9月に入って涼しくなってきましたね、地図子です。
今回は府中用水に続いて、夏の間に行っておきたかったこちら・・・
黒川用水です!
黒川用水と聞いて「どこ?」と思われる方も多いかもしれません。
黒川用水は日野市にある用水路で、JR中央線豊田駅の近くから始まります。
地図子が大好きな日野市は用水路が多く、黒川用水はその1つです。
他の用水とは異なり、川から取水するのではなく、湧水が水源なのです!
一度3月に講座で訪れたのですが、夏の姿も見てみたくなり、れっつごー!
【2024/10/19更新】黒川用水についてのYouTubeもぜひ見てください!
崖下の湧水群
今回の黒川用水を歩く、のスタート地点は豊田駅です。
豊田駅はちょうど北口が日野台地の崖上、南口が崖下という面白い構造をしています。
豊田用水へは北口から出ますが、すぐに坂を下って崖下に出ます。
最初の湧水スポットは清水谷公園!
鬱蒼と生い茂る森の中に、透き通るような水が溜まって鯉も気持ち良さそう。
水はじゃぶじゃぶと排水溝の中を流れていきます。
山王下公園付近でも森から水が大量に流れ込んでいます。
湧水に手を入れてみると、夏でも冷たい!
ヴィークコート豊田の裏の遊歩道を流れていき・・・
黒川清流公園に到着しました!
黒川清流公園は約650mほどある広い公園で、かしこから湧水が流れ込んでいます。
水量が多すぎて柵から溢れる水、土から滲み出る水、水、水、水・・・
春や夏だけでなく、秋や冬の景色も気になる場所です。
黒川清流公園の北東端はJR中央線の線路にぶつかります。
迂回方法は・・・なんと黒川清流公園内の階段!
虫をかきわけながら日野台地の上に這い上がりましょう。
日野台地から見下ろす
日野台地の崖上に上がると、圧巻の景色!
崖上が開発されて残念ですが、こんなに高低差があると水が湧きますよね・・・
しばらく日野バイパスを歩き、ローソンの脇の階段からまた崖下に戻ります。
変わりゆく風景
最初に見せた、日野市の豊田用水の地図を確認します。
地図にはこの辺りが昔ながらの町並みと書いてあったけど・・・
川辺堀之内地区は現在区画整理の真っ只中。
地図子が歩いた黒川用水沿いも、ほとんどが新築戸建てに変わっていました。
残っている昔ながらの町並みは本当にわずか・・・
多摩地域からも昔ながらの風景が失われるのは悲しいですね。
でも地図子が大好きなふれあい橋の北側も大幅に区画整理された後だと聞いています。
日野市は用水路を上手く保全しながら町を変えていると思うので、今後も期待です!
昔の風景を慕んでいたら、あっという間に合流地点に到着しました。
黒川用水はここで豊田用水に交わって、先をいきます。
豊田用水はどうなっているのか・・・ここはまた次回で!
今回の黒川用水を歩く、はここまでになります。
湧水を起点とする用水路が残る、水の郷日野さすがです。
自然溢れる風景を四季折々のタイミングで楽しんでみたいですね!
皆さんも黒川用水の湧水に触れてみては?♡♡