ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

日本橋川・神田川・隅田川をクルーズしてみた

台風は大丈夫でしたか、地図子です。
千葉にお住まいの方は早く日常が戻ってくることをお祈りします。
地図子もなかなかスリリングな朝を過ごさせていただきました・・・それは次回。

 

 

 

さて、今回のブログのテーマの発端は次のような私のツイートからでした。

 

 

普段よく川歩きをしている地図子ですが、
常々「もっと水面を近くで見てみたいな〜」と思っていたところ、
このツイートに日本橋クルーズさんから「いいね」を頂きました。これは行くしか。

 

そういうわけで真夏のある日、同じく地図子仲間ののんちゃんをお誘いし、
日本橋クルーズさんのクルーズに参加してみました!

 

地図子たちが参加したのは「神田川クルーズ90分」のコース、
大人1名2500円ということでなかなか参加しやすいお値段です。
日本橋スタートで、神田川だけでなく日本橋川隅田川も通る歓喜のコースです。

 

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日本橋クルーズさんHPから拝借したコースの地図です。

 

それでは川歩き大好き地図子独自の視点から日本橋クルーズを振り返ります。
日本橋のふもとかられっつごー!

 

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江戸時代の面影を探す

 

まずクルーズで川を巡ると驚くのは、
街中だと開発で消えてしまうような昔の痕跡が川沿いには色濃く残っていることです。
日本橋からスタートしてすぐの日本橋川では、
江戸時代に造られた江戸城の城壁の名残を見ることができます。

 

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女性には麦わら帽子の貸し出しがあります。

 

城壁は綺麗に保存されているものもあれば、少し積み方が荒いものもあります。
水路の付け替えや再開発で城壁を一度バラし、積み上げ直すことがあるそうですが、
江戸時代の頃のように隙間がないように積み上げ直すことができないそうです。
築くは積年、壊すは一瞬ですね。

 

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計算された排水溝のような穴も発見。

 

江戸時代の面影といえば城壁のような人工物だけでなく、地形からも垣間見れます。
神田川御茶ノ水渓谷を通ると、他の区間より緑が圧倒的に多く、
釣りしている人が描かれていた江戸時代の浮世絵が思い起こされますね。

 

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陸では見られない戦争の痕跡を見つめる

 

クルーズでは普段東京を歩いているだけでは見られないものがたくさん現れます。
城壁や渓谷のような江戸時代の面影より更に驚いたのは、
戦後74年経っても川の空間には戦争の跡がくっきりと残っていたことです。

 

神田川の後楽橋の橋下にはなんと大量の銃痕が残っていました。
ガイドさんによると、この辺りで銃撃を受けた人は
米兵が飛行機に乗って笑いながら銃を撃つ姿が見えたとか。

 

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橋の裏にも銃痕。表面を歩いていると全く気が付きません。

 

スタート地点の日本橋も下の写真をよく見ると、
アーチの左側の部分が少し黒くなっているのが分かりますでしょうか。
これも船が日本橋の下で燃え続けて橋を焦がした跡だそうです。

 

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一見高層ビルが立ち並びキラキラに見える東京の街にも、
このように争いの歴史のレイヤーが潜んでいることがよく分かります。

 

 

 

街中に消えた川の入り口を見つける

 

ここまではクルーズでガイドさんに教えてもらって楽しんだ内容ですが、
地図子がクルーズで一番楽しみにしていたこと、それはズバリ・・・

 

暗渠の入り口です!!

 

今まで色々な川を歩いてきましたが、川を歩いていると必ず暗渠に遭遇します。
水の気分になって暗渠の中を流れるのは川歩きマニアの浪漫ですが、
クルーズだと水面と同じ目線で少しだけその気分が味わえます。

 

まず歓喜だったのは日本橋川から神田川に入る飯田橋近くで現れる分水路です。
お友達ののんちゃんはイケメン船長さんに注目していましたが、
地図子の関心は船長さん・・・の右のトンネル的スペースですね。
デイリーポータルさんではこの分水路の中も探検していて、羨ましい限りです。

 

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その次は神田川御茶ノ水駅近くにあるこちら。
副都心線有楽町線千川駅近くの粟島神社を水源とし、
池袋近くを通って神田川に流れ込む、谷端川の合流地点です。RPG感がすごいです。

 

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一周して日本橋川に戻ってきた後も、
日本橋川に流れ込んでいた小さい川の痕跡をいくつか見ることができます。
元々の神田川の自然の流れだった日本橋川らしい景色です。

 

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有名な橋を見上げる

 

最後の注目ポイントは、なんといっても川に流れる橋です!
普段川歩きや街歩きをしていると橋を渡ることになるので、
正面からの姿を見上げることはなかなか難しいです。
でもそんな夢を叶えてくれるのもこの日本橋クルーズ。
最後は素敵な橋を見上げていきましょう!

 

聖橋

 

神田川の橋といえば!
御茶ノ水渓谷に古代ギリシャの建造物のように架かる聖橋です。
この素敵なアーチは御茶ノ水渓谷の地盤が固いから建築可能だったそう。

 

そしてチラリと中央線が映っているのもポイントです。
船長さんこだわりのポイントでもあって、
写真を撮るために丸ノ内線神田川を越えるタイミングを待ってくださりました。

 

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柳橋

 

神田川隅田川に流れ込む直前に架かる柳橋
柳色のアーチ、実際に今でも川沿いに残る柳、
そして周りの風情ある船問屋すべてが合間って素敵な空間です。
船問屋は目黒川渋谷川で見ても、やっぱりこの神田川での風景を思い出しますね。

 

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総武線隅田川橋梁

 

柳橋の下をくぐると、晴れて隅田川に流れ着きます。
日本橋川神田川とは違って川幅が広く、波で船も結構揺れました。
上流を見ると、人ではなく総武線東京スカイツリーを横目に隅田川を越えていきます。
隅田川が大川と呼ばれていた頃の下町感を一番感じる橋です。

 

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清洲橋

 

隅田川の上に浮かぶ大きな橋、清洲橋・・・ですが、現在はメンテナンス工事中!
それでも優しい船長さんオススメポイントで、
2つの富士山のような清洲橋の間からそびえ立つ東京スカイツリーを撮るために
またしても船を少し止めてくださいました。
空も広く、スカッとした気持ちになる橋です。

 

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永代橋

 

最後は同じく美しい永代橋・・・ですがこちらもメンテナンス工事中。
奥には東京スカイツリーではなく、月島のタワーマンションがそびえ立ちます。
この辺りで船が日本橋川に戻っていくと、クルーズもそろそろ終わりです。
今度は清洲橋永代橋の工事が終わった頃、
またはガイドさんオススメの大横川の桜の時期にも乗ってみたいものです。

 

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今回の日本橋川神田川隅田川クルーズはここまでになります。
普段隣を歩いているだけの川を、実際に中を通って景色を見上げられるのは
とても楽しい思い出になりました。

 

大雨のときの増水などが話題になりやすいですが、
今はウォーターフロント開発や船での通勤構想なども進んでいますし、
このクルーズのように東京の川を身近に感じられる機会は嬉しいですね。

 

一緒に行ってくれたのんちゃん、ご案内いただいた船長さん・ガイドさん、
ありがとうございました!

 

皆さんもクルーズからちょっと違う東京の世界を見上げてみては?♡♡

 

 

 

今週のお題「夏を振り返る」