目の訪問で気づきました。
ですので、今回の前編はまず渋川市からスタートしてお届けします。
坂東橋(A地点)から歩き始め、上毛大橋(C地点)を目指します。
それではれっつごー!
壮大な利根川から取水!
天狗岩用水を見るために、直近で2回も群馬県前橋市を訪れました。
湘南新宿ラインに乗ってまずは高崎駅に到着したら、この日は汽車が!
そこからさらに両毛線に乗って前橋駅に到着です。
前橋駅からは渋川駅行きのバスに乗ると、今回の目的地である坂東橋に辿り着きます。
バス停から利根川を覗き込むと、すごい勢い!
さすが日本で2番目に長い川です。
堰の横には小さい水路も発見しました。
こちらは左岸の佐久発電所の方から流れてきているようです。
坂東橋から下流の方を眺めます。
奥に小さく見える高い建物が、前橋市中心部にある群馬県庁です。
渋川市から前橋市に向かって歩いていきます。
天狗岩用水ですが、もともとは下流の吉岡市漆原、右岸から取水していました。
しかし、1947年のカスリン台風、1948年のアイオン台風で取水施設が破壊されます。
対岸の広瀬・桃木用水の取水施設も被害を受けたため、三者で合口にすることに。
天狗岩用水も左岸の坂東大口合堰で取水され、暗渠を通して右岸に水を運んでいます。
農地の中を行く
すぐに渋川市から吉岡町に入り、しばらくは坂東橋緑地公園の中を歩きます。
この辺りでは天狗岩用水自体は見ることはできません。
代わりに、滝沢川が利根川に合流していきます。
坂東橋緑地公園を抜けると、天狗岩用水が開渠になりました。
野生動物がうろちょろしていたりと、のどかな雰囲気です。
もともと取水していた吉岡町漆原のあたりです。
このあたりには沈砂池および排砂門があるはずなのですが、見当たらず・・・
天狗岩用水沿いで特徴的だったのが、牛舎2軒発見したことです。
1軒は稼働していませんでしたが、もう1軒は香りで牛がいることがわかりました。
東京だと川や用水路沿いに酪農が残っているところはほぼないので、貴重です。
川・用水路歩きにしては珍しく、今回は道の駅を発見!
道の駅よしおかでランチを食べていくことにします。
温泉も併設されているようで、天狗岩用水歩きの疲れを取るのにおすすめです。
変わりゆく標高
道の駅よしおかを出るとすぐ、天狗岩用水の地図を発見しました。
ここには1957年に完成した天狗岩発電所があります。
ここまで天狗岩用水は平地を流れていました。
しかし、吉岡川が天狗岩用水をくぐる地点(B地点)を過ぎると風景が変わります。
右岸が台地になり、天狗岩用水との高低差が現れます。
川・用水路歩きでまたしても珍しいことが!
なんとお馬さんに遭遇しました。
天狗岩用水のすぐ隣、上毛大橋のふもとに赤城乗馬クラブさんがありました。
今回の天狗岩用水を歩くの前編はここまでになります!
天狗岩用水は現在は広瀬・桃木の用水路と合同の取水口になっていました。
用水路沿いには馬や牛もいて、珍しい風景が味わえます。
上毛大橋を過ぎた後はようやく前橋市に入るので、お楽しみに〜!!
みなさんも天狗岩用水を渋川市から歩いてみては?♡♡
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*お知らせ*
今回の天狗岩用水はYouTube地図子ちゃんねるでも紹介しています!
前橋市の区間がメインになるので、ぜひ後編を先取りしてみては?
動画の最後では坂東大口合堰の迫力も楽しめますよ!