皆さんこんばんは、地図子です。
最近は本当に三寒四温という感じですね。
すぐに夏になってほしいわけではないですが・・・ずっと春の気候が続いてほしい。
この間友達からケニアはずっと春の気候と聞いて羨ましくなりました。
今回は奈良でのブラ地図子第2弾!
法隆寺からさらに南下して、飛鳥を回ります。
法隆寺のときは生憎の雨空でしたが、飛鳥ではスカッと晴れてナイスタイミング。
なぜならば飛鳥は明日香レンタサイクルの自転車で巡るからです。
爽やかな風を感じながら、れっつごー!
1st Stop:石舞台古墳
石舞台古墳に到着しました。
天気が良く、石舞台古墳の周りの公園にはたくさんの親子がピクニックしていました。
地図子は15年前にも訪れているはずですが、そのときより人が増えたように感じます。
まずは石舞台古墳を外から眺めます。
巨人が積み木のように指で岩をポイと置いたとしか見えない、絶妙なバランスです。
中に入ります。
こんなに天井が高い古墳は珍しいそうで、蘇我氏の権力と財力を感じます。
地震大国日本で、こんなに長い間崩れずに残っていることもすごい・・・!
本来だったら落石注意看板がありそうなスリルを味わうことができます。
2nd Stop:飛鳥宮跡
ここで早くもお昼休憩タイムです。
今回はcafeことだまさんで、フルランチコースをいただきました。
奈良は昔ながらの街並みが色々な場所に残っていて素晴らしい・・・さすが古都。
そこから少し北上して、次は飛鳥宮跡に向かいます。
いや〜、平城京跡で忘れかけていましたが、これが奈良です。
高い建物に遮られず、青い空や近くの山々が見えるこの景色!
あまりに人が少なくてのどかなので、久しぶりに寝っ転がってしまいました。
こんな素敵な場所で、中大兄皇子・中臣鎌足らが蘇我入鹿を暗殺したとのことです。
3rd Stop:酒船石
次の目的地である酒船石は、歩いても5分かからない距離で行けます。
ブラタモリでは山の中だったので、同じ場所なのかと疑いましたが・・・
どうやらこの階段を登っていくみたいです。
自転車を一度停めて、徒歩で山の中に入ります。
酒船石がなかなか見つからないな〜と思っていたら、先に石垣を発見。
斉明天皇の頃に飛鳥にわざわざ運河を掘って、この石を運んだそう。
この急な山の中に造って、どうやって活用していたのでしょう・・・?
石垣は世界の色んな国にありますが、みんな考えることは一緒なんですね。
肝心な酒船石は・・・?
と思っていたら、看板が指していた目の前にありました。
ただ、周りの林に同化しすぎていました・・・発掘した人、よく見つけましたね。
ブラタモリの中では占いをやっていたのでは?という説がありました。
この酒船石、皆さんは何に見えますか?
この日も水が溜まっていて、占いをしたり遊んだりできそうです。
エジプトに行った地図子としては、ミイラの棺を彷彿させました。
この岩の中に、実は何か埋まっていたりしないかな・・・?
4th Stop:飛鳥寺&来迎寺
もう少し飛鳥の町を北上していきます。
飛鳥の場所すべては自転車で回るのがちょうど良い距離です。
飛鳥の人は車ではなく、自転車の時代を見越していたのではと思うくらいです。
到着したのは飛鳥寺、法号が法興寺または元興寺です。
こちらに現存する日本最古の仏像、飛鳥大仏が祀られています。
飛鳥大仏は1400年ものの間、今の場所からまったく動いていないそうです。
飛鳥寺ですが、飛鳥時代のときは法隆寺に匹敵する広さの建物だったそう。
その痕跡がお隣の来迎寺の方まで広がっています。
来迎寺の境内はコロナ関係で入れなかったのですが・・・
外の道まではみ出していた礎石は見ることができました。
2022年のこの日もつるつるに磨かれていました。
同じくこの石を観察していたおじさんがいましたが、きっとブラタモリファンです。
5th Stop:水落遺跡
最後にこのブラ地図子で一番北東の場所に来ました。
水落遺跡という、地図子が好きそうな地名の場所を見に行きます。
水落遺跡は日本で最初の水時計が置かれていた場所とのことです。
現在は建物の敷地の大枠を感じることができます。
時計にこんなに広い敷地が取られていた時代があるなんて面白いですね。
時間を精密に管理するため、礎石を使って固定していたところも見ることができます。
ここで日本の時間を生まれたと思うと、なんだか『モモ』を思い出しますね。
ここで時間が生まれなかったら、今の社会も全然違うものになっていたでしょう。
そして地図子として一番面白かったのは、水落という字名。
この字名がついていた明治時代は、ここに水時計があると知られていなかったそう。
古地図や字名を知っているのは、人間の代々の生活を知ることだと思い知らされます。
そして最後は飛鳥歴史公園沿いを快走して、明日香レンタサイクルへ返却です。
15年前の中学生のときも思いましたが、飛鳥、いや奈良はレンタサイクルが最高です。
レンタサイクルのおかげで、毎回青春の1ページを刻んでいただいてありがたいです。
みんな!飛鳥に行ったら自転車に乗ってね!
おまけ:吉野の桜は多分4月入ってからで大丈夫
法隆寺と飛鳥を存分に楽しんだ地図子。
今回奈良で初めて見てみようと思っていたのが、吉野の桜です。
都内の桜もたくさん見たし、ついに自然の桜が楽しめるのか・・・
3月最後の週末では、全然咲いていませんでした。
自分の心が綺麗なことを信じて、心の目で愛でています。
駐車場が2000円という最高値だったのですが、入口のおばさんに「本当に入るの?」と笑われました。
もはや吉野の桜への寄付だと思うしかありません。
年にもよるみたいですが、吉野の桜を見るのは4月頭で大丈夫そうです。
桜のゾーンは下千本、中千本、上千本、奥千本と4ヶ所にあります。
下千本に遅れたとしても、山奥エリアにまだチャンスがあるので、4月がオススメです。
(ただし、シーズン中は道が車の大行列になるようですが・・・)
地図子もホームページを見ながら、いつかまたリベンジするぞ・・・!
ブラ地図子in奈良シリーズはここまでになります!
奈良は色々な町がちょうど良いサイズで、昔の雰囲気があり、心落ち着きました。
そして今回移動して思ったのは、奈良から明日香までは平坦だということです。
こんな平地があったので、日本初代の都として栄えたのですね。
皆さんも奈良で飛鳥時代の歴史を体験してみては?♡♡
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