6月になりましたね、地図子です。
今年の梅雨がやってくるのは6月なのでしょうか。
それとも去年のように7月に降るのでしょうか。
もう少しこの散歩しやすい穏やかな天気が続いてほしいものです。
そろそろゴールデンウィークから1ヶ月経ってしまいましたが、
東北ロードトリップ最終回です。
最終回は・・・
会津磐梯山はっ、たっか〜ら〜のや〜ま〜よ〜♪
ということで、会津の自然を回ってまいりました。
実は会津なのですが、私は今回が初めてではありません。
中学2年生のときに研修旅行で訪れているのですが、
前回の ブラ地図子 -会津編- の場所も含めて、
まさかのどこもあまり記憶がない・・・
これは会津に興味がなかったというわけではなく、
単純に引っ越して転校した直後だったんですよね。
新しい学校の研修旅行は基本的に4-5人の班単位でどこへ行くか決めるのですが、
当時は会津の場所もピンとこず、連れていかれるがまま。
3つだけ覚えているのは、五色沼という名前が綺麗だったので行くとしたこと、
赤べこを作って持ち帰ったこと、
そして泊まった宿の部屋でみんなで「14才の母」を観たこと。
赤べこも実家にあるし、どこの宿に泊まったかは思い出せやしないのですが、
「五色沼」というキーワード。
五色沼を見たら何か当時について思い出すことがあるのか・・・?
淡い期待を抱いて、まずは猪苗代湖へ。
日本で4番目に大きい湖だそうで、奥の磐梯山と合わせて見ると最高です。
うん、とてもフレッシュな気持ちで楽しめています。
ここからは最初の歌にあった磐梯山を登っていきます。
まだ上の方にはうっすらと雪が残っていますね。
途中の展望台から猪苗代湖方面を見渡してみました。
猪苗代湖もいいですが、スキー場にちょうど良さそうな
木が生えていない長いスロープがありました。
磐梯山を越えると、ここでようやく五色沼とご対面!
名前が綺麗だから行こうとしていたとか、当時は地図子っ気は全く見られず、
どちらかというとインスタ女子の発想じゃないかこれ。
さあ、中2の思い出よ。甦れ・・・!
最初に辿り着いたのは、この青い毘沙門沼ですが、あれ?
青春の思い出は何もフラッシュバックしませんでした。
あれ?私に青春はなかったのかな?目から汗が・・・
というか、あまり交通機関もなく、当時は車も運転できなかったので、
そもそもどうやって五色沼まで辿り着いたのかという謎が深まるばかり。
そして当時はもちろん理解していませんでしたが、
この五色沼は先ほどの磐梯山が山体崩壊し、沼が細かく分かれ、
地下水脈の影響によって酸性度が変わり、色が異なるという仕組みだそうです。
先ほどのスロープも山体崩壊によってできた地形であり、
近くには本当にあの形をした天然のスキー場もあるそうです。
本当は毘沙門沼以外にも多種多様な色の沼がたくさんあるのですが、
毘沙門沼が結構広かったので、もう1つだけ次の沼をご紹介。
じゃん!
皆さんには何色に見えるでしょうか?
これはずばり「緑沼」・・・ではなく、「赤沼」でした。
よく見ると、池の淵が赤くなっています。
毘沙門沼はpH6.2の中性ですが、赤沼はpH3.9と強酸性だそうです。
すぐ隣の沼にも関わらずここまで色が違うのは、本当に地形の神秘ですね。
中学生の地図子の記憶は何も掘り返すことができませんでしたが、
今回の会津磐梯山編はここまでになります。
実は訪れるのが初めてではない場所であっても、
地形目線で再訪すれば、また新しい気持ちで楽しむことができますね!(ポジティブ)
そして旅行は余裕があって楽しめることなので、今のこの環境にも改めて感謝です。
皆さんも中学生の思い出は大事にしながら、地形目線でも観光してみては?♡♡