みなさんこんばんは、地図子です。
今回は普段の日曜日更新より一日早く、お知らせをします。
地図子、はじめてのエッセイ本が爆誕しました!その名も…
生きている実感がほしくて、川を歩いている
です。

2017年1月から川を歩いては、ブログを更新している地図子。
ずっと川についての本を書きたいと思っていたのですが、なかなか実現せず。
川の知識に詳しいわけでもないし、ずっと実況中継していても面白くないし・・・
そんな中、2024年4月に「写真と文」さんに寄稿させていただくことに。
「そもそも何で川を歩いているんだっけ?」という問いについて書いてみると・・・
もしかしたら自分は「生きている実感」がほしいのかもしれないと。
川を歩いている8年間の中で、色々なことがありました。
知らない人に話しかけられたり、急にトイレに行きたくなったり、お腹が空いたり。
今話題の「熊出没注意」の看板に遭遇してヒヤヒヤした思い出もあります。
家やオフィスに閉じこもっているだけでは経験できないことが、たくさん起きる。
一見無意味そうな川歩きを通して、生きることを楽しんでいるのかもしれない。
84の川や水路の中でも、「生きている実感」に特化した話を16個選びました。

『生きている実感がほしくて、川を歩いている』
著:地図子
表紙イラスト:マサキヒトミ
A6文庫判 108ページ
1200円
2025年10月12日初版発行
目次
病室で後悔しないように生きている
オランダの底なし運河の記憶
神田川の主
鴨川のすべてを知る人よ
母との思い出の水源を探す
多摩川の最初の一滴・水干へ
川ポチャiPhone
散歩中に腹痛に襲われ、どう恥をかくか真剣に考えた
ボストン腹痛事件簿:「柔軟性」で生き延びろ
名古屋商科大学水源学部
名古屋の無人岬サバイバル
港区女子、危機一髪
滋賀は本当に琵琶湖の水を止められるのか
祖父の山を越え、故郷の水辺に還る
祖母の瞳に映る世界を受け継いで
川のほとりで、わたしを生きる
あとがき
今回は「写真と文」さんに掲載していたエピソード3種を編集して掲載しています。
どんなエッセイが載っているのか読んでみたい方は、こちらから試し読みできます。
↑章名を「ボストン腹痛事件簿:『柔軟性』で生き延びろ」に変更しています
また、今回の本は、表紙をはじめてイラストレーターの方にお願いしました。
マサキヒトミさんが、川が山から海まで流れる様子を素敵に描いてくださっています。
よく見るといつもの地図子の洋服!と、日野のふれあい橋もチェックしてください。

新刊ですが、明日11/2(日)のおもしろ同人誌バザール神保町で初お披露目です!
ベルサール神保町3階【お-34】にて、11:00-16:00の間でお待ちしています。
16:30以降は、そのまま神保町PASSAGEの「ことばの畔 えにし舎」に搬入予定です。

そして、ウェブショップ「地図子の本棚」での予約販売も開始しました!
予約していただいた方向けには、11/4(火)以降の発送を予定しています。
遠方のみなさまもこちらからお待ちしています。(地図子のプチメッセージ付きです)
長く広く読んでいただけるようなエッセイ本になると嬉しいなぁ。
どうぞよろしくお願いいたします!